2017年9月20日新店オープンのラーメン店「麺や 賀ら茂ん(がらもん)」さんが、京都市北区に開店しています。場所は「御薗橋(みそのばし)」の近くで、大徳寺通というところです。
「麺や 賀ら茂ん」さんは同じ屋号で焼き鳥などを食べられる居酒屋さんだったお店の業態変更店です。
2017年9月20日オープン 麺や 賀ら茂ん(がらもん)
京都市北区の「御薗橋」に新しいラーメン店「麺や 賀ら茂ん(がらもん)」さんが新店オープンしています。
「賀ら茂ん」と書いて「がらもん」と読むのですが、元々は「炭焼賀ら茂ん」さんというお店だったので、業態変更してラーメン店になったということになります。
オープン日は2017年9月20日、当面は「スープが終わりしだい閉店」と告知されていました。
当日は、仕事の都合などで間に合わなかったのですが、翌日に再度食べに行ってみましたので紹介したいと思います。
麺や 賀ら茂ん 店内の様子
ということで「麺や 賀ら茂ん」さんです。
いわゆる、京都の「西賀茂」というエリアですが、御薗橋に近い所にあります。
この西賀茂エリアでは、住んでいる方くらいしか通らない「猪熊通・大徳寺通・牛若東通・牛若通」というのがあるのですが、そのひとつである「大徳寺通」にお店はあります。
わかりやすくいうと「リラックスカフェいっぷく」さんの南北に通る道のすぐ南側にあります。
店内はカウンター5人程度座れるカウンターがあり、靴を脱いで入るスタイルです。
元々は焼き鳥などを出す飲み屋さんだったのですが、その時から裏メニューで「中華そば」があり、鶏ガラベースのラーメンを提供していました。
当日は、その時からの常連さんと思われる近所の方がすでにラーメンを食べていらっしゃいました。
メニューは基本は「あっさり」の中華そば、「こってり」の背脂醤油の2種類です。(大盛は100円増し)
今回は「背脂醤油(こってり)」を食べてみることにしました。
中華そば(あっさり) 750円~
背脂醤油(こってり) 750円~
麺や 賀ら茂ん 実食レビュー
背脂醤油(こってり)750円です。
こってりは「ベースは同じで、カエシが違い、背脂」というラーメンです。
ベースは「豚骨・鶏ガラ・昆布・魚介」で、昆布・魚介の割合が少し多めの和風出汁に近いものになっていました。
近くの「ラーメンこけし」さんとベースの材料は同じですが、魚介を多くするほど「うどん・そば」に近くなるので、ラーメンの場合は割合は少なめにするところが多いです。
こちらはギリギリ「うどん・そば」にならない程度まで使っているようで、和風中華そばに近いながらも動物系のコクと甘さも出ているバランスの良いラーメンでした。
背脂と一緒に油も結構入っておりコクをだしています。京都では油はあまり入っていないところが多いので、ここらへんで特徴が出ていました。
また、ラー油で少し辛味を付けています。
トッピングは「チャーシュー、細もやし、ネギ、海苔、白ごま、メンマ」で、海苔は少し炙って香りを出しています。
チャーシューは、軽く甘さのあるホロホロした大判のものが入っていました。
ベースの味も材料が多く、トッピングもいろいろ入っているので、変化を楽しめるラーメンと言えそうです。
麺は細めのストレートで食べなれたものです。
見た目で分かりますが、食べてみても、これはたぶん「テイガク」です。
スープがよく絡む麺です。
麺や 賀ら茂ん(がらもん) 基本情報
ベースは素材を多く使った複雑系スープで、脂やトッピングなども複雑に組み合わさったラーメン。
食べてみると宝屋系にも近いですが、そこまで行かず「アッサリ和風」の味わいがするというのが食べた感想です。
さて、「麺や 賀ら茂ん(がらもん)」さんの場所ですが、京都市北区の御薗橋(みそのばし)から徒歩3分くらいのところです。
すぐ北には「みその橋サカイ」さんや「天骨庵 慶心」さんがあり、御薗橋近くでは「ラーメン彩心」さんと「餃子の王将」が深夜営業をしているという立地です。
そのため、独創性や味については他店に負けないようにしなければ、なかなか営業が難しい立地とも言えます。
とはいえ、最近では「ラーメン こけし」さんもオープンして、にわかに賑わっている御薗橋界隈に新しいラーメン店が増えるのは、地元的には嬉しいものです。
駐車場はありませんが、近隣にはコインパーキングが多く、細い道の奥の住宅街でも時間貸し駐車場が多い所です。ただし、バイクや自転車はまったく停める場所がないので注意が必要です。