今回の「京都案内」は、伏見区にある「むすびの」さんで販売している「とろりあまざけ」の紹介です。お店は四条河原町の「京都マルイ」1階にあり、そちらで購入することが可能です。
吟醸っぽい高級な香りのする甘い甘ざけでオススメです。
※最新情報※こちらの店舗は閉店して「お米の乳酸菌専門店 RICE」さんに変わっています。
むすびの @京都・マルイ
今回の「京都案内」は、ひさしぶりの甘ざけです。
京都には江戸時代くらいから寺前などで参拝者の栄養補給を目的に「甘ざけ」を出す茶屋さんが多くあり、現在でもお店が残っていたりします。
米麹から作ったもの、酒粕から作ったものがありますが、飲みやすいのは「米麹から作ったノンアルコール」の甘い甘ざけでしょう。
今回は京都の「むすびの」さんで新しく商品開発された「すごいあまざけ とろりあまざけ」を紹介します。
四条河原町の「マルイ」1階にあるお店です。
とろりあまざけ
「すごいあまざけできた」
そんな看板が目を引くテナントが、京都マルイ1階にあります。
京都市伏見区の会社「むすびの」さんで販売している甘ざけで、京都の材料のみで甘ざけを作って販売しています。(工場は栃木「白相酒造」)
その甘ざけが「とろりあまざけ」という商品で、米麹は京都のかもし屋(日本に数軒しかありません)「菱六」さんのものを使っています。
私も甘ざけを自作するのですが「菱六」さんの米麹はかなり甘くなるのでオススメです。
試飲もさせていただきましたが、実際に1本購入(720ml 1000円)して飲んだところ、吟醸酒のほのかな香りがする甘い甘ざけになっていました。
・菱六の吟醸種麹を使用
・中島農園(京都)の米を磨いて使用
自分で作られる方はよくご存じだと思いますが、あまざけは麹を相当使わないと甘くなりません。
菱六さんは六道珍皇寺の近くにある古い種麹屋で「かもし屋」という種麹を持っている日本でも数軒しかないお店です。
麹は量が多いほど甘くなりますが、お値段もかなりするので、甘くしようとすると相当費用もかかってきます。
今回紹介した「とろりあまざけ」は、かなり甘いので麹を多く使っていると思われました。
京都マルイ「むすびの」の場所
さて、販売しているのは京都マルイの1階です。
そちらに「むすびの」さんの直営ストアがありますので、河原町に行った際には試飲してみると良いでしょう。
京都府京都市下京区河原町東入真町68番地
営業時間:10:30~20:30
URL:http://www.0101.co.jp/088/
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