京都のカレーうどん名店のひとつ「うどんわだ」さんが2017年1月21日まで現店舗で営業して、2月6日から一乗寺に移転することが決まっています。すでに一乗寺の移転先では新店舗の準備が進んでいました。カレーうどんは下鴨「しみず」さん直伝の味を継承したお店として知られています。
今回は移転先の新店舗とカレーうどんを紹介します。
京都名物カレーうどん店「うどんわだ」が一乗寺へ移転
![京都名物カレーうどん店「うどんわだ」移転先(一乗寺)](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-07_181342.jpg)
京都名物カレーうどん店「うどんわだ」移転先(一乗寺)
京都でカレーうどん店として知られている「うどんわだ」さんが一乗寺へ移転することになっています。(店舗のある松里アパートが老朽化で取り壊しとなる為)
移転時期は2018年2月6日と告知されており、すでに一乗寺の「夢を語れ」斜め前のテナントに告知が出ていました。
「うどんわだ」さんは、田中里ノ前にある麺類一式のうどん屋さんで、カレーうどんの名店とされています。
![京都のカレーうどん有名店「うどんわだ」](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-07_181626.jpg)
京都のカレーうどん有名店「うどんわだ」
一乗寺の新店舗には「昭和十六年創業の味を受け継ぐ、伝統の逸品。」と書かれたポスターが貼られており、2018年2月初旬にオープン予定と告知されています。
場所は、現在の場所より北の一乗寺中心エリアで「ラーメン荘 夢を語れ」と「天天有本店」のある通り沿いです。
オーナー様曰く「今よりは良い場所と思います」とのことで、なかなかの立地です。
営業時間:11時~15時、17:30~20:30(土日祝は通し営業)
定休日:月曜日、祝日の場合は営業し翌日休み
うどんわだ 店内の様子(新店舗)
![うどんわだ 一乗寺(新店舗)](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2018-02-08_123333.jpg)
うどんわだ 一乗寺(新店舗)
ということで、2018年2月6日に移転オープンした「うどんわだ」さんの一乗寺にある新店舗へ行って来ましたので紹介します。
店舗は以前の洋風のテナントから一気に外観が変更されて、地元のライト感覚な食堂のような感じになっていました。
一乗寺は大学生が多いので、こういった外観にしたのだと思われます。
![店内は前のお店同様に大衆食堂のようになっています](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2018-02-08_123906.jpg)
店内は前のお店同様に大衆食堂のようになっています
お店の中もカジュアルな雰囲気です。
これは前店舗でもそうだったのですが、前よりも広くなっており開放感があります。
テーブルが3卓ほど、カウンター4席、奥にお座敷がある店内になっていました。
![「カレー肉きつねうどん」と「カレーとりきつねうどん」が500円の割引価格](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2018-02-08_123742.jpg)
「カレー肉きつねうどん」と「カレーとりきつねうどん」が500円の割引価格
当日はオープンセール(2月6日~8日の3日間限定)で「カレー肉きつねうどん」と「カレーとりきつねうどん」が500円の割引価格になっていました。
せっかくなので「カレーとりきつねうどん 500円」を食べてみることにしましょう。
カレーとりきつねうどん 紹介(新店舗)
![カレーとりきつねうどん 紹介(新店舗)](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2018-02-08_124418.jpg)
カレーとりきつねうどん 紹介(新店舗)
こちらが「カレーとりきつねうどん」です。
「うどんわだ」さんの定番メニューで、鶏肉と油揚げが入ったカレーうどんで、これの豚肉バージョンも人気があります。
太麺と細麺が選べるのですが、新店舗では「中華麺」の選択ができると書かれた貼り紙はなくなっており、正式メニューで「カレー肉黄そば」というのが追加されていました。
![太麺と細麺が選べます](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2018-02-08_124323.jpg)
太麺と細麺が選べます
あんかけカレーのスープにはカツオと昆布でとったものが使われています。
京都では定番のお出汁(かつお・昆布)で、昔から京都で愛される味付けですね。
鶏肉と油あげも、京都ではよく使われている食材で「ザ・京都のカレーうどん」という味わいで大変おいしくいただくことができました。
うどんわだ 一乗寺 メニューと値段(新店舗)
![新店舗では、価格は20円~50円程度値上げされていました](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2018-02-08_125110.jpg)
新店舗では、価格は20円~50円程度値上げされていました
価格は以前より値上げされていました。
うどんは+20円の値上げが基本的に行われており、人気のカレーうどんは40円の値上げです。
他のメニューも50円ほど価格がアップしているものも見受けられました。
・カレーきつねうどん 700円
・カレーとりとじうどん 820円
・カレー肉黄そば 720円
・カレー肉うどん 720円
・カレーとりうどん 720円
・すじカレーうどん 760円
・カレー肉きつねうどん 820円
・カレーとりきつねうどん 820円
・皿盛り 770円(カレーライス)
・カレーきつね丼 730円
・カレー肉丼 750円
・カレーとり丼 750円
京都名物カレーうどん 紹介(旧店舗)
![うどんわだ(田中里ノ前)店舗](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-07_182224.jpg)
うどんわだ(田中里ノ前)店舗
こちらの紹介は、まだ田中里ノ前の店舗で営業中だった頃のものです。
この場所では、2018年1月21日まで営業して、2月6日に一乗寺の新店舗で営業再開となります。
京都名物カレーうどんのあるお店で、昭和16年に創業した下鴨「しみず」さんというカレーうどんの味を引き継いだお店として知られています。
ちなみに、下鴨「しみず」さんは京都府立大学の東側(京都市左京区下鴨萩ケ垣内町35-3)にあったお店で、2013年頃に高齢のため引退されました。
![うどんわだ 名物カレーうどん(700円)](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-07_183154.jpg)
うどんわだ 名物カレーうどん(700円)
こちらが「うどんわだ 名物カレーうどん(700円)」です。
かつお節と昆布という京都のお出汁のカレーうどんは、程よいスパイシーさがあります。
お出汁の味はあまり主張しておらず、ほのかに甘味のある味で、辛さの方が先に来るカレーうどんです。
![トロみのあるちょっと半透明のスープ](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-07_183836.jpg)
トロみのあるちょっと半透明のスープ
スープはトロみがあるタイプで、うどん屋さんのカレーうどんではよく見る感じのものです。
トッピングは「肉、青ねぎ」ですが、メニューには「鶏肉」と「油揚げ」を使ったものもありました。
味は良い感じですが、スパイスが先に出て出汁の風味が少しわかりづらいかもしれません。
カレーきつねうどん 680円
カレーとりとじうどん 800円
カレー肉うどん 700円
カレーとりうどん 700円
すじカレーうどん 740円
カレー肉きつねうどん 780円
カレーとりきつねうどん 780円
皿盛り 720円(カレーライス)
カレーきつね丼 700円
カレー肉丼 720円
カレーとり丼 720円
![麺は細麺と太麺が選べます](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-07_184203.jpg)
麺は細麺と太麺が選べます
麺は細麺と太麺が選べ、他にも「黄ソバ(中華麺)」も選択できます(中華麺は限定10食)。
今回食べたのは太麺です。
かなり太い麺をちょうどよい固さで茹でてあるので柔らかい感じではなく、少し水分を吸収する麺でした。
うどん屋さんのカレーうどんとしては、美味しい方かなと思います。
うどんわだ 基本情報(旧店舗)
![うどんわだ 外観(旧店舗)](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-12-07_182932.jpg)
うどんわだ 外観(旧店舗)
さて、京都「うどんわだ」さんの場所ですが、旧店舗になる場所(2018年1月21日まで営業)は叡電「元田中駅」から徒歩5分かからない所にあります。
今は、ちょっとヒッソリとした住宅街の中にありますが、来年には一乗寺の人どおりが多い場所での営業になります。
立地は新店舗の方が良いとは思いますが、ラーメン店と真向勝負することになりますね。
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