新型コロナで京都の観光客が激減しています。観光地では中国人観光客の姿が消え、とあるホテルでは2月に2000件ものキャンセルがあったそうです。知り合いの飲食店も客足が7割減、とあるお店では何日も売り上げがゼロが続いたとの報告もあります。今回はそんな「京都の観光客が少ないことがよく分かる写真」を撮影してきました。
- 新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「金閣寺」の写真
- 新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「平安神宮」の写真
- 新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「新京極通・寺町通」の写真
- 新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「錦通」の写真
- 新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「祇園(北側)」の写真
- 新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「祇園(南側)」の写真
- 新型コロナででも行列ができている「マルシン飯店」の写真
- 新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「一乗寺」の写真
- 新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「銀閣寺・浄土寺エリア」の写真
- 新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる写真まとめ
新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「金閣寺」の写真
世界規模で流行している「新型コロナ」の影響は、全世界に経済的にも健康的にも被害をおよぼしています。
観光都市である京都の経済にも当然のように直撃していて、観光地には観光客の姿(主に中国人観光客)を見ることがなくなりました。
理由は中国が海外旅行を制限しているからです。
上の写真は京都の金閣寺にある駐車場ですが、普通ならここに10台以上の団体観光バスが並んでいるはずです。
しかし、2020年3月12日(木曜日)に行ったところ・・・・
団体観光バスはゼロでした。
ただ、観光客がまったく来ていないということではなく、日本の方や中国以外の国からの観光客は境内で観光を楽しんでいました。
それでも、やはり人が少ないのは確実で、日本の方も外出を控えているのが目に見えて分かります。
なんか久しぶりにゆっくりと金閣寺を見て回ることが出来ましたが、この騒動が終息するまでは繁華街や人が集まるところへ出向くのは心理的にもなかなか難しいようです。
新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「平安神宮」の写真
次に京都の平安神宮の写真です。
2020年3月13日(金曜日)に撮影したものですが、観光客は少なくまばらに歩いている状況です。
もともと、平安神宮は混雑する場所でもないので、オフシーズンであれば観光客が少ないのは珍しい状況ではありません。
ただ、やっぱり新型コロナの影響を感じざるを得ないのは近隣のセブンイレブンでたむろしている観光客が全くいなかったことです。
普段なら賑わっているお店に観光客が少ないのが目に見えて分かるので、外国人観光客が減っているのが分かります。
新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「新京極通・寺町通」の写真
上の写真は2020年3月13日(金曜日)に撮影した京都の繁華街「新京極通・寺町通」の写真です。
それなりに人が歩いているのが分かりますが、人数的には繁忙期の5割~7割減くらいに見えます。
目立つのは西洋人観光客、中国人観光客がいないことで西洋人が目立つように思えました。
お店のオーナーの方にお話しを聞くと、やはり「客数は7割減くらい」と言っており、売り上げに大きな影響があるとのことでした。
新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「錦通」の写真
先ほどの「新京極通・寺町通」は南北に通る広めの商店街です。
そこから東西へと通る「錦通」はとても狭く、常に観光客が多くいて前に進むのも困難な通りです。
上の写真は同じく2020年3月13日撮影のものですが、本来であれば通りたくないほど混んでいる通りが空いているのが分かります。
この錦通は小さなお店がたくさん集まっているところ。
今なら空いているのでお店巡りもしやすそうですが、狭い通りであるため心理的に通りたくない人も多いかもしれません。
新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「祇園(北側)」の写真
本来なら祇園・八坂神社周辺は観光客が集中するエリアです。
その場所で撮影したのが上の写真(2020年3月13日撮影)なのですが、人がほとんど歩いていません。
新京極通・寺町通・錦通と比較しても観光客が目に見えて激減しているのが分かります。
目の前の四条通も渋滞なくスムーズに走ることができました。
新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「祇園(南側)」の写真
四条通の南側「祇園」にも人が歩く姿が少なく、観光客が激減しています。
特にこの祇園エリアは中国人観光客が多かったこともあるかと思いますが、ここまで減っているのは台風の日でもなかなか見かけない風景です。
新型コロナの影響はとても大きいと言わざるをえません。
上の写真は別の日(2020年2月28日撮影)ですが、祇園の風景です。
本来なら観光客でごった返しているのが常ですが、人通りもまばらです。
でも、これで良いのかもしれません。
先日のニュースで祇園の料亭の方が「祇園は選ばれた人だけが来れば良い」と言い切っていたからです。
その言い草が正しいのか間違っているのか、今後そのお店がどうなるかによって結果がでることでしょう。
新型コロナででも行列ができている「マルシン飯店」の写真
さて、繁華街には人は少ないのですが、有名店の行列は結構見かけました。
そのひとつが「マルシン飯店」の行列。
先日も『マツコの知らない世界』で紹介されたばかりの中華料理店です。
行列数は3割減というところ、テレビの影響が大きいということでしょうか?
全般的に飲食店では人が入っているのを見かけます。
やはり、観光はしなくてもいいけど「腹が減る」のは人として当たりまえなので飲食店でも有名店はそこそこ並んでいました。
新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「一乗寺」の写真
京都のラーメン街道と呼ばれる「一乗寺」にも行ってみました。
上の写真は2020年3月7日撮影なので「土曜日」の風景です。
ただ、これは普通でラーメン店によっては行列ができるというのが普段の一乗寺です。
普段から行列がないお店はいつも通り行列はありません。
ただ「高安、びし屋、池田屋」は行列ができており、やはりここでも有名店には客が並びに来ているという結果となりました。
でも、それ以外のラーメン店では閑古鳥がないています。
上の写真は「驚麺屋」さんというお店ですが、平日昼間の営業を休止すると貼紙がしてありました。
こちらは店主さんの体調悪化が理由のようです(新型コロナウイルスは特に関係なし)。
新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる「銀閣寺・浄土寺エリア」の写真
同じく土曜日(2020年3月7日)の「銀閣寺・浄土寺エリア」の風景です。
こちらも観光地は閑散としていましたが、有名な飲食店には行列ができていました。
それが「日の出うどん」です。
メディアで多数紹介されているお店はこういった状況下でも一定数の集客ができるというのを目の当たりにしました。
しかし、こういう時だからこそ不特定多数の人が多い場所へと出向くよりも、空いている地元のお店が良いのではないかと個人的には思います。
新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる写真まとめ
ということで、新型コロナで京都の観光客が少ないことがよく分かる写真まとめでした。
影響が出始めた頃、京都のブログなどで「観光客来なくていい」みたいなことを書いている方もいましたが、まぁそんな稀有な人はほんと珍しい存在で、京都というのは観光で成り立っている街です。
人が多ければ多いで「バスが混む」とか「観光客が多くて迷惑」とか言う人もいますが、観光で生活している人も多いので、そんなことを言う人ばかりではありません。
嵐山では観光客が激減して「空いてます嵐山」という広告も出していますが、観光客が減って困る人は京都には多いのです。
知り合いに聞いた話では、京都のあるホテルでは2月だけで2000件のキャンセルがあったそうです。
飲食店でもひどい場合は7割ほど客足が減っているそうです。
本当に「観光客来なくていい」のか?
いま一度考え直した方が良いと思います。