今回の「京都ラーメンブログ」は、北区紫野にあるラーメン店「タンポポ」さんです。一味唐辛子が大量にかかったラーメンは辛くないという珍しいラーメンです。伊丹十三監督作品「タンポポ(1985年)」とは関係ないのですが同じ名前です。
佛大エリアで、この辺りは中堅のラーメン店が多い場所でもあります。
京都・紫野「一味のかかったラーメン」実食レビュー

京都市北区紫野にある老舗ラーメン店「タンポポ」さん
今回の「京都ラーメンブログ」は、京都市北区紫野にある老舗ラーメン店「タンポポ」さんへ行ってきました。
創業は1947年だそうですが、現在の店舗はマンション「UKハイム北山」の1階にあります。
京都に来てラーメンを食べ歩き始めてから結構最初に来たお店のひとつで、一味唐辛子がたっぷりかかったラーメンはインパクトがありました。

一味唐辛子がたっぷりかかったラーメンはインパクト大
唐辛子といっても色々あって、辛くないものもあります。
こちらで使われている一味唐辛子は見た目と全然違って辛くないので、汗をかくこともありません。
スープは豚骨ですが一味の苦みが効いており独特のスープになっています。

京都ラーメンらしく下にはお皿がありました
京都ラーメンらしく下にはお皿が敷いてあります。(最近のお店では見ません)
麺は写真だとわかりませんが細麺です。一般的な京都ラーメンの中細ストレート麺よりもかなり細く感じます。
チャーシューは沈んでいました。
トッピングは「チャーシュー・ネギ・一味唐辛子・メンマ」と色々入っています。
味は苦めなので、メンマの甘みがちょうど良い口休めになりました。
タンポポ 基本情報

タンポポ 外観
タンポポというと伊丹十三さんの脚本・監督で監督作品としては2作品目の「タンポポ(1985年)」が思い浮かびます。
実際に映画のモデルになったのは「荻窪ラーメン」で、東京のラーメン店「佐久信」と「春木屋 軽井沢店」ですが、伊丹十三さんは京都のラーメン店も食べ歩いていたようです。
伊丹十三監督は、主演の宮本信子さんをバイクの後ろに乗せてラーメンを食べて、お店の雰囲気を宮本さんに感じ取ってもらっていたという映画記事もあります。
壬生にあるラーメン店「珍元」さんにも伊丹十三さんが取材に来たとされますが、紫野の「タンポポ」さんは特に映画とは関係ないようです。
京都府京都市北区紫野西蓮台野町57
営業時間:11:30~23時(LO 15分前)、11:30~14時(日曜)、17時~21時(日曜)
定休日:水曜日(2018年12月~2019年2月頃まで)、元旦
この記事は京都のラーメン新店調査や実食レビューに定評のある記者「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。関西・京都の知られざるラーメン店を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくし京都観光やグルメの発展を目指すことが目的です。
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