【注目新店】本家 第一旭 新宿店 「京都発祥の豚骨ラーメン専門店」が東京初出店

2018年12月7日に東京で「本家 第一旭 新宿店」が新店オープンします。場所は「新宿御苑前」で、系統が多い「第一旭」の中でも本家の東京出店です。

数年前まで東京でも「第一旭」のラーメンは食べられましたが、本家の第一旭が東京進出するのは初です。

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東京に「本家 第一旭 新宿店」が2018年12月7日新店オープン


京都たかばし本家 第一旭

京都たかばし本家 第一旭

京都ラーメンの話とは半分ほどズレますが、2018年12月7日に「第一旭」が東京・新宿店を新店オープンすることになっています。

10月末にネットで少し話題になっていたのですが、どうやら事実のようです。

正確には「京都たかばし本家 第一旭 新宿店」という店名になります。

当面は11時~22時(1日300杯で終了)の営業となるそうです(日曜日は15時30分ラストオーダー)。

indeed に掲載されたバイト募集の告知(本家 第一旭 とある)

indeed に掲載されたバイト募集の告知(本家 第一旭 とある)

現時点で東京進出が可能な第一旭は「京都たかばし本家 第一旭(本家)」もしくは「京都ラーメン豚骨たかばし醤油(暖簾分けチェーン店)」だけです。

ただし、バイト募集には「本家」と「早朝5時から行列のできる京都の有名ラーメンが東京に初出店します。」とあるので「京都たかばし本家 第一旭(本家)」であるのは確実です。

第一旭は京都では9系統あるので分かりづらいのですが(参考記事)、本家であれば東京初進出となります。

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東京の「第一旭」は初進出なのか?いえ「第二旭」が曙橋にありました


かつて新宿の曙橋に「第二旭」が実在しました

かつて新宿の曙橋に「第二旭」が実在しました

第一旭といえば現在では関西に店舗が残るラーメン店です。

第一旭の詳細な系統については、別記事「京都の老舗ラーメン店 第一旭 の違いがよく分かる写真 まとめ」をご覧いただければと思いますが、実は東京にも第一旭はありました

東京で「第一旭」を食べられるお店はこれで二軒目です。東京にある『84(はし)』というお店にも「第1/2旭」というラーメン(本家公認)もあります。2010年までは「第二旭」というのもあり、神戸の第一旭系列のお店も数年前までありました。ただし、本家「第一旭」の東京進出は初となります。

・京都たかばし本家 第一旭(本家)
・本家 第一旭たかばし 寺田店(特製ラーメン 第一旭チェーン1号店)
・特製ラーメン 第一旭(チェーンからの独立残存店)
・京都ラーメン豚骨たかばし醤油
・総本家広瀬家 特製ラーメン 第一旭
・神戸ラーメン第一旭
・極上ラーメン第一旭(第一旭 六角店)※閉店
・元祖 第一旭(鳥取、現在の「大ちゃんラーメン」)
・本店 第一旭(愛知)

かつて東京にあったという「第一旭」は「神戸ラーメン第一旭」のチェーン展開の店舗と曙橋にあった「第二旭」というラーメン店です。

私が東京にいた時(曙橋の会社に10年ほどいた)、会社の近く住吉町に「あけぼのばし通り商店街」というのがあり、そこにラーメン店「第二旭」が実在していました。

第二旭は「京都たかばし本家 第一旭(本家)」で修行された方が東京の曙橋で出店されていたラーメン店で、1975年に創業して2010年7月に閉店しています。

本家の経営を引き継いだ佃栄子さんの弟さんが1986年に開業した「特製ラーメン 第一旭チェーン(株式会社 第一旭)」が商号問題で「株式会社 第二旭」に商号を変更したので、それと名前が被りますが、創業年を見る限りでは田口有司さんが京都のたかばしで営業していた「第一旭(本家)」の時代に創業しているので、東京の「第二旭」は本家からの派生店のはずです。

また、現存する「第二旭」としては静岡県焼津市の「第二旭 大井川店」というラーメン店もあります。

東京都新宿区住吉町12−20(MAP

本家 第一旭 新宿店 メニューと値段


では「第一旭 新宿店」のメニューと値段はどうなっているのでしょうか。

京都の本店よりラーメンは80円高い780円の設定で、特製ラーメンは本店が850円のところが1000円になっています。

餃子はなく(本店は250円)、ライスなどのトッピングも20円ほど高く設定されています。

ラーメンは麺を京都から取り寄せると思われるため値段はアップするはずです。そのため、この価格設定は仕方のないことかもしれません。

・ラーメン 780円
・ラーメン大 880円
・チャーシュー麺 950円
・特製ラーメン 1000円(チャーシュー麺大)
・メンマのせ(トッピング)50円
・煮玉子のせ(トッピング)100円
・九条ねぎ増し(トッピング)50円
・ライス小 120円
・ライス大 180円
・キムチ並 200円
・キムチ小 100円
・メンマ皿 150円
・ヤキブタ並 700円
・ヤキブタ小 350円

※京都の本家第一旭の値段は2018年12月時点のものです。

本家 第一旭 新宿店 アクセス方法

では東京の新宿に開店する「第一旭 新宿店」は、どこにあるのでしょうか。

地下鉄丸の内線「新宿御苑前駅」前にあるローソンの道を北へ行くと「東急INN 新宿御苑前」があるのですが、そこの南にラーメン店が結構入れ替わり激しいテナントがあります。

そこが「第一旭 新宿店」と言われています。

東京都新宿区新宿1丁目13−7
営業時間:11時~22時(1日300杯で終了、日曜日は15時30分LO)
定休日:

京都たかばし本家 第一旭 はどんなラーメン店?


第一旭のラーメンは豚骨ベースのラーメンで、九条ねぎと薄切りチャーシューが特徴

第一旭のラーメンは豚骨ベースのラーメンで、九条ねぎと薄切りチャーシューが特徴

では「京都たかばし本家 第一旭」はどんなラーメン店なのでしょうか?

平たく書くと「京都で一番有名なラーメンチェーンの本家」というと分かりやすいです。

背脂の浮かんだ豚骨醤油に薄切りチャーシュー、そして九条ねぎがトッピングされたラーメンで、関西の出汁文化を象徴するような出汁味を味わうラーメンです。

醤油ダレは薄口でほんのり香りと味がついている程度ですが、豚骨出汁が独特の香りと風味があって、それを楽しむラーメンです。

そのため、関東の方には「薄い」と感じる場合もあります。

京都の人にとって「第一旭」といえばチェーン展開していた暖簾分けチェーン店

京都の人にとって「第一旭」といえばチェーン展開していた暖簾分けチェーン店

京都の人にとって「第一旭」といえばチェーン展開していた本家から暖簾分けされたチェーン店の「第一旭」です。

京都たかばし本家 第一旭」← 本家
本家 第一旭たかばし」&「特製ラーメン 第一旭」← 元「株式会社 第一旭」の系列チェーン

現在、チェーン展開していた第一旭は倒産しており、残存店舗は独立採算店として現存しています。

今回、東京で出店すると思われる「京都たかばし本家 第一旭」は本家で、観光雑誌などに掲載されている有名店です。そのため、観光客が連日のように朝から大行列を作っています。

しかし、京都の方はあまり本家には行きません。

地元の方は、かつては京都市中にたくさんあったチェーン店の「第一旭」に行くことの方がほとんどです(理由:本家は京都駅近くなので遠いのと観光客で混雑するから)。


今回の「京都ラーメンブログ」は、京都で一番の有名ラーメン店「第一旭」について、あまり知られていないことをまとめました。以前も「第一旭」については詳細記事を書いていますが、今回はもっと分かりやすくした「第一旭まとめ」になります。


京都ラーメン
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京都の新しい飲食店や京都を紹介するブログ「京都のお墨付き!(osumituki.com)」は2013年から飲食新店情報や京都のお出かけ(街歩き)情報を10年以上記事にしている京都市在住「ノーディレイ」により運営されています。毎日の京都街歩きで見つけて掲載したグルメ(飲食新店)は3500軒以上(街ネタを含めると4700件以上)ある新店ハンターの先駆けです。特に京都のラーメン新店やカフェ新店の情報は掲載が速いことで知られています。X(旧Twitter)のフォロワーには京都の飲食店経営者やマスコミ関係者が多く京都のグルメ情報の情報源(一次ソース)ブログとも言われています。

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