今回の「京都案内」は北野天満宮すぐ北の路地裏にある場所が分かりづらいお店「手打ち十割そば 喜の字や」さんに行ってきました。「手打ち十割そば 喜の字や」さんには京スイーツ「そば粉100%たい焼き」があるという噂を聞いたからです。
小麦粉ではなくそば粉100%(十割そばと同じ)で作るたい焼きとはどのようなものなのでしょうか?
最新情報:2017年8月6日に閉店しました。(詳細情報はこちらです)
十割そば 喜の字や 京都・北野天満宮のすぐ近くにある十割そば屋
今回の「京都案内」は、京都の名所「北野天満宮」近くにある十割そばのお店を紹介します。
すぐ近くにあるのですが、場所が「分かりづらい」というお店で、普通に観光に行っただけでは見つけることは難しいでしょう。
そんなお店に「そば粉100%たい焼き」があるというので、さっそく食べに行ってみることにしました。
では、その「十割そば 喜の字や」さんは、どこにあるどんなお店なのでしょうか?
十割そば 喜の字や 路地裏にあるお店
北野天満宮の東側の通り「御前通(おんまえどおり)」を北に上がると「手打ち十割そば 喜の字や」という案内板があります。
もし、これがなければまず見つけることは不可能なお店です。
理由は明白です・・・・
お店は、細い路地裏にあるのです。
すぐ南には「北野天満宮」、すぐ北西には京都の「御土居」写真で使われる復元された「御土居」があるような場所ですが、なかなか入る用事もないエリアです。
お店は「十割そば」のお店ですが、ちょっとした和菓子やコーヒーなども飲めるお店です。
そば粉は福井県産の無農薬のもので、それを石臼で挽いた十割そばです。
ということは、粗い目のそば粉を使った「田舎そば」ということになりますね。
メニューなど
そばメニューは「ざるそば 830円」からと普通くらいのお値段です。
他にも「天ざる・山かけ・おろし」と一般的なものが1000円以内で食べられるようになっていました。
蕎麦は温そばもあり「京うどん」も揃えてありました。
ご飯ものは「おちょぼ寿司・丼もの」があり、お寿司はいわゆる「箱寿司」です。
丼ものは「あなご・まぐろ・衣笠丼」などの一般的なものでした。
「天ぷら・一品もの」もあるので、夜はおつまみにしながらお酒が飲める感じになっています。
他にも「甘味とスイーツ」というのがあって「ぜんざい・たい焼き」があります。
そば湯ぜんざい 480円
そば粉100%のたい焼き(2尾) 320円
生麩パフェ 480円
そばかりんとう 100円
コーヒー 200円
そば粉100%たい焼き 実食レビュー
今回のお目当ては「そば粉100%たい焼き」です。
ということで、さっそく食べてみます!
気になるお値段は、2尾で320円ですが、かなり小さ目のたい焼きが2つ、それに植物性のホイップクリームが添えられていました。
そば粉で皮がつくられているので、カリカリとした固めの皮になっています。
大きさは手の先に全部乗るほどなので、普通のたい焼きの半分から1/3程度です。
それを考えると普通のたい焼きの3倍くらいのお値段ではあります。
中はアンコですが、生地も結構厚みがあるように見えます。
なんとなく、シットリした生地にも見えますが・・・・
食べると、結構サクサク感のある食感で、そば粉の香ばしい香りがするたい焼きになっていました。
香ばしい食べ物が好きなので、好みにあったのかすぐに食べ終わりました。
正直、もうちょっと大きいと嬉しいのですが、そば粉100%なのでコストの関係で難しいでしょう。
十割そば 喜の字や 基本情報
ということで「十割そば 喜の字や」さんで「そば粉100%たい焼き」を食べてきました。
お店はまだ新しくキレイな店内です。
ただ、二名テーブルが3つ程度で、カウンター席も4つほどと小ぶりのお店です。
場所が分かりづらい割には、近所の方らしいお客さんで満席になっていました。
我々は貧乏なので、とても蕎麦を食べられるような身分ではないのですが、今日は奮発して「おろし十割そば」も食べてみました。
かなり太めの麺で、固めの歯ごたえです。
粗びきの手打ち蕎麦ということもあり、味わいが感じやすい蕎麦で風味がありおいしくいただきました。
京都府京都市上京区北町
営業時間:11:30~15時、18時~20時
定休日:水曜の夜・木曜(祝日と25日は営業)
URL:http://www.kyoto-kinojiya.com/
※3月25日~4月5日「北野をどり」の期間は夜は30分早くオープンします。