2019年の元旦正月に京都の菅原院天満宮神社で初詣する場合の注意点や見るべきスポットを紹介します。初詣の混雑具合や駐車場の行列に「お守り、絵馬、御朱印」の値段(初穂料)なども網羅してあります。
地元の神社なので現地へ行って調査している正確な情報です。
菅原院天満宮神社 学業の神様・菅原道真を祀る神社
![菅原道真が祀られている「菅原院天満宮神社」](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-28_230339.jpg)
菅原道真が祀られている「菅原院天満宮神社」
京都の丸太町に「菅原院天満宮神社」という神社があります。
地元ではあんまり行かれる方もいらっしゃらないかと思いますが、京都御所の西・烏丸通沿いにあるので観光客などが多い神社です。
この「菅原院天満宮神社」は、名前の通り「学問の神様 菅原道真」を祀った神社で、元々は菅原家の邸宅「菅原院」があった場所です。
![菅原道真が生まれた「菅原院」が神社になりました](https://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_000940.jpg)
菅原道真が生まれた「菅原院」が神社になりました
菅原道真は生まれたという場所で、道真の没後に寺と小さい祠が建てられました。その小さい祠が、今の「菅原院天満宮神社」になっており「学問・諸芸・就職」を祈願する参拝者が訪れています。
上の写真は「酉」と書かれた巨大絵馬が映っていますが、2017年12月28日に「戌」の絵馬に切り替わっています。
・学問、諸芸、就職のご利益があるとされる
・菅原道真は生まれた場所にある
・他にも「皮膚病、癌封じ」にご利益があるとされる
菅原院天満宮神社 初詣の混雑状況
![小さい神社なので近場の方が初詣に来るくらいで混雑などはありません](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_001750.jpg)
小さい神社なので近場の方が初詣に来るくらいで混雑などはありません
菅原院天満宮神社は、地元的にはさほど知られていないため、初詣でも近隣から初詣に来るくらいです。
そのため、行列などの混雑はあまりないと言える神社です。
学問の神様であれば、同じ上京区の「北野天満宮」へ行く方の方が圧倒的に大多数だからです。
また、すぐ近くには有名な「護王神社」があり、そちらの方が敷地は広く、知名度もあります。
丑年の年は、いくらか人気があるのですが、それ以外の年なら閑散としています。
・敷地は狭く、すぐに見終わるので混まない
・近くの「護王神社」に初詣の参拝者が流れる
菅原院天満宮神社の初詣 参拝時間
![夜は境内に入れません](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_005516.jpg)
夜は境内に入れません
拝観時間は「7時~18時」で、夜は門が閉じられています。
大晦日だからといって開けてあるわけでもないようです。
12月31日の「大晦日」から菅原院天満宮神社に行かれる方もいらしゃらないとは思いますが、元旦の朝7時以降に初詣へ行くようにしてください。
菅原院天満宮神社の御祈祷料(初穂料)
![御祈祷はしていますが電話で予約すべきでしょう](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_010124.jpg)
御祈祷はしていますが電話で予約すべきでしょう
御祈祷受付はしていますので、連絡すれば「初宮詣、学業合格祈願、厄除祈願、がん封じ」などの各種ご祈祷を受けることができます。
宮司ひとりで「菅原院天満宮神社」と「京都御苑厳島神社」を担当していますので、事前に電話などで確認した方が良いと思います。(TEL:075-211-4769)
案内にはご祈祷料は書かれていませんが、初穂料5000円です。
・初穂料は5000円
・事前に「TEL:075-211-4769」へ連絡が望ましい
・メールアドレスは「jyuyohin@sugawarain.jp」
各種お守り
![各種お守りの初穂料は500円~700円です](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_012509.jpg)
各種お守りの初穂料は500円~700円です
小さい神社ですが、お守りなどのグッズは多く扱っています。
お守りは「学業守、合格守、安産守、厄除守」など、初穂料は「500円、700円」になっていました。
・合格守 500円
・学業合格守 500円
・合格梅守 500円
・合格鉛筆 500円
・安産守 700円
・厄除守 700円
・癌ふうじ守 700円
・天神様屏風御守 1500円
絵馬
![各種絵馬の初穂料は500円です](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_013240.jpg)
各種絵馬の初穂料は500円です
社務所には、各種絵馬もありました。
初穂料は500円で、絵馬は本殿の右わきにかける場所があります。
・絵馬(巳) 500円
・絵馬(龍) 500円
・絵馬(丑) 500円 ※2種類
・癌封じ絵馬(梅丸大神) 500円
御朱印
![社務所があり「御朱印」もあります](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_012048.jpg)
社務所があり「御朱印」もあります
社務所では「御朱印」も受けることが可能です。
御朱印は初穂料300円で、朱印帳(1200円)の販売もあります。
社務所に誰もいない場合は、入ってすぐ右の真正面にある社務所のインターホンを押してみてください。(ちょっと出かけていることもあります)
菅原院天満宮神社御朱印 pic.twitter.com/VfCNSTHzaE
— てい吉 (@teikichi20) 2016年3月22日
菅原道真と丑(牛)の関係
![菅原道真の神社には必ずある「丑(牛)」](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_013951.jpg)
菅原道真の神社には必ずある「丑(牛)」
菅原道真の神社には必ずあるのが「丑(牛)」の置物です。
菅原道真と丑(牛)の関係は「菅原道真が丑年生まれ」であること、さらに道真が都落ちをする時に牛が道真を守ったという言い伝えがあるからです。
・都落ちする菅原道真を牛が守った
・道真の埋葬地は、亡骸を乗せた牛車(ぎっしゃ)が歩くままに決めた
初湯の井戸
![初湯の井戸とは菅原道真の産湯に使った井戸のこと](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_014646.jpg)
初湯の井戸とは菅原道真の産湯に使った井戸のこと
菅原院天満宮神社の境内には、菅原道真の産湯に使った井戸「初湯の井戸」があります。
京都の地下には地下水のタンクのようなものがあり、水の上に浮かんでいる都市ですが、市内では各地に飲むことができる井戸が多く存在します。
こちらでも境内に入ってすぐ真正面くらいに「蛇口」があるのですが、そこから地下水を持ち帰ることができます(容器持参)。
この井戸は平安時代からあるものが、そのまま残っているとされています。
梅丸大神社
![梅丸大神社](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_015704.jpg)
梅丸大神社
境内には「摂社」があり、梅丸大神社は「癌封じ」の神様として知られています。
写真の左が「梅丸大神社」で、右が「和融稲荷社」になります。
和融稲荷社は「商売繁盛、五穀豊穣、開運」などの神様として祀られていました。
・和融稲荷社(写真の右)
・地蔵社
・戸隠社
駐車場・駐輪場について
![駐車場・駐輪場はありません](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-29_020428.jpg)
駐車場・駐輪場はありません
菅原院天満宮神社は、街中にある小さな神社で「駐車場・駐輪場」はありません。
駐車場は、コインパーキングが隣りの「京都御所」の東西にありますが、西側は御所の「中立売御門」の中に入って右側が駐車場になっています(現在は、工事で「蛤御門」が入口に変更されています)。トイレなどもそこにありますが、菅原院天満宮神社からは徒歩5分ほどの距離があります。
駐車料金は3時間まで500円で、利用時間は「8:40~20時」であるため、それ以外の時間帯は烏丸通沿いのコインパーキングを使うことになります。
菅原院天満宮神社 アクセス方法
![菅原院天満宮神社へ行くには地下鉄「丸太町駅」が便利です](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-28_225800.jpg)
菅原院天満宮神社へ行くには地下鉄「丸太町駅」が便利です
上菅原院天満宮神社への行き方(アクセス方法)ですが、地下鉄で「丸太町駅」から徒歩で行けるので便利です。
京都御所の西側にあり、近くには「護王神社」もありますので、一度に初詣を済ますこともできます。
バスで行く場合は、バス停「烏丸下立売」が一番近いバス停ですが、三条京阪や四条河原町から出る「51系統」しか通りません。バス停「烏丸丸太町」からでも近い場所にあり、そちらは「203系統、204系統」が停車します。
京都駅からは市バスで直通路線はありませんので、京都駅から地下鉄烏丸線で「丸太町駅」で行く方が速く到着します。
拝観時間:7時~18時
URL:http://sugawarain.jp/about/event/
Blog:http://sugawarain.seesaa.net/