京都のイオンモール高の原店には、建物内に京都と奈良の県境があります。北が京都府で、南が奈良県です。イオンモールが県境にまたがって存在しているのが理由ですが、店内には県境が書かれていたりします。
珍しい事例なのでテレビでも紹介されるなどしている名所です。
京都府と奈良県の県境がある「イオンモール高の原」

これが京都府と奈良県の県境です(イオンモール高の原店)
京都の「イオンモール内に県境ある」というのをご存知でしょうか。
場所は「イオンモール高の原店」で、モール内を歩いていると突然「県境」が現れるのです。
実は、この建物自体が京都府と奈良県の県境に建っているからなのですが、警察の所轄を明確にするために書かれているとも噂になっていたりします。

現在はほぼ名所になっています(イオンモール高の原)
県境には「京都、奈良」と書かれた境界線が通路に描かれていました。
珍しいのでテレビなんかでも紹介されることがあって、今ではこんな名所チックな演出がされています。
こっちが京都、あっちが奈良と行ったり来たりする人はほぼいませんでした。
県境がある「イオンモール高の原店」
では、この県境がある「イオンモール高の原店」はどこにあるのか地図で見てみましょう。
確かに京都府と奈良県の県境にありますが、地図では建物に沿って県境が描かれています。
この県境なのですが住所的には京都府として登記されているようです。
高の原の駅は奈良県、イオンモール高の原は京都府にあるとなっているからです。これは法人税との兼ね合いかもしれませんが、ほんのちょっとだけ奈良県を侵食しちゃっている県境ということになりますね。
URL:http://www.aeon.jp/aeon/takanohara/
京都府と大阪府の境にあるJR東海道本線「山崎駅」
実は、同じような事例が駅でもあります。
京都と大阪の境界にある駅、JR東海道本線「山崎駅」です。
駅のホームに府の境界があります。
山崎駅のホームには、京都府と大阪府の府境がある。
(固定資産税はどうやって納めてるんだろ) pic.twitter.com/DgDJzVdeT6— s_cyah, krov_za_krov (@podavitsja) 2017年8月11日
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