2016年からラーメン店の進出が目立つ京都の「金閣寺エリア・北野白梅町エリア」のラーメン店をまとめます。まだラーメン店は多くありませんが、観光客と学生が多いエリアでラーメン店の立地としては申し分ありません。
京都のラーメン激戦区

代表的な京都ラーメン(第一旭寺田店)
京都には古くから京都ラーメンと呼ばれるラーメンがあり、主に「第一旭・ますたに・ラーメン藤」さんなどのラーメンがあります。
一番の激戦区はだいぶ前から「四条~河原町~祇園」などの四条エリアで、ラーメン店舗数で言えば京都ではダントツの出店数となっています。
もうひとつ古くからあるラーメン激戦区が有名な「一乗寺エリア」です。

京都を代表するラーメン激戦区
・四条エリア ※店舗数最大
・一乗寺エリア ※有名な激戦区
細かいことをいえば、他にもラーメン店が軒を連ねるエリアはまだあるのですが、京都でラーメン店をウォッチしていると、ここ1年~2年でラーメン店の出店が目立つエリアがあります。
それが・・・・
金閣寺エリアです!
京都・金閣寺エリアが新たなラーメン激戦区に!

白く積もった雪の金閣寺
京都の金閣寺は京都市北区にあり、電車でのアクセスができないことから観光バスなどの団体客がツアーで訪れることが多いエリアです。
そのため「金閣寺・北野天満宮・平野神社・今宮神社・大徳寺」といった著名な寺社仏閣がありながら、観光地らしい雰囲気は金閣寺周辺に限定されてきました。

京都・金閣寺エリアと佛大エリアのラーメン店
しかし、このエリア付近には古くから「ラーメンタンポポ」さんなどの老舗がある「佛大エリア」が存在し、京都のベストラーメンにも選出された「とうひち」さんがオープン(2015年)した頃から賑わってきているのが感じられます。
そんな中、金閣寺エリアも立命館大学があることから「等持院ラーメン 円満や・麻婆家・二代目あくた川」さんなどが続けて出店しているのです。
鯛めし 槇 金閣寺店(2018年2月7日オープン)

鯛めし鯛そば御膳 2500円(税込2700円)
金閣寺の入口南東すぐのところにあるのが「鯛めし 槇 金閣寺店」で2018年2月7日オープンしました。
宇和島鯛めしのお店で鯛の刺身を生卵と醤油ダレで食べる「ひょうが飯」を食べることができますが、鯛出汁の塩ラーメン「鯛そば(950円)もあります。
鯛めし・鯛そばのセット「鯛めし鯛そば御膳 2500円(税込2700円)」もありますので両方の味を楽しむこともできるお店です。
豪華絢爛な金閣寺を見た後に豪華なランチをいただくのも良いものですよ。
駐車場・駐輪場はありませんが金閣寺から徒歩1分なので便利です。
ラーメンKAZU 金閣寺店(2005年8月オープン)

観光地・金閣寺にある「ラーメンKAZU 金閣寺店」
金閣寺から徒歩2分、あっさりとコッテリのラーメンがある「ラーメンKAZU 金閣寺店」さんは、2005年から金閣寺の南100メートルほどのところで営業しているお店です。
京都ラーメンというよりも京風ラーメンのお店で、観光客がターゲットなのでビジュアルには気を使っている感があります。餃子や焼き飯のセットもあります。
価格は600円~です。
駐車場はありません(北の氷室道の西や店の南にコインパーキングがあります)。ミニバイク・自転車は駐車はできません。
二代目 麺家 あくた川(2016年11月3日オープン)

濃厚な豚骨スープの家系ラーメン(二代目あくた川)
金閣寺から徒歩8分、立命館大学東門徒歩5秒のところにある「二代目 麺家 あくた川」さんは、2016年11月3日にオープンしたばかりの新店です。
同支社前の本店と同じく、オープンから連日の行列ができるお店となっており、京都にも家系ラーメンが確実に根付いていると感じられます。
スープは関東から進出したため京都では濃口の濃厚さを残しつつ、以前よりもマイルドなものに変化しています。
そういう点で「家系ラーメン」とは少しかけ離れた味わいがします。
ただし、麺は酒井製麺なので直系の流れを組む店舗です。
価格は650円~です。
駐車場はなし、自転車・バイクは隣の家屋前に駐車可能です。
京都府京都市北区小松原北町69−5(地図)
営業時間:11:30~15時、17時~21時
定休日:日曜
Twitter:https://twitter.com/akutagawa_002
麺や 未曾有(みぞう・休業中)

炙り豚ラーメン(800円)
金閣寺エリアから徒歩5分、味噌ラーメン専門店「麺や 未曾有(みぞう)」です。
こちらのラーメン店は2020年11月17日にオープンしたばかりの新店で「炙り豚・牛ホルモン・旬野菜炭焼・スタミナラーメン・赤ラーメン」といった味噌ラーメンがあります。
サイドメニューに「麦飯とろろセット(400円)・名物から揚げ(+200円)」もあるのでセットにすることもできます。
場所は金閣寺入口を右に「きぬかけの路」を歩いて3つ目の信号先(ファミマ手前)にあります。
駐車場はありませんが駐輪場が店頭にあります。
京都府京都市北区平野上柳町10−20(地図)
営業時間:11時~15時、18時~22時
定休日:月曜日、日曜夜
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/mizou.kyoto/
紫蔵(2011年10月6日オープン)

紫蔵(北区)
金閣寺から徒歩8分、家系ラーメンの雄である「紫蔵」さんは、2011年に平野神社北西角に移転してから行列が続く家系ラーメンの代表的なお店です。
マイルドでバランスの良いスープはバラつきがあるものの京都の方に合わせたものになっています。麺は酒井製麺です。
価格は700円~です。
駐車場はありません(店頭には停めないでください)。ミニバイク・自転車は店左横に若干停めることが可能です。
こういうもん家 Ro-ji 立命大前店(2020年9月14日オープン)

ラーメン店「こういうもん家 Ro-ji」さんは担々麺専門店
金閣寺から徒歩8分、担々麺専門店「こういうもん家 Ro-ji 立命大前店」が金閣寺エリアで2020年9月14日にオープンしています。
クリーミーでゴマの香る担々麺専門店でスープはほんのり甘みもあって美味しいラーメンです。
担々麺は840円からでカレー担々麺(890円)などのレパートリーもあります。
駐車場・駐輪場はありません。
金閣寺エリアラーメン まとめ

金閣寺エリアは学生と観光客がメインターゲットとなる場所です
金閣寺エリアは、昼間は観光客が多く、昼~夜は学生が多いエリアです。
これまであまりラーメン店の進出はありませんでしたが、2016年になってから金閣寺界隈で3店舗のラーメンを提供するお店が新店オープンし始めています。
観光地ということもあり、近隣住民がこの付近で食事をするというのはあまり見かけないのですが、ターゲット客層を外国人と学生に絞った経営であれば長続きする可能性が高いエリアです。
少し北の佛大エリアでは有名店で2015年オープンの「とうひち」さんに、映画「タンポポ」のモデルにもなった老舗「タンポポ」もあります。
また、少し南には2016年12月3日にオープンしたばかりの「麺屋MIYAKO」さんに、老舗の「ラーメン親爺」もある花園エリアもあります。
2016年~の新店オープンという視点でいえば、この金閣寺エリアはラーメン店の新規進出が期待できるエリアとも言えます。
また「紫蔵 vs あくた川二代目」という家系ラーメン戦争も金閣寺が舞台になっていたりします!
2016年末から京都で熾烈な争いを繰り広げているのが「紫蔵」(しくら)さんと「二代目 麺家 あくた川」さんです。京都の家系ラーメン王者の地位を賭けた負けられない戦いが始まっており、京都の金閣寺・平野神社前エリアはにわかに賑わっています。
このエリアには他にもラーメンが食べられるお店がありますので、以下に列記しておきます。
・北京亭 西店(地図)
・美濃屋(地図)
・天下一品 白梅町店(地図)
・まあご(地図)
朝6:45放送『おはよう朝日です』さんのレポーター大久保ともゆきさんが、京都・金閣寺エリアのラーメン新店を紹介してくれるという情報が入っています。放送は3月28日で「二代目 麺家 あくた川・麻婆家・等持院ラーメン円満や」の3店が紹介されます。
関西・京都の知られざるラーメン店を毎日探してどこよりも速く実食レビューを掲載しています。
※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。
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記事を書いている人
記事を書いている人は飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のある「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを経験して退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は2600件以上あります。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。