今回の「京都案内」は「新京野菜」というジャンルの野菜「京ラフラン」を紹介します。京ラフランは京都大学と京都市がコラボして開発したまったく新しい京野菜で「新京野菜」として売り出そうとしている野菜です。
この「京ラフラン」を実際に入手して食べてみたので実食レビューします。
京都には「新京野菜」という野菜がある

京大とコラボした新品種らしい・・・・
今回の「京都案内」は京野菜です。
これまでも京野菜を扱ってきましたが・・・・
なんと!今回の野菜は「新京野菜」というニューフェイスの京野菜なのです。
京都でもまだ3軒ほどの農家さんでしか扱っていない野菜で、京都大学とコラボして開発した品種らしいのですが・・・・
京大とコラボした新品種「京ラフラン」

京都には「京ラフラン」という新京野菜がある
さて、この「新京野菜」とは何という野菜なのでしょうか?
その気になる新京野菜とは・・・・
京ラフラン
というお野菜です。

大根とキャベツの仲間「コールラビ」の属間雑種から生まれた野菜
大根とキャベツの仲間である「コールラビ」の属間雑種から生まれた野菜で、「京ラフラン」の「ラフ」は大根の学名「ラファヌス・サティヴァス」から取り、「ラン」はキャベツの和名「甘藍(かんらん)」から名付けられました。
「ラフ」 大根の学名「ラファヌス・サティヴァス」
「ラン」 キャベツの和名「甘藍(かんらん)」
3月中旬~5月中旬の野菜ということで、今がまさに旬となっています。
葉は大根の葉のおいしいやつ、茎はアスパラの味わい

京ラフラン こんな感じの野菜です
とりあえず生食してみたのですが、葉は大根の葉のマイルドな感じで、茎はやや甘みのあるシャリシャリした食べやすい野菜でした。
食べやすいので何でも合いそうな野菜です。
・葉は大根の葉のおいしいやつ
・茎はアスパラの味わい
京ラフラン 実食レビュー

塩ゆでしたらアスパラなみのコクと甘みがでました
ということで、実際に「京ラフラン」を食べてみましょう。
茎は軽く塩ゆでしただけなのですが、甘みが増してアスパラのようなコクが出ました。
葉は、ソーセージと一緒に塩コショウで炒めたところ、こちらも油とソーセージとの相性がよくて、お肉の添え物として使うと合うお野菜でした。
茎は茹でると結構なコクが感じられ、葉は油で炒めるとややあった苦みがなくなり、一緒に炒めたソーセージのアクセントになって美味しかったです。
京ラフラン まとめ

葉は茹でてから油で炒めるとおいしそうです
京ラフランのオススメの料理としては「アサリのコンソメ煮」や「ペペロンチーノ」などが挙げられており、茎は塩で茹でてマヨネーズで食べると良いと教えてもらいました。
茎は茹でるとアスパラガスにソックリの味わいになります。
葉は刻んでから、お肉類と一緒に油炒めにすると肉のアクセントになります。
・葉は油炒めが合う
・茎はアスパラガスのように食べられる
・カルシウムがほうれん草の1.7倍
・ビタミンCが2.9倍
・京大とコラボした新京野菜というジャンルの野菜
・京都ではまだ3軒程度しか生産していない