梅雨の時期で雨が多くジメジメしていて身体がカビそうだったので、飲食新店探しは諦めて家からも近い地元のラーメン店に行くことにしました。
食べに行ったのは一乗寺ラーメンストリートの超人気行列店「極鶏(ごっけい)」のメニューにある一味唐辛子が鉢一面にかかった豪快なラーメン「赤だく」の元祖となったラーメンです。
だから行ったのは「極鶏(ごっけい)」ではなく・・・・
ラーメンタンポポ(京都市北区)
です。
スープを飲んでみたところ「鶏ガラ・豚骨・背脂」で炊かれ、麺を啜った感じでは大好きな「中金製麺」を使用しています。それに脂が適度に溶けるまで煮込まれた厚切りのチャーシューが3枚ほど、九条ネギと唐辛子(一味)が鉢全面にふりかかっているのが特徴です。
インパクトがあるラーメンにしたいと考えられたラーメンで、一乗寺ラーメンストリートの人気行列店「極鶏(ごっけい)」のメニューにある「赤だく」という唐辛子(一味)が鉢一面にかかったラーメンもタンポポのラーメンをオマージュしたものです。
極鶏のオーナー店主がラーメンタンポポで10年以上(12年ほど)修行していたこともあり、極鶏の赤だくの先祖ラーメンとも言えるラーメンです。
訪問日(取材日)は2024年7月2日(月曜日)です。
お店に到着したのは開店時刻の11時30分ジャスト、その時点で地元客が10名は並んで待っていました(観光客が来る立地ではありません)。
平日でも開店時刻には行列ができる人気店で、ちょうど私の前で一巡目の入店が終わったので入店したのは11時47分頃になりました。
その時点でも5名ほど並んでいましたし、お店を出る頃も10名近く並んでいましたが、京都市北区でここまで人気のラーメン店は「ラーメンタンポポ」さんくらいでしょう。
創業は1995年、先代の創業者が伊丹十三監督コメディ映画「タンポポ(1985年)」を見て店名を付けたのが由来です。
なお、店頭で待つ場合にイスに座って待つと排気口から出るスープの臭いが服や髪に付くので注意してください。私はその日は豪快に浴びてきたので夜まで自分からワイルドな香りがしていました。
注文は席で店員さんに注文するようになっていて、ブログ開設以来11年間で私が見つけた新店(飲食店)ではこの注文方法が一般的です。
支払い方法は「現金のみ」です。
ラーメン 並(850円)
チャーシューメン 並(1100円)
豚しゃぶラーメン 並(1100円)
ツケメン 並(1000円)
ライス 中(150円)
セット焼飯 小(+250円)
セットミニシャーシュー丼(+350円)
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は取材時点のものです。
定番メニューは「ラーメン」で、お客さんのほとんどが注文します。
サイドメニューで人気なのが「焼飯」なので、ラーメンとセットできる焼飯(小)を追加しました。
ステンレス皿にのったラーメンどんぶりには「九条ねぎ・トロトロに煮込まれた厚切りバラ肉のチャーシュー3枚ほど・メンマ多め」がトッピングされていてボリュームがあります。
京都ではラーメンどんぶりの下に大きな皿を敷くラーメン店が多いですが、これは屋台ラーメンの名残で屋台が傾いていてスープがこぼれても大丈夫なようにお皿を敷いた風習が残っているためです。
スープを飲んでみたところ「鶏ガラ・豚骨・背脂スープ」のスープ、表面には「唐辛子(一味)・背脂」が大量に浮かんでいます。希望すれば「にんにく」入り(無料)にもできるのとスープの濃さも指定できます。
スープからは京都らしい獣臭がしますがさほど気にならない範囲です。唐辛子(一味)は国産の辛味が少ないものを使っていますので、ほんのり汗をかく程度の辛さ。スープにほんのりと唐辛子の苦さがあり、何度もスープをすすってしまうやみつきになるラーメンでした。
麺を啜った感じでは京都では好きな中金製麺の中細ストレート麺で低加水のものでした。
麺の堅さはお好みで指定できますが、今回は普通にしているので少し柔らかめ。麺はスープに負け気味ですが麺量はあるように感じました。
スープも麺も多めだと思います。美味しいラーメンの時ってスープと麺が一緒に食べ終わることが多いですが、タンポポのラーメンはまさにそれでした。
チャーシューの部位は豚バラ肉で余計な脂が抜けるくらいに煮込まれていました。
厚切りで量もデフォルトで多めに入っているので食べ応えがありますが、結構脂っこいので途中で食べ飽きてきました。
メンマも出汁が効いている(味付けは薄め)もので本数も多めに入っています。九条ネギも背脂もたっぷりで背脂を食べているかのような感じのスープです。
これは確かにクセになるし、ボリュームもあって850円なので人気店なのが食べてよく分かりました。
焼飯は京都でよくある感じのものですが、旨味を感じるのと醤油辛くないので美味しいし食べやすい焼飯でした。
九条ネギと細切れチャーシューが入っていて、+250円で小サイズをラーメンとセットにできるのもリーズナブルでとても良いと思いました。
イートインメニュー(クリックでオープン)
ラーメン 並 | 850円 |
---|---|
ラーメン 大 | 950円 |
ラーメン 特 | 1000円 |
チャーシューメン 並 | 1100円 |
チャーシューメン 大 | 1200円 |
チャーシューメン 特 | 1250円 |
豚しゃぶラーメン 並 | 1100円 |
豚しゃぶラーメン 大 | 1200円 |
豚しゃぶラーメン 特 | 1250円 |
ツケメン 並 | 1000円 |
ツケメン 大 | 1050円 |
焼飯 小 | +250円 |
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焼飯 中 | +350円 |
焼飯 大 | +450円 |
ミニチャーシュー丼 | +350円 |
ライス 小 | 100円 |
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ライス 中 | 150円 |
ライス 大 | 200円 |
キムチ | 150円 |
チャーシュー盛り | 1000円 |
ネギ 大 | 100円 |
メンマ 大 | 100円 |
にんにく入り | 0円 |
※メニューと値段は取材時点のものです(サービス内容は変更になる場合もあります)。
テイクアウトメニュー(クリックでオープン)
ラーメン | 850円 |
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焼飯 | 500円 |
チャーシュー丼 | 800円 |
チャーシュースライス 小 | 550円 |
チャーシュースライス 中 | 750円 |
キムチ 小 | 300円 |
キムチ 中 | 800円 |
※メニューと値段は取材時点のものです(サービス内容は変更になる場合もあります)。
住所でいえば「〒603-8245 京都府京都市北区紫野西蓮台野町57」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(地図が開きます)。
記事掲載時に確認した京都「ラーメンタンポポ」さんの営業時間は「11時30分~21時(L.O.20時30分)」で、定休日は「不定休」ですが、営業時間と定休日は「公式」でご確認ください。
※営業時間や定休日はお店の都合で変更になっている場合がありますので公式がある場合は直近の情報を必ず確認してください。
※売り切れ終了で閉まっている場合もあります。
ラーメンタンポポ さんに駐車場は5台分あります。お店裏手のマンション駐車場の指定された場所に駐車してください(1番~5番)。
ラーメンタンポポ 基本情報(クリックでオープン)
店舗名 | ラーメンタンポポ |
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オープン日 | 1995年オープン |
ジャンル | ラーメン |
食事予算 | 1000円~2000円 |
営業時間 | 11時30分~21時(L.O.20時30分) ※公式で要確認 |
定休日 | 不定休 ※公式で要確認 |
駐車場 | 5台分 |
住所 | 〒603-8245 京都府京都市北区紫野西蓮台野町57 |
地図 | こちらをクリック(地図) |
最寄り駅 | 北大路駅 |
最寄りバス停 | 佛教大学前バス停(バス停情報) |
テイクアウト | 対応 |
イートイン | 対応 |
公式SNS |
※この記事は2024年7月3日に投稿されたもので「メニュー・値段・営業時間・定休日」は当時のものです。
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