今回の「京都案内」は、ニッチな飲み物「山椒酒」についてです。山椒酒はホワイトリカーに山椒を漬け込んだ薬用酒のことですが、京都には「山椒酒」が飲めるお店が2店舗ほどあります。山椒酒をご存じない方も多いと思いますが、唇がヒリヒリするほど辛いお酒です。
では、京都で「山椒酒」が飲めるお店とはどこにあるのでしょうか。
「山椒酒」とは

山椒酒は、山椒の実・山椒の葉(木の芽=新芽)を漬け込んだお酒のこと
今回の「京都案内」は、あまり聞きなれない「山椒酒」についてと、京都で「山椒酒」が飲めるお店についてです。
山椒酒というのは、山椒の実や山椒の葉(木の芽)をホワイトリカーに漬け込んだお酒のことで、作り方は梅酒と同じです。
柑橘系の香りがある山椒を使うことで、香りが良いものの辛味のあるリカーを作ることができますが、かなりピリリとする味わいなので唇がヒリヒリするほどの刺激があります。

実だけ、木の芽だけ、両方一緒に漬ける場合もあります
山椒酒は、実だけを漬ける場合が多いようですが、木の芽だけを使ったり、両方使って作ったりします。
・サンショウ(実 or 芽)400g
体に良い薬用酒ですが、すごい辛いので作っている方もそんないませんし、お店で売られていることもほとんどありません。
しかし、これ京都で飲めるお店があるのです。
京都で「山椒酒」が飲めるお店

Spicebar plus (四条大宮)
山椒酒が京都で飲めるお店は、3軒ほど知っているのですが、ひとつが四条大宮にあるカレー店「スパイスバープラス(Spicebar plus)」さんです。
もうひとつが、河原町の隠れ家バー「ロッキングチェア」というお店で、3つ目が「フルーツリキュールフリークス」という日本で一番小さな酒蔵です。
「ロッキングチェア」は有名なバーで、少し敷居が高い本格的なバーです。
「フルーツリキュールフリークス」は、二条駅からちょっと北の西ノ京にある自宅を酒蔵にしているメーカーさんです。価格はボトル1本2480円~各種あり「山椒酒、きなこ酒」など面白い材料でリカーを作っています。
・ロッキングチェア(河原町)
・フルーツリキュールフリークス(西ノ京)
現時点でメニューにあるかは最近の状況は未確認なので、お店に問い合わせて在庫があるかは確認した方が良いでしょう。