広河原里山フェスティバル @京都市左京区の里山を訪問レビュー

今回の「京都案内」は8月11日に開催された広河原の「広河原里山フェスティバル」へ行ってきました。左京区の5集落「久多広河原花脊別所百井」の地域の人々が行っている屋台などが出ていました。

このあたりは京都でも特に景観の良い里山の雰囲気がある場所です。

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広河原里山フェスティバルへ行ってきました


桂川の源流域で開催されている「広河原里山フェスティバル」

桂川の源流域で開催されている「広河原里山フェスティバル」

8月11日(山の日)に京都・広河原で「広河原里山フェスティバル」が開催されていたので行ってきました。

左京区の山間地域にある5集落が合同で行うイベントで、広河原スキー場近くの広場で行われました。

久多(くた)
広河原
花脊
花脊別所
百井(ももい)

実は、この5集落は京都でも屈指の景観の良さ(里山)で、夏に行くと少し涼しい上に景色も良い場所です。

個人的には「久多(くた)・花脊別所」の2か所は好きでよく行きます。

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地域の味が楽しめる屋台や特産品・野菜の販売


カレー・パスタ・地域の特産品などがありました

カレー・パスタ・地域の特産品などがありました

5集落合同イベントといっても、規模は小さいものです。

特産品や野菜の販売、そして地域の味が楽しめる屋台が出ていました。

特産品 2件
野菜販売 1件
屋台 2~3件

野菜はキュウリとかナス

野菜はキュウリとかナス

野菜はキュウリとかナスが100円で販売されていました。

スーパーでも似たような値段で買えるものなので、こういった里山を強調したイベントでは「量が多い」とかなどのお得感は必要かなと思われました。

こういう里山イベントでは特色とか差がなければ、わざわざ街中から人は来ないからです。

里山の食材で作ったパスタ

里山の食材で作ったパスタ

屋台では「里山の食材で作ったパスタ」も500円で販売されていました。

こういう3次産業で付加価値をつけたものが、今は喜ばれるので良いですね。

地域の方も「安くてボリュームがある」と話しており、多くの方が食べていました。

バジルソースにクルミ・しめじ・ジャガイモのパスタです

バジルソースにクルミ・しめじ・ジャガイモのパスタです

バジルソースに「クルミしめじジャガイモ」のパスタで、しめじが良い香りをだしていました。

500円でおなか一杯になるので、自転車やバイクのツーリング客の皆さんも食べていました。

チキンカレー 500円

チキンカレー 500円

広場にある古民家では「チキンカレー」も500円で売られていました。

チキンが多いカレーで、逆に言えばチキンだけのカレーです。

里山なんで野菜も見えた方がいいかもしれませんね。

でも、水田を見ながらカレーやパスタを食べると美味しく感じます。

広河原里山フェスティバル


桂川の源流域で景色もきれいです

桂川の源流域で景色もきれいです

今回行った広河原は、嵐山も流れる桂川の源流域で、集落がポツポツあるような場所です。

まさに「里山」なのですが、普段は何もない静かな所です。

でも、こういう場所だからこそ、今の夏休み期間は週末にはこういったフェスティバルがあっても良いと感じました。

京都の町中は混んでいるし、京都の地元の方だからこそ近場の田舎に子供連れで遊びに行きたいと考えるものです。

田舎もどんどん都会と交流を持っていかなければ寂れるばかりなので、お互いに接点を見つけるべきだと思います。

今回のフェスティバルも頑張って2週くらい(週末だけ)開催すれば、もっと知名度も上がるんじゃないかなと感じました。

田舎はイイぞぉとは申しません

田舎はイイぞぉとは申しません

なお、このブログでは地域振興のため、田舎の記事はたくさん書いてきましたが、田舎を絶賛する気がありません。

結局、田舎って不便だし娯楽もないからです。

でも、田舎ってのは「なんかイイ」というのが田舎の魅力だと思います。

こういうイベントでは「なにをすればいいのか?」とか考えずに、どんどん地元のそのままの姿を出していくことが大切です。

屋台も普段作っているものを食べられるお店とかで十分なんで、屋台を増やす方向で考えれば成功しそうなイベントだと感じました。

京都府京都市左京区広河原菅原町115
URL:http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000223306.html