2024年6月29日に開業告知として公開した記事ですが、2024年9月21日のプレオープンに行ってきましたので内容を実食レビューに更新しました(プレ営業は2024年9月21日~24日 8時~16時)。
本家 第一旭 烏丸店 は2024年9月27日開業のラーメン店です。
JR京都駅すぐ近くの通称「たかばし」にある観光客で朝から深夜まで長蛇の列になる「本家 第一旭 本店」の直営2号店です。
2023年10月から告知されていて、場所は中京区~下京区周辺とされていましたが、その時点では場所はまだ決まっていませんでした。
2024年6月20日に場所が特定できたので見に行ったところ、有名店「亀山 学」のお隣で元「すいば 蛸薬師室町店」の空きテナントが「本家 第一旭 本店の2号店」だったのでチェックしていたところプレオープンの情報を見つけたのでプレ営業初日の朝9時頃に食べに行きました。
場所は蛸薬師通室町西入ルで、四条烏丸駅から徒歩6分ほど。
京都のビジネス街である烏丸で開業したのはお店の方によれば「本店は観光客で行列なので、京都の地元の方が食べられるように」とのことです。
確かに、本店であるJR京都駅近くの「本家 第一旭 本店」は朝から深夜まで外国人観光客が行列をつくり入店まで2時間以上という人気店です。烏丸であれば観光客も少なめなので地元の方でも行きやすいです。
この烏丸店は直営の2号店となります。公式には「本店・烏丸店・新宿店・神保町店」がありますが、直営は本店と烏丸店のみです(他2店はフランチャイズ)。
なお、京都のみならず全国規模で第一旭のラーメン店が存在しますが、それは二代目経営者(佃氏)の時代にフランチャイズ店を全国展開した時に開業した店舗です。これらの店舗は三代目経営者の森田孝士(もりたたかし)氏の時代から公式に第一旭(本店)とは無関係となりました。
現在の経営者は三代目の息子で四代目の森田孝祐(もりたこうすけ)氏の「株式会社 たかばし」により運営されています。
詳しくは筆者記事「第一旭(京都ラーメン)系統の違い まとめ」に詳しく掲載してあります。
本家 第一旭 烏丸店 では「ラーメン・チャーシューメン・丼もの・餃子」などを食べたりテイクアウトすることができます。
値段は710円からですがラーメン並は940円なので、予算は1000円~2000円ほど考えておいてください。
特製ラーメン(大)とラーメン(並)の違いは、麺量が通常150gなのが特製だと200gの大盛になります。また、チャーシューも増しになり通常40gが特製だと80gに増量されます。
烏丸店独自メニュー「炙りチャーシュー丼」と「ハシ肉丼」の違いは肉の質は変わりませんが、切れ端を使っているほうが価格的にはお得になります。肉量は炙りチャーシュー丼のほうが多いようでした。
特製ラーメン 大(1140円)
ラーメン(940円)
メンマラーメン(1040円)
チャーシューメン(1090円)
ミニラーメン(790円)
学割ラーメン(高校生以下・790円)
肉なしラーメン 大(990円)
肉なしラーメン 中(840円)
肉なしラーメン 小(990円)
炙りチャーシュー丼(690円)
ハシ肉丼(540円)
ライス(170円~220円)
餃子(320円)
ハシ肉一皿(300円)
焼豚(570円~890円)
メンマ一皿(280円)
キムチ一皿(280円)
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は取材時点のものです。
今回、私が選んだメニューは定番の「ラーメン」です。もやしとネギは無料増量してあります。
それに「味玉」を追加してありますが、実はこの味玉は本店にはないトッピングなんです。
他にも本店にはない丼ものがメニューにあるので「炙りチャーシュー丼」を追加注文しました。
合計金額は1790円と朝9時から食べるにはなかなかハードな量と金額ですね。
スープは飲んでみると「本家 第一旭 烏丸店」では「豚骨(ゲンコツ)」が出汁になっていました。
京都ラーメンらしい豚骨独特の香りを活かした豚骨醤油ラーメンで、京都市南部でよく食べられているオーソドックスな京都ラーメンです。
いわゆる京都でいうところの獣臭が香り、それに京都伏見の老舗の生醤油で味付けしてあります。醤油の塩味はやや感じられますが京都ラーメンらしく辛すぎないので食べやすいラーメンでした。
麺は京都市南部では定番の太さは中太の丸ストレート麺を使用しています。麺量は150gです。
京都の人には馴染みの深い食べなれた麺で、茹で加減は硬めでパツンとした食感で食べるのがおすすめです。
材料は小麦粉と少量の塩、かん水のみで作られた麺です。
主に京都市南部で食べられている第一旭を代表する豚骨醤油ラーメン(アキラ系)で使われている麺です。
詳しくは私が書いた「京都ラーメンの南北問題」をご覧ください。
チャーシューの部位は食べてみると「本家 第一旭 烏丸店」では豚モモ肉をメインに豚バラ肉(三枚肉)も入っていました(チャーシューは40g)。京都ではチャーシューメンが人気なのでチャーシューメンや肉増しで注文する方が多い傾向にあります。こちらでは肉増しだと80gほどになります。
チャーシューはお好みオーダーでモモだけとかバラだけにもできます。
薄めにスライスされたチャーシューはほどよく下味がついていて、豚肉の旨味が感じられました。
前述のように味玉(煮卵)は烏丸店にしかありません。
券売機では注文を確定する直前に選択画面が出てきます。
色が濃い黄身で食べる味玉ですが下味はそんなに強くないのでスープに浸して食べるとちょうど良い塩梅となりました。
本店と変わらない味わいなので、地元の京都民が(混雑してて)行けないラーメン店として知られていた本店の代替案として烏丸店は貴重な存在になりそうです。
炙りチャーシュー丼はタレが甘さなどがないので香ばしいチャーシューの風味をそのまま楽しむものでした。
個人的好みで言えば、すこし甘いほうが食べやすいと思いました。
注文は券売機で食券を購入するようになっていました。私が京都の飲食店巡りで見てきた範囲ではチェーン展開している飲食店や店員数が少ない飲食店で多く見かける注文方法です。
※訪問時はテイクアウトがまだ未対応。
支払い方法は「現金・クレジットカード・交通系ICカード・QR決済」が利用できます。
お店の券売機で食券を購入して席へ向かってください。
決済情報(クリックでオープン)
支払い方法(クレジットカード) |
✅ VISA ✅ MasterCard ✅ JCB ✅ AMEX ✅ Diners ✅ DISCOVER |
---|---|
支払い方法(交通系ICカード) |
✅ Kitaca ✅ PASMO ✅ Suica ✅ manaca ✅ TOICA ✅ ICOCA ✅ nimoca ✅ はやかけん ✅ SUGOCA |
支払い方法(QR決済) |
✅ PayPay ✅ d払い ✅ auPAY ✅ 支付宝(ALIPAY) ✅ WeChatPay(微信支付) |
私が「本家 第一旭 烏丸店」に入店して感じた雰囲気(店内)は京都の老舗ラーメン店である第一旭らしさを上手に表現できているように思えました。座席数は一階にカウンター席が10席、二階にテーブル席が5卓20席分あるので本店よりもファミリー層やグループに女性が入りやすいと思いました。
Mr.京都アッキーさんの動画レビューでも詳しく紹介されています。
京都のラーメン「本家 第一旭 烏丸店」の場所は京都府京都市中京区(蛸薬師通室町西入ル)です。
最寄りの駅は四条烏丸駅で、最寄りのバス停は四条西洞院バス停(バス停情報)です。
住所でいえば「〒604-8213 京都府京都市中京区蛸薬師通室町西入姥柳町190−1」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(地図が開きます)。
記事掲載時に確認した京都「本家 第一旭 烏丸店」の営業時間は「8時~22時30分(L.O.22時)」で、定休日は「なし」ですが、変更されている場合がありますので公式情報があればそちらでご確認をお願いします。
本家 第一旭 烏丸店 に駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください(地図)。
本家 第一旭 烏丸店 基本情報(クリックでオープン)
店舗名 | 本家 第一旭 烏丸店 |
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オープン日 | 2024年9月27日オープン |
ジャンル | ラーメン |
食事予算 | 1000円~2000円 |
営業時間 | 8時~22時30分(L.O.22時) ※公式で要確認 |
定休日 | なし ※公式で要確認 |
駐車場・駐輪場 | なし |
住所 | 〒604-8213 京都府京都市中京区蛸薬師通室町西入姥柳町190−1 |
地図 | こちらをクリック(地図) |
最寄り駅 | 四条烏丸駅 |
最寄りバス停 | 四条西洞院バス停(バス停情報) |
テイクアウト | 対応 |
イートイン | 対応 |
公式SNS | |
公式サイト | こちらをクリック |
※この記事は2024年9月21日に投稿されたもので「メニュー・値段・営業時間・定休日」は当時のものです。
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
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