京都・北野天満宮の縁起物「撫牛(なでうし)」は身体の悪い部分と同じところをさすって願掛けするものですが、不特定多数が触るため今年はコロナ対策で抗菌加工されていました。
2021年元旦に京都の北野天満宮へ初詣に行ったところご利益のある「撫牛(なでうし)」が抗ウイルス・抗菌加工されていました(コロナ対策)。「撫牛(なでうし)」のように不特定多数の人が触るものなので2020年の新型コロナの蔓延で抗ウイルス・抗菌加工されたようです。
2021年元旦(丑年)の北野天満宮へ行って来ました。
全国でも有名な学問の神・菅原道真を祀る天満宮のトップに君臨する神社です。
地元で近くなので混雑を避けるために昼に行って来ましたが、2021年の混雑状況は例年よりもやや人が少ないように思えました。
例年であれば一の鳥居のある参道には屋台などが立ち並ぶのですが、2021年は新型コロナウイルスの影響もあり混雑を避けるために出店は一切ありませんでした。
混雑度も例年とは違って半分くらいの人出のようです。
参考までに二年前の2019年元旦に撮影した北野天満宮の一の鳥居の写真です。
出店が多く人もたくさんいるのが分かります。
参道も人通りが例年に比べ少なめで心なしか歩きやすい印象があります。
しかし、本殿前は激混みです。
これはお賽銭やお詣りなど一番時間が必要な場所なので仕方ありませんがかなりの「密」と言えます(なので横脇から初詣しました)。
鈴なりは設置していないようで静かな雰囲気なのが昨年までとは違う点です。
さて、帰りに参道で北野天満宮の名物「撫牛(なでうし)」を撫でていこうか悩んでいると、横に手指消毒液が設置されていました。
それでも不安だったので撫でないことにしましたが、そこには驚くべき表記があったのです。
撫牛(なでうし)には抗ウイルス・抗菌加工を施しています。
それも認証マーク付きで撫牛(なでうし)の横に看板が設置されていたのです。
よくよく考えれば、新型コロナ関係なくても不特定多数が触るのだから抗ウイルス・抗菌加工を施してあってもおかしくはないなと思いつつ見たのですが新型コロナの影響は私たちの小さな生活の隅々にまで浸透しているのがよく分かる事例でした。