今回の「京都案内」は、京都の日曜朝に楽しむ「朝風呂」と「朝ごはん」です。銭湯は「船岡温泉」に入り、その後は目の前の八雲食堂で朝ごはんをいただくというルートになります。風呂と朝ごはんで1010円というお値段なのでお気軽です。
今回は懐かしの銭湯ドリンク「ヒシヤクール」も飲んできました。
京都の日曜朝風呂といえば「船岡温泉」

京都の日曜朝といえば「船岡温泉」
京都の「船岡山」は京都の目印ともいうべき山ですが、その界隈はゲストハウスなども多くて「鞍馬口通」には洒落たお店が立ち並ぶようになってきました。
もし、日曜にこの界隈に宿泊することがあれば、朝8時からオープンしている「船岡温泉」に立ち寄ると良いでしょう。
毎週日曜日にだけ早朝風呂に入ることができるため、朝8時頃から「船岡温泉」は人で賑わっているのです。

元は料理旅館、1947年(昭和22年)からは銭湯になっています
元は料理旅館だったこともあり風格のある建物です。
銭湯は、1947年(昭和22年)からで歴史もあり、マジョリカタイルと欄干の透かし彫り、ケヤキの格天井にも施された彫刻が見どころです。
京都最強銭湯との呼び声も高く、露天風呂、電気風呂、泡風呂などもある広めの銭湯で、外国人にも人気があります。
入浴料は430円です。

船岡温泉のマジョリカタイル

欄干の透かし彫り、ケヤキの格天井
京都の朝風呂で飲むサイダー「ヒシヤクール」

関西の地サイダー「ヒシヤクール」
京都の銭湯には、昔ながらの地サイダーが売られているのですが、そのひとがが「ヒシヤクール 100円」です。
いつもは「フジローヤルサニー」を飲むのですが、朝なのでシャキッとするサイダーを飲むことにしました。
炭酸はさほど強くないサイダーで、味はいたって普通のサイダーです。
京都の銭湯で見かける割りには、どこの製造かはあまり語られることはありません(王冠・瓶にも書いていません)。
仕入れは、京都・伏見で地サイダーを製造している「城南鉱泉所」さんで、中身は「サクラサイダー」です。
サクラサイダーは「フジドリンク」とか「ヒシヤクール」の瓶に詰められて売られているのですが、中小の飲料メーカーではこういった売り方をしていることがあります。
ちなみに、この瓶にミカン水を詰めて売っていることもあります。
八雲食堂 船岡温泉近くで朝ごはん

船岡温泉近くの八雲食堂
さて、風呂上がりには朝ごはんを食べましょう!
船岡温泉近くに「八雲食堂」というお店があります。
ゲストハウスですが、朝9時から朝ごはんの定食「八雲定食 580円」を食べることができます。
定食は「玄米ごはん、自家製味噌汁、おかず2皿、サンピン茶」という構成です。

八雲定食 580円

「人参しりしり」と「クーブイリチー」
当日の小皿は「人参しりしり」と「クーブイリチー」でした。
どっちも沖縄県の郷土料理なんで、京おばんざいではないのですが、まぁ似たようなもんです。
「人参しりしり」は甘い人参の炒めたものです。ごはんに合うおかずです。
「クーブイリチー」は昆布の炒め煮のことで、お野菜とお肉が入ったもので、油分も少しあるのでコクがあります。

人参しりしり

クーブイリチー
どちらも量があります。
野菜たっぷりで、健康的すぎる朝食です。
また、玄米ごはんも付いているので朝からパワーがでるし、頭もスッキリして、その日はシャキシャキ動けるようになります。
朝ごはんは大事ですよね。
船岡温泉と八雲食堂という黄金ルート

京都の日曜朝に楽しむ「朝風呂」と「朝ごはん」
ということで、今回の「京都案内」は、京都の日曜朝に楽しむ「朝風呂」と「朝ごはん」でした。
朝風呂は歴史情緒あふれる「船岡温泉」の朝8時から営業している朝風呂です。(入浴料430円)

八雲定食 580円
その後は、朝ごはんを食べに徒歩30秒もかからない目の前の「八雲食堂」で、朝定食「八雲定食 580円」でした。
船岡温泉から八雲食堂へという「黄金ルート」で、この後は「建勲神社」や「大徳寺」に「今宮神社であぶり餅」など、色々と楽しめるエリアです。
どちらも合わせて1010円とお気軽で、サイダーは100円でした。