京都はラーメン店が多いと言われ、おいしいお店も多くあります。一乗寺のようなラーメンストリートもメディアで紹介されて有名なのですが、地元民であればネットやメディアで話題のラーメン店よりも「600円以下で食べられるラーメン」のような地元密着型のラーメン店をよく利用していることでしょう。
今回はそんな地元民御用達の「600円以下で食べられる京都ラーメン」ばかりを集めました。
600円以下で食べられる京都ラーメン

京都ってラーメンが美味しいだけではなく安いんです
今回は「600円以下で食べられる京都ラーメン」を紹介します。
京都では安ければ200円~500円程度でラーメンを食べることができますが、すでに「昭和の値段で食べられる激安大衆食堂」という記事で紹介しています。
その場合は京都の大衆食堂(麺類一式のお店)ばかりになってしまうので、今回は「ラーメン専門店」からのみ選び、値段も「600円以下」で設定しました。
さて、どんなお店でラーメンが600円以下で食べることができるのでしょうか。
早速見ていきましょう!
伏見大手筋の600円以下ラーメン御三家

京都の伏見大手筋ではラーメンは500円以下です
京都で安くラーメンを食べたいのであれば、真っ先に思い浮かぶのが伏見大手筋にある3店舗です。
まさに「激安ラーメン激戦区」とも言える伏見大手筋ですが、なんと全店「500円以下のラーメン」なんです。
・ラーメン藤 大手筋店
・ラーメン大中
大黒ラーメン (伏見区)

ラーメン 500円(大黒ラーメン)
京都で安いラーメン店として一番知られているのが「大黒ラーメン」です。
伏見大手筋と東福寺駅前に2店舗あり、京都駅からなら東福寺駅まで1駅なので行きやすいかと思います。
お昼時などは行列ができることもあり、食べると必ず「ラーメン100円引き券」をくれるので、地元でも人気の高いラーメン店です。
通販サイトもあるのでお取り寄せもできますよ。
・ラーメン大 630円
・チャーシュー麺 630円
・チャーシュー麺大 750円
・やきめし 220円

ラーメン500円の人気店「大黒ラーメン」
ラーメン藤 大手筋店 (伏見区)

ラーメン 480円(ラーメン藤 大手筋店)
ラーメンで500円は安いのですが、さらに下回る480円のラーメンがあるのが「ラーメン藤 大手筋店」です。
伏見大手筋の西外れにあるお店で、こちらも安くて美味しいお店として人気があります。
いわゆる「THE 京都ラーメン」なので、地元の方が昔から慣れ親しんできたラーメンです。
・ミニラーメン 430円
・大盛りラーメン 580円

480円の京都ラーメン「ラーメン藤 大手筋店」
ラーメン大中 (伏見区)

500円ラーメンもある「大黒ラーメン」
伏見大手筋では一番の知名度があるラーメン店といえば「大中」でしょう。
とはいえ、普通は630円の「大中ラーメン」を食べることが多く、500円でラーメンがあることに気がついていない方もいるかもしれません。
実は、メニューの隅に「ラーメン 並 500円」というのがあるんです。
・バラ肉大中ラーメン 630円
・ロース肉大中ラーメン 630円
・バラロース肉大中ラーメン 690円
6/19 大中@桃山御陵前で元味並500円+トッピング30円で葱モヤシ多目、キムチ、温玉乗せ。見た目は綺麗だが食べても良く分からない750円や800円のなんたらSobaみたいなのよりこういう方が好き。しかし昔ながらの中華そばにもピンからキリまである。古い物ばかり持上げるようになればラヲタとして終了だ。 pic.twitter.com/WIzcvCaSqp
— メッチャ@減麺中 (@BakusyokuMecha) 2018年6月21日
【閉店】ラーメン岡本屋 (左京区)

ラーメン 600円(ラーメン岡本屋)
※こちらの店舗は閉店しました。
一乗寺からも近い茶山にあるラーメン店「ラーメン岡本屋」は、これぞ「THE 京都ラーメン」という逸品です。
実はこちら京都で一番有名な「ますたに」本店で働いていた名物おばあちゃんのお店で、当時の味そのままで自分のお店を開いたのです。
昔からのファンであれば「ラーメン岡本屋」へ行くのがオススメと言えます。
・ラーメン大盛り 700円
・チャーシュー麺並 800円
・チャーシュー麺大 850円
・バラロース肉大中ラーメン 690円

ラーメン600円の初代ますたに系ラーメン「ラーメン岡本屋」
あかつき (左京区)

ラーメン600円の「あかつき」
北白川の有名ラーメン店「あかつき」ではラーメン並が600円です。
創業は1994年、こちらも「いかにもな京都ラーメン」のお店です。
この1970年代から1990年台にかけて開店した京都のラーメン店は今の「京都ラーメン」の定義のようなラーメンを提供するお店が多いです。
・ラーメン 600円
・ラーメン1.5 650円
・ラーメン大 700円

チャーシューメン(あかつき)
写真はチャーシューメンなので京都特有の花びらチャーシューの写真になっています。
こちらのチャーシューは厚みがあり、他の京都ラーメン店でよく見る薄いカットではありません。
スープはほんのり獣臭のする京都らしいラーメン、京都ラーメン三大革命と呼ばれるうちのイチ店舗だけあって「こぞれ京都ラーメン」という出汁香るラーメンです。もちろん、醤油ダレは辛さは控えめの香り良いタイプで少し酸味があります。これが京都ラーメンらしいところでもありますね。
【閉店】てうれ (左京区)

450円の味噌ラーメン!ボリュームあります
※こちらの店舗は閉店しました。
今回の最安値は左京区にある「てうれ」です。
その驚愕のお値段は「ラーメン 400円」という驚きの価格です。
味噌ラーメンですら450円、ボリュームもあってこの値段には感服します。
・味噌ラーメン 450円
・塩ラーメン 400円

ラーメンてうれ
営業時間:11時30分~14時、17時30分~23時30分(日祝は通し営業)
定休日:火曜日
公式サイト:http://www.eonet.ne.jp/~teure/
【閉店】らー麺九九ッ (左京区)

500円ラーメンの「らー麺九九ッ(キュークツ)」
下鴨の北大路通沿いにある「らー麺九九ッ(キュークツ)」も500円でラーメンを食べることができます。
自家製麺を使った「いかにも京都ラーメン」を食べることができます。
ドラマ『最強のふたり~京都府警 特別捜査班~』でも登場したことがあるラーメン店です。
・ラーメン中 550円
・ラーメン大 600円
らー麺 九九ッ:醤油らー麺
自家製麺に、焼豚を溶かしたようなスープが良くマッチしていた。
そのスープにはニラが浮いており、さらにもやしとネギが乗っかっている。
値段は普通¥500、中¥550、大¥600となかなかリーズナブルであった。 pic.twitter.com/7xIrLGza54— ラーメン日記ちゃん (@rameen_chang) 2015年10月4日
元祖京都ラーメンゑびす屋 (左京区)

600円ラーメンの「元祖京都ラーメンゑびす屋」
以前はもう少し安かったのですが値上げして600円になっているのが「元祖京都ラーメンゑびす屋」です。
下鴨の北大路通にあり、鶏ガラの醤油ラーメンを600円で食べることができます。
こちらも背脂チャッチャ系のいかにもな京都ラーメンのお店です。
・とんこつラーメン 620円
下鴨にてラーメンのリベンジ。ゑびす屋さん。背脂醤油の京都ラーメンでした。うまかったっす pic.twitter.com/hVjttpeATw
— 今西 善也 (@kagizen) 2014年12月14日
まとめ

京都中央卸売市場近くの「味の名門 七本松店」もラーメン580円です
ということで、今回は「600円以下で食べられる京都ラーメン」を紹介しました。
しかし、これで全店ではありません!
京都にはまだまだ「600円以下で食べられる京都ラーメン」があるのです。
こういった「600円以下で食べられるラーメン店」は2000年より前に開業したお店がほとんどという特徴があります。
そして、今で言う「京都ラーメン」というジャンルを作ってきたお店ばかりでした。
また、エリア的には左京区と伏見区なので、学生街に安いラーメン店が集中しているのが分かりました。
・どちらも大学生が多い街
・1970年~1990年頃に流行った「京都ラーメン店」であることが多い
その他の京都ラーメン・ランキング&まとめ記事
他にも京都ラーメンをジャンル別にまとめた記事(ランキング等)がありますので、ぜひご覧ください。
・京都にある本当にウマいラーメン店ランキング TOP10【2018年版】
・京都民御用達の600円以下で食べられる京都ラーメン
・京都・一乗寺「美味しい・おすすめラーメン」厳選まとめ【2018年版】
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