今回の「京都案内」は、京都で見かける大行列のパン屋さん「乃が美」さんの生食パンを紹介します。いつも大行列で気になっていたお店ですが、たまたま通りすがりに買うことができました。ハチミツ・生クリームを使ったテレビで見る美味しいパンの映像そのものの食パンです。
今回は、この連日大行列の超高級食パン「乃が美 生食パン」を紹介します。
京都 気になる大行列のパン屋
![乃が美 はなれ 烏丸北大路販売店](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-05-01_102617.jpg)
乃が美 はなれ 烏丸北大路販売店
今回の「京都案内」は、いつも北大路駅近くを通る際に見かける大行列の謎です。
地下鉄烏丸線「北大路駅」から鴨川へと至る商店街に、昼頃まで常に大行列があって気になっている方もいらっしゃると思います。
これ、実は食パン専門店「乃が美」さんというお店のパンを買い求める行列なのです。
![大行列ができる「乃が美」の食パンとは?](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-05-01_103739.jpg)
大行列ができる「乃が美」の食パンとは?
「乃が美」さんは生食パンのお店として、雑誌などで「日本の食パン10選」にも選ばれるほどのお店です。
全国に110の販売店があり、大阪(上本町)が発祥ということもあって京都にも2店舗あります。
毎日11時には当日販売分を求めるお客さんの行列ができるお店として知られており、1日の売上は約4500万円もあるとされています。
創業者は「大阪プロレス代表」もしていた阪上雄司さんという方です。
乃が美を始めようとしたキッカケは老人ホームへプロレスの慰問へ行った時に朝食のパンの耳の部分が固くて食べ残されているのを見て「柔らかいミミなら食べてもらえるかも」と考えたことが始まりです。また、創業者の娘さんが卵アレルギーだったこともあり「卵を使わないパン」を考えたそうです。
乃が美 はなれ 烏丸北大路販売店(地図)
乃が美 はなれ 京都店(地図)
京都には「北大路駅」そして「西大路七条」の近くに店舗があります。
今回は西大路七条にある「乃が美 はなれ 京都店」さんに訪問してきました。
乃が美 生食パン 紹介
![西大路七条にある「乃が美 はなれ 京都店」さんに訪問](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-05-01_104817.jpg)
西大路七条にある「乃が美 はなれ 京都店」さんに訪問
ということで、西大路七条にある「乃が美 はなれ 京都店」さんに訪問しました。
普段は大行列ができている時間帯に前を通るのですが、当日は15時ということもあり行列はありませんでした。
とはいえ、生食パンはまだ販売しており「2斤 800円」が残っているということなので、さっそく買ってみることにしたのです。
乃が美 生食パン の値段と大きさ
![乃が美 生食パン 一斤864円と半分の432円があります(税込)](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-05-01_105152.jpg)
乃が美 生食パン 一斤864円と半分の432円があります(税込)
食パンは二斤864円と一斤の432円があります。
今回はまだ2斤のものが残っていたので、そちらを購入しました。
ちなみに、1斤は普通に売られているサイズと同じものです。
![二斤 800円の超高級食パンです](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-05-01_105323.jpg)
二斤 800円の超高級食パンです
普通の食パンは150円程度でスーパーで売られていますが(一斤)、その大きさのものが400円という高級食パンです。
にもかかわらず、連日大行列ができる食パンが「乃が美 生食パン」なのです。
それもそのはず、かなりこだわった食パンで、あまりの美味しさにリピーターが続出ということで大行列してでも食べたいパンという評価を受けているのです。
乃が美 生食パン が柔らかいのは生地に秘密がある
![きれいな焦げ目ですがものすごく柔らかいパンの耳](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-05-01_105523.jpg)
きれいな焦げ目ですがものすごく柔らかいパンの耳
ということで、実際に食べてみましょう!
持ってみると、ものすごく柔らかい食パンです。
これはキメの細かいカナダ産100%の最高級小麦粉を使っているからで、さらに卵を使わないので柔らかくなるからです。
そのため、卵の代わりにコクを出すために「クリーム」を使っています。そうすることで生地が柔らかくなって短時間で焼き上がるというメリットがあります。
パンの耳は短時間で焼き上げるため薄めで、焼き具合もキレイです。これは前述した「硬いパンの耳は食べてもらえない」という体験がもとになっています。そう、乃が美の生食パンは耳すらも柔らかいのです。
パンからはほのかに甘い香りが漂ってきて、普通じゃないパンというのが見てわかります。
中は驚くほど密度の高いキメの細かいパン
![パンはきめ細かく密度の高いものです](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-05-01_105750.jpg)
パンはきめ細かく密度の高いものです
この「乃が美」さんのパンですが、中は驚くほど密度の高いキメの細かいパンになっていました。
そのため、手でちぎるとフンワリ・モッチリしたパンになっているのです。
よくテレビでパンをちぎるシーンがありますが、まさにその映像と同じパンです。
![クリームとハチミツでほんのり甘い食パンです](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-05-01_110047.jpg)
クリームとハチミツでほんのり甘い食パンです
味も普通の食パンとはまったく別次元のものです。
クリームとハチミツでほんのり甘く、それでいて密度が高いので、ズッシリとした食感を味わえるパンです。
普通のパンよりも食べ応えがあるので腹持ちの良いパンだと思いました。
・卵は使わない
・最高級カナダ産小麦を使用
・生クリームやハチミツでコクと甘みがある
乃が美 はなれ 京都店 アクセス方法
![乃が美 はなれ 京都店 外観](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-05-01_104110.jpg)
乃が美 はなれ 京都店 外観
ということで、今回は連日大行列の超高級食パン「乃が美 生食パン」を紹介しました。
確かに「こりゃ美味しいわ」と納得するようなパンで、パンを食べているという実感がものすごくある食パンです。
トーストよりも、生のまま手でちぎって食べるのが合うパンになっており、結局全部生のままちぎって食べてしまいました。
購入は「当日販売 11時~」で行列に並ぶか、予約も可能になっています。
オススメなので、ぜひ食べてみてください。
営業時間:11時~18時
定休日:
URL:http://nogaminopan.com/
今回の「京都案内」は、太子道にある食パン専門店「一本堂」さんの食パンを紹介します。京町家の中にあるパン屋さんで、国産小麦・無添加のこだわりの食パンを販売しています。「一本堂」さんは2017年7月23日に新店オープンしたばかりのお店です。
京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。