今回の「京都ラーメンブログ」は週に1度朝の3時間にしか食べられないラーメンを食べてきました。ここもラーメンマニアでさえ知らないであろう京都ラーメンのお店です。お店は「麺屋彦次郎」で、中華そばを500円で食べることができます。
ということで朝4時起きで食べに行ってきました。
週に1度だけ!京都にある幻のラーメン店

週に1度だけ!幻のラーメン店へ行ってきました
今回の「京都ラーメンブログ」は、ラーメンマニアも行かないであろう「麺屋彦次郎」へ行ってきました。
こちらは週に1度しか開店しないという幻の中華そば屋で、京都の大原で食べることができます。
和風だしの朝ラーですが、これはいつどこで食べることができるのでしょうか。
実は毎週日曜日の朝6時~9時の間、3時間のみ「里の駅 大原」で開催される「大原ふれあい朝市」に出店するのです。
麺屋彦次郎

日曜、朝6時~9時まで「大原ふれあい朝市」の風景
「大原ふれあい朝市」は日曜朝6時から3時間だけ開催されるのですが、普段は野菜などを売っている場所に近隣農家さんなどが「野菜・魚・おにぎり・団子・惣菜・うどん・ラーメン・粉もの」などの出店を出しています。
その中にあるのが「麺屋彦次郎」というラーメン(中華そば)のお店です。
つまり、週に1度3時間だけオープンするラーメン店なのです。

麺屋彦次郎
麺屋彦次郎では、うどんとラーメンにおにぎりが売られており、出店の飲食店では一番賑わっていました。
うどんは350円からとお気軽なお値段で、トッピングは別に50円~200円で「かき揚げ」などを追加することができます。
ここにあるのが、幻の「彦次郎ラーメン 500円」です。
中華そば 実食レビュー

彦次郎ラーメン 500円
ラーメンは、和風だしに味醂(みりん)の甘さのあるスープです。
たぶん「和風だし(かつお・昆布)、鶏ガラ」で、それに太めの中華麺が使われています。
トッピングは「チャーシュー、半熟卵、ネギ」とシンプルですが、チャーシューは厚みのあるものが3枚とボリュームはあります。

朝市で食べる和風ラーメンです
麺は市販のものではないと思いますが、京都の古い製麺所(うどん)で作った中華麺のような歯ごたえのあるものです(コシがあるわけではない)。
新福菜館の麺が固めになったといえばいいでしょうか。
スープには唐辛子のタレ(ラー油っぽい)がかかっており、辛くはないのですが、みりんの和風だしにアクセントを加えてあります。
そして、京都の中華そばによくある「最初からコショウがふってある」タイプのラーメンになっていました。

焼き豚も甘く味付けされています
チャーシューは、甘く味付けされた焼き豚です。
厚みがあるものが3枚入っており、500円ならかなりリーズナブルです。
焼き豚は脂身がおいしくて、なかなかのお味でした。
というのも、こちらの「麺屋彦次郎」さんなのですが、実は下鴨にある割烹の出店なのです。
麺屋彦次郎 基本情報

麺屋彦次郎、実は下鴨の割烹の出店です
「大原ふれあい朝市」なので、お店というか出店というのが「麺屋彦次郎」さんというお店です。
しかし、こちらは下鴨の北大路通にある「割烹 彦次郎」の麺屋なのです。
つまり和食の料理人さんが作っているラーメンというのが、その正体でした。
週一の朝にしか食べられない和風ラーメンは、甘めでアッサリしたラーメンです。日曜日に早起きして食べに行くのも清々しくて良いですよ。
京都府京都市左京区大原野村町1012
営業時間:朝6時~9時(日曜早朝のみ営業、売り切れ終了)
定休日:月~土
今回の「京都案内」は、毎週日曜朝6時~9時まで開催されている「大原ふれあい朝市」へ行ってきました。飲食の出店や野菜に魚の販売がされており楽しめる朝市です。規模は大きくないのですが、旬の食べ物などを楽しむことができます。
関西・京都の知られざるラーメン店を毎日探してどこよりも速く実食レビューを掲載しています。