グルメブログ「京都のお墨付き!」の著者(ノーディレイ)が作成&公開している「京都ラーメン店マップ」のデータを元に作成した2024年10月に開店・閉店した【京都ラーメン】まとめです。
※移転・リニューアルのための閉店は休業扱い。
※移転・リニューアルでも屋号が変更となっている場合は新店扱い。
※屋台・間借り・二毛作・別業態によるラーメン営業開始と中華・中国料理店は対象外。
※インバウンド特化およびラーメン一杯の最低価格が2000円以上の店舗は対象外。
※住所非公開・SNS投稿禁止・深夜営業のみ等の特殊営業ラーメン店は本ブログでは扱いません。
京都ラーメン 新店(リニューアル・移転)
キラメキノトリ 四条葛野大路店(京都市右京区)
【開店】2024年10月1日新店オープン キラメキノトリ 四条葛野大路店(京都府京都市右京区)
山ノ内で新店オープンした「キラメキノトリ 四条葛野大路店」は京都発祥のラーメン店の支店で鶏白湯ラーメンと台湾まぜそばが食べられるラーメン店です。濃厚なスープですが後味はアッサリ。自家製麺を使用しています。
自家製 麺 碧葉(あおば・京都市東山区)
【開店】2024年10月5日新店オープン 自家製 麺 碧葉(あおば・京都府京都市東山区)
清水五条で新店オープンした「自家製 麺 碧葉(あおば)」は魚介と鶏肉の優しい味わいのスープで食べるラーメンのお店です。店名に「自家製」とあるように麺もタレも作っていて、添加物は麺のかん水くらいの優しい味のラーメンが食べられるラーメン店です。
らーめん チャコ(京都市南区)
【開店】2024年10月17日新店オープン らーめん チャコ(京都府京都市南区)
東九条で新店オープンした「らーめん チャコ(らーめん ちゃこ)」は十条駅の近くで開業しました。鶏ガラメインで豚骨を合わせたスープベース(出汁)に香ばしい醤油を合わせたラーメンが食べられるラーメン店です。
京都ラーメン 閉店・休業
京麺軒(京都市上京区)
【閉店】京麺軒(京都府京都市上京区)
京麺軒は京都大学農学部前に出店している中国料理店「火楓源」の系列にあるラーメン店で2023年11月20日に新店オープンしました。ラーメン一杯の値段が750円からとリーズナブルな価格で、一時期(2024年6月16日~2024年7月27日)はラーメンは全種類500円にするなど低価格路線で知られていました。2024年10月29日に閉店。
【京都ラーメン】2024年10月新店(開店・閉店)まとめ
2024年10月のラーメン店開業は3店舗と前月よりも少なく、ひと月に開業するラーメン店の平均数の半分以下となりました。先月同様、ラーメン新店の数が急減しています。
先月のまとめでも書きましたが地代・人件費・食材の高騰によりラーメン一杯の価格を1000円前後にしなければ経営が難しくなっていることが影響していそうです。天下一品のようにラーメン一杯の価格を値上げし続けても客が来るお店(有名で駐車場もあり会社も大きい)もありますが、多くの個人店はラーメン一杯1000円以上に価格設定をしたとしても客がついてこられるのかという不安はあるでしょう。そして客もラーメン一杯1000円は高いと考える人が多いことでしょう。
有名な個人経営のラーメン店では「限定メニュー」を提供する動きが顕著に見られるようになっています。既存メニューだけではなく限定メニューのような目新しいラーメンを提供することで注目されることを狙った商法です。確かにラーメンマニアの中には限定メニューを食べに行く人もいます。反面「限定は行かない」というラーメンマニアもいます。限定メニューによる客引きがどこまで効果があるのかは私にもわかりません。
あと、最近チラチラと見かけるのが「ランチ限定ライス無料」をサービスにしているラーメン店です。米5kgで3000円~3600円(新米は高め)が現在定着している価格帯でお米を買い控える家庭もあると思います。特にひとり暮らしの学生などには厳しい物価になっていると感じます。そういった若者を取り込むのにランチ限定でライスを一杯なり無料にするというサービスは一定の効果はありそうですが知られなければあまり意味はなさそうです。
閉店は1店舗で休業は0店舗でした。先月同様かなり動きが少なかったと言えます。物価高騰や人材不足など現状の変化に耐えきれなかったラーメン店は概ね閉店に追い込まれているようです。現在持ちこたえている店舗は今後も維持できそうなお店ということになりますがラーメン店経営者から10月は厳しかったという声も聞いています。
京都のラーメン業界の開店は年末までは動きが少なめですが、11月のラーメン新店は6店舗が開業するのが確定しています。
毎月まとめている京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。
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