今回の「京都秘境ハンター」は京都の筍(たけのこ)の産地である大原野まで行って朝獲れ筍を食べてきました。大原野は粘土質の土壌で育つ竹林があり、品質の良い筍が採れる有名な竹の子の里です。今回は、大原野の無人販売所や竹の子御飯を売るお店を見て、竹の子御飯を食べてきました。
「京都秘境ハンター」始まります!
筍亭(じゅんてい)で筍が食べたい! → 即却下
温泉担当 「( º言º)」
最近とかくご機嫌ナナメだったうちの困ったちゃん温泉担当ですが、ようやくその原因がわかりました。
温泉担当 「た、たたた!タケノコ取材はいつ行くつもりなんだなっ!( º言º)」
そうです。我々は忘れていました。
3月下旬からタケノコの話題をふりつつ、まだ新タケノコってお高いでしょみたいなことを理由に、その後タケノコのことなどうっかりサッパリ忘れていたのです。
そこで温泉担当にどこで食べたいのかを問いただしてみると・・・・
温泉担当 「筍亭(じゅんてい)d(ŐдŐ๑)」
などとほざきよります。
京都でも有名なタケノコ料理店「筍亭」さんは懐石料理で、お座敷で食べるような筍料理です。
貧乏人の我々にはとてもじゃないけど一生働いてもいけないようなお店なのです。(ちなみに、お料理のご予算3000円~です)
大原野(西京区)まで筍を食べに行く
ということで、今回の「京都秘境ハンター」は、春ということで京都のタケノコの里で新筍を食べてきました。
京都でタケノコといえば「大枝塚原産(おおえつかはら)」が有名ですが、他にも「大原野産(おおはらの)」などが知られています。
大枝塚原(京都市西京区)※白子たけのこ
大原野(西京区)
嵯峨野(右京区北嵯峨の隠し田)
今回は、大原野(西京区)の秘境まで出かけてみることにしました。
なぜなら、この大原野には竹林があり、周囲では筍の産直販売が盛んに行われているからです。
京都・筍の産地 大原野では筍・無人販売所はどこにある?
では、京都の大原野のどこで筍は購入できるのでしょうか?
実は、洛西から大原野神社に向かう「大原野道」や近くの府道10号線や140号線付近に、今の時期なら産直がたくさん出ているのです。
京都・筍の産地 大原野では筍は小さいものだと100円からと激安な価格で朝獲れ筍が売られています。
この産直は数も多く、府道10号線沿いにあるので比較的行きやすい無人販売所です。
さぁ!安いので買っていきましょう!
とおもったら!
温泉担当 「え?なに?調理するの?( ತಎತ)」
とほざきだしました。
そうなんです、筍はアクを取らないといけないし、皮むきしないといけないし、皮をむくと食べられる箇所はごくわずかと色々と面倒なのです。
京都府京都市西京区大原野北春日町80
竹の子御飯 やまびこ
筍といえば「鷹の爪・米ぬか」でアクを抜くと思われていますが、実は農家がオススメする筍のアク抜き方法は、竹の子は皮をむいて小さく切ってお湯で茹でるだけという方法です。
なので、手間はそれほどかからないのですが、いますぐ食べられるわけではありません。
天気も良いし、できればピクニック気分で食べたいわけです。
そこで、竹の子ご飯 400円の「竹の子御飯 やまびこ」さんへ向かうことにしました。
筍の時期しかオープンしていませんが、今ならお店が絶賛開店中です。
タケノコの煮物や竹の子御飯が売られており、ここで「竹の子ご飯のパック(400円)」を買うことにしました。
では、近くの「大原野神社」まで食べに行きましょう!
京都府京都市西京区大原野南春日町382
大原野神社
ということで、お気軽ご気楽に筍を入手した我々は近くの「大原野神社」に向かうことにしました。
大原野神社はかなり大きな神社で、池や茶屋などもあって、こんな僻地に立派な神社があることにビックリするくらいの場所です。
ここには「千眼桜」や「瀬和井(せがい)」などの見どころもあったりします。
「瀬和井(せがい)」は清和天皇の産湯ともいわれる井戸のことです。
そんな景色を見ながら、境内のベンチで先ほど買った竹の子御飯を食べることにしました。
筍は軽い苦みはあるものの、出汁の味がしみたおいしい筍です。
自分でタケノコを買って料理するのも良いですが、お気軽ご気楽にタケノコを食べたい方には、今回のコースはオススメですよ。
次回の「京都秘境ハンター」もお楽しみに!
京都府京都市西京区大原野南春日町1152
URL:http://oharano-jinja.jp/