今回は平安神宮からも近い京都・岡崎で子供の頃からある老舗ラーメン店「中華そば 一番星」へ行ってきました。
記憶では40年くらい前には営業していて、開業(創業)した年は1975年という老舗です。
正確には、1975年6月22日創業の老舗ラーメン店で、今の店舗を持つ前には屋台でラーメンを販売していました(1972年5月から屋台営業開始)。
伏見区にも同名のラーメン店がありますが、そちらはお弟子さんのお店です。
「中華そば 一番星」さんの店内は、昔ながらの喫茶店みたいな雰囲気のお店です。昭和レトロという言葉がまさにはまるお店でした。
店は落ち着いたタイルとレンガで装飾されており、絵が飾られていて、ラーメン店という雰囲気よりも老舗喫茶店という雰囲気です。このテナントは元はステーキハウスだったそうです。
カウンターとテーブルがあるので、家族連れなどはテーブルを使うと良いでしょう。
メニューは基本の「中華そば」が2024年時点で850円からです。ラーメンとライスのみのメニューは創業から変わりません。
京都ラーメンとしては普通の価格設定で学生さんが安く食べられるように「肉なし」というチャーシュー抜きラーメンがあるのが大学が多い京都ならではです。
中華そば 並(850円)
中華そば 並・玉子入り(900円)
中華そば 大(950円)
中華そば 大・玉子入り(1000円)
チャーシュー 並(1150円)
チャーシュー 大(1250円)
肉なし 並(700円)
肉なし 大(750円)
ごはん 小~大(150円~250円)
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は2024年7月時点のものです。
今回は「中華そば(並)」をオーダーしました。
お昼時は過ぎていましたが、近くの会社員や家族連れが食べに来ています。
トッピングは「チャーシュー、メンマ、細もやし、青ネギ」という構成で、これも京都の昔ながらの京都ラーメンでは鉄板の組み合わせです。
背脂ではなく油が浮いているタイプですが、油っこさはありません。
珍しいのは「漬物(しば漬け)」がついてくることです。
漬物は京都の加藤順漬物店のものでスープのお口直しになっていました。
チャーシューは4~5枚入っていて、少し厚みがあります。
京都ラーメンはもっと薄切りのお店が多いのですが「中華そば 一番星」さんでは普通くらいの厚みです。
麺は細麺で柔らかめの茹で加減。
スープは九州豚骨味をベースに鶏ガラと玉ねぎを合わせてあっさり風味になっています。味付けは醤油味ですが「この味付けで合っている?」と少し不安になるほどのアッサリさです。
さて「中華そば 一番星」さんの場所ですが、平安神宮の近く岡崎エリアにあるラーメン店です。
駐車場は西15メートル先に3台分あります。
営業時間:11時~15時、16時30分~19時
定休日:水曜日・木曜日