京都の古き良き原風景が残る「美山」(京都府南丹市)に行ってきました。ここには「かやぶきの里」という江戸時代中期の建造物「茅葺きの古民家」が多数残っています。道の駅「ふらっと美山」では産直の野菜や卵に美山牛乳で作ったソフトクリームやジェラートを楽しめます。
京都の観光地としてはオススメな場所です。
かやぶきの里(美山)に行ってきました
今回の「京都案内」は、なんと京都府南丹市の「美山」(みやま)です!
いつもはあまり紹介しない観光地に行ってきたわけです。
そう「かやぶきの里」です。
茅葺(かやぶき)
藁葺(わらぶき)
草葺(くさぶき)
「かやぶき」というのはススキなどの植物を屋根の材料に使うことを言います。
一般的に「かやぶき」で通じますが、材料によっては「わらぶき」とか「くさぶき」と区別するような使い方もあります。普通は「かやぶき」で良いでしょう。
上の写真が「かやぶきの里」の古民家です。
「かやぶきの里」とは、こういう古民家が集まった集落なんです。
道の駅ふらっと美山 絶品のソフトクリームを食べる
京都市内から美山まで行く場合、国道162号をひたすら進むことで「道の駅ふらっと美山」まで行くことができます。
ここには「美山牛乳」の工場があって、そこで生産されたできたて生乳でつくるソフトクリームやジェラートを食べるのがオススメです。
美山牛乳(200ml)がこのあたりの施設であれば、結構どこでも売られています。
普通の牛乳ですが、美山に来たら飲むみたいな感じになっています。
美山の地玉子(卵)なども売られています。
Mサイズ10個で340円と他の高級卵に比べると少しお安くなっています。
田舎まで来るのだから安くなってないと買う気もおきないというものです。
ただ、夏場に観光する場合は、先に買わない方が良いです。
ここまで来たら、ぜひ「牛乳工房」さんに行ってください。
こちらでは新鮮なミルクで作ったソフトクリームやジェラートが食べられるのですが、生クリームの濃厚な味わいのソフトクリーム(310円)が特にオススメです。
牛乳工房さんでは、まず食券を購入するシステムとなっています。
この券売機が、ちょいと説明過多なので分かりづらいです。
(1)ソフトクリーム 310円
(2)ジェラート シングル 310円
(3)ジェラート ダブル 360円
(4)ソフトクリームとジェラート 360円
※コーンかカップが選べます。
↑ 要するに、こういうことです ↑
ジェラートは「緑茶・黒豆・ブルーベリー・トマト・ヨーグルト」といった種類が豊富です。
ソフトクリームは「生乳」と「生乳+チョコレート」の組み合わせです。
味は生クリームの味わいです。
めちゃくちゃ美味しいので、美山に来たらこれは食べたい商品です。
京都府南丹市美山町安掛下23-2
営業時間:8:30~18時(冬は17時まで)
定休日:年始4日間、および1月~3月の水曜日に休みが設定
URL:http://www.miyamanavi.net/
かやぶきの里
さて、道の駅で休んだら、目的地の「かやぶきの里」へと向かいます。
ここは、かやぶきの古民家が残る景観の美しい地区として知られており、人気の観光地です。
上の写真は、古民家の屋根に咲く「ユリの花」です。
こんな風景が見られるのも、美山ならではでしょう。
このエリアは「牧」という集落で、江戸時代から鯖街道の中継地点として機能してきた集落です。
38戸もある「かやぶき古民家」も多くが江戸時代中期に立てられたもので、それが状態よく保存されている貴重な地域です。
まとめ
「かやぶきの里」は京都市内から国道167号で行くことができます。
車で1時間ほどで行くことができるので、比較的気軽な京都の観光地です。
ただ、自家用車以外の移動手段で行くことは難しいでしょう。
見るべきは「かやぶきの里」の古民家群で、「道の駅ふらっと美山」では名物の美山牛乳のソフトクリームを食べるのが定番となっています。
京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。京都の起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。