今回の「京都ラーメンブログ」は、国道9号沿いにある町の中華料理店「再来」さんへ行って来ました。こちらは亀岡市で18年ほど営業したのちに、今の西京区へと移転してきたお店です。千代原トンネルの付近にあり、自動車だとお店を見ることなくトンネルで通りすぎると思いますが、バイクだと通る側道沿いに「中華料理 再来」さんがあります。
地元の常連さんが行く感じのお店ですが、メニューが豊富で、価格も安い中華料理店です。
亀岡市から西京区に移転した「中華料理 再来」
京都市西京区の国道9号を京都市内へ向かって走っていると、赤いのれんの中華料理店があります。
白い看板には「ひげをはやした中華料理のコックさん」が描かれていて、お店の名前は「中華料理 再来」と書かれてます。
この「中華料理 再来」、元々は亀岡市の住宅街の中にあった中華料理店で、6年ほど前に今の場所に移転してきました。
亀岡市で営業していた時に、2回ほど前を通ったことがあったのですが、先を急ぐ用事もあったので立ち寄ることができないままだったお店です。
店内はカウンター5席ほどのお店で、厨房と客席は仕切りがないので店主と向き合いながらの食事になります。
店主によれば、そういうお客さんとのお付き合いや触れ合いを大事にしたいということなので、このようなお店になっているのでしょう。
実際に、来店するのも常連さんや近隣のご家族で、一見さんはほとんどいないということでした。
とりねぎラーメン 実食レビュー
メニューはかなり豊富で、壁一面に商品の写真が貼りだされています。
中華の一品料理、ラーメン、丼ものがあって、ランチは750円程度、ラーメンも500円なので値段は安いと思います。
今回は「とりねぎラーメン 750円」を食べてみることにしました。
千切りのネギにタレが合えてあるラーメンで、これは関西ではほとんど見かけないラーメンです。これを食べるために、2016年夏にネギラーメン発祥の店のある和歌山県新宮市まで行った時のことが思い出されました。
蒸し鶏のタレに似たものだと思いますが、鶏肉とネギにタレが合えてあって、なかなか美味しいラーメンでした。
味わいは少しアッサリ方面に向いていますが「京中華」のような薄味ではなく、適度な味付けの中華料理です。
店主に話を聞いたりしながら食べたのですが、九州などの中華料理店で修業された方だそうです。
多くの店で働く中で自分が美味しいと思ったものをメニューにしているということでした。味付けは普通よりややあっさりですが、九州もあっさり味が多いですよね。
料理は、京都の方に合うようにニンニクなどは使わないようにしているそうです。とはいえ、京中華のような味の薄い料理ではなく、独自の味付けにされているそうです。
確かに、アッサリでもなく濃厚でもなく、京都人の嫌いな醤油辛さということもなく、バランスの良いラーメンになっていました。
ちなみに、スープのベースは豚骨と鶏ガラです。
当日は朝から何も食べずに亀岡市内をあっちこっち100kmほど移動して新店探しをしていた帰りだったので、ラーメンだけでは物足りずに「カレー焼めし(650円)」も食べました。
こちらはカレーの味はしっかりと付いたもので、焼き飯自体はアッサリとしたもののようです。
焼き加減も絶妙で、仕事が丁寧という印象でした。
食べ終わった後に、店主の方としばらく話をしたところ結構気さくな感じの方でした。ぶっちゃけ「一癖二癖ありそう」な感じですが(笑)、そういうところも常連がつく理由なのかもしれません。
中華料理 再来 行き方(アクセス方法)
さて「中華料理 再来」への行き方(アクセス方法)ですが、京都市内から亀岡に向かう途中の「千代原口」の近くです。
国道9号(上り)側にあるお店なので、亀岡市から京都に戻る際に立ち寄ることになりますが、駐車場はないので近隣のコインパーキングを利用してください。
電車だと阪急京都線「桂駅」が最寄になりますが、こちらは歩くには少し遠いかもしれません。
立地的には遠くから食べに行くという感じではないので、お客さんも常連さんがほとんどな「町の中華屋」という感じのお店でした。
営業時間:11時~14時、17時~22時
定休日:水曜日
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