みなさんは唐揚げにはなにをかけて食べますか? 私は「レモン果汁」をかけて食べることがこれまで多かったのですが、京都に来てからは「マヨネーズ」で食べる機会がとても多いのです。ラーメン店を巡っていると唐揚げをサイドメニューにしているお店がとても多いのですが、多くのお店でマヨネーズが付いてくるのです。
京都では唐揚げにレモンをかけずにマヨネーズで食べる
今回の「京都ラーメン速報」は、店舗の紹介ではなく「京都のラーメン店あるある」です。
以前の記事「京都のラーメン店には餃子はないけど唐揚げはある」の続編で、同じ唐揚げネタをお届けしたいと思います。
その今回の唐揚げネタとは・・・・
京都のラーメン店では唐揚げにレモンをかけずにマヨネーズで食べる
というものです。
上の写真は京都ではとてもポピュラーなラーメンチェーン「ラーメン魁力屋(かいりきや)」さんのラーメン唐揚げ定食です。
この唐揚げをよく見ていただきたいのですが、唐揚げに「マヨネーズ」が添えられています。
これラーメン魁力屋さんだけではありません。
京都には唐揚げを主力サイドメニューにしているラーメン屋はとても多いのですが、その多くのラーメン店で「マヨネーズ」が添えられているのです。
こちらは「ラーメンの坊歩 千中店」さんのサイドメニュー唐揚げです。
サイドメニューの数は多くありませんが、当然のように唐揚げがメニューにあります。
これにもよく見ると「マヨネーズ」が添えてあります。
こちらは「あいつのラーメンかざぐるま」というラーメン店ですが、唐揚げにはマヨネーズが添えられています。
他にも閉店した「麺屋びびび」さんでも唐揚げはマヨネーズ添えでしたし、京都市北区の「ラーメン將陽」さんもそうです。
京都では有名なラーメンチェーン「ラーメン横綱」も唐揚げにはマヨネーズが添えられています。
しかし、すべてのお店で唐揚げはマヨネーズで食べることになっているというわけではありません(ただ一番多いのはこのパターンです)。
添えられているキャベツの千切りもこのマヨネーズで食べることになっていることが多く、キャベツにドレッシングがかかっていないことが多いのも特徴です。
ただ、唐揚げ自体に味が付いている場合はマヨネーズは添えられていませんし、他に「塩コショウ、カラシ」というラーメン店もあったりします。
京都では唐揚げにレモンをかけずに塩コショウで食べる
唐揚げにはマヨネーズ?
でも、実はこの傾向はそんなに前から行われているものではないようです。
というのも、今の40歳以上の方だと・・・・
ラーメンには塩コショウ
という世代がいるからです。
これは「天下一品」世代なんかだとそうなのですが、唐揚げは塩コショウで食べることになっているお店もあります。
その場合、キャベツにはドレッシングがかかっていることがほとんどのようです。
山科区にある「ラーメン天」さん、創業から30年以上になるお店ですが、こちらの名物である唐揚げには最初から塩コショウが付いてきます。
もうこれは塩コショウで食べろという店からの指示以外の何物でもありませんが、こちらも唐揚げを塩コショウで食べる一例です。
京都には唐揚げにカラシを付けて食べる派もいる
これまで唐揚げには一般的なレモン果汁ではなく「マヨネーズ」と「塩コショウ」をつけて食べる京都のラーメン店を紹介しました。
しかし、まだ「唐揚げにはカラシ派」という一派がいるのです。
例えば、京都市北区の堀川通沿いにある「天龍」さんなんかはそうです。
あと最初に紹介したマヨネーズが添えられている「ラーメン魁力屋(かいりきや)」さんでは2割ほどのお客さんは唐揚げにカラシを求めてくるそうです。
トンカツだってカラシ付けて食べる人多いですから揚げ物には合うのでしょう。
まとめ
ということで、京都のラーメン店では唐揚げにマヨネーズが添えられていることが多いという話でした。
割合は半分とは言わないけど、多くのラーメン店で唐揚げをマヨネーズ添えで出している印象です。
天下一品の場合は「塩コショウ」で食べるのが一般的です。
一部では「カラシ」で食べるお店もあります。
唐揚げといえば「レモン」というイメージが全国的には一般的かと思いますが、京都ではレモンをつけるお店はなかなか見かけません。
例えば餃子の王将では「レモン」が付いてくることがありますが、セット内容やお店によるかもしれません。