今回の「京都案内」は「京北子宝いも」の紹介です。「京北子宝いも」というのは、京都大学で開発した里芋の品種で、それを京都市右京区京北の農家が栽培して販売しています。京都市も協働している「産官学が協働」した新京野菜ブランドです。
では、「京北子宝いも」はどんな味なのでしょうか。
京北子宝いも「京大で開発した 新京野菜」
今回の「京都案内」は、京都市右京区の「京北」で栽培されている新京野菜の「京北子宝いも」を紹介します。
里芋の品種のひとつで、「農家、京都大学、京都市」が協働(きょうどう)して開発したものです(産官学協働)。
日本でも、ここ京都・京北でしか食べることができないサトイモです。
・里芋の品種
・京都市右京区京北でのみ栽培
・新京野菜
地域のブランド野菜として、現状では京北エリアでしか栽培されていません。
旬は10月中旬~11月で、5月に種芋を植えて10月に収穫が行われます。
ひとつの親芋に程よい大きさの里いもがたくさん付くことから「子宝芋」と命名されました。
京北子宝いも 実食レビュー
今回は、この「京北子宝いも」の煮物を料理してみました。
この「京北子宝いも」は、ほくほくしたややトロみのある食感で、シッカリとした里芋です。
夏には、これを使った「ジェラート」を紹介したこともあります。(該当記事はこちらです)
身がシッカリしているので、一般的な里芋よりも煮込み時間がかかりました。
舌触りはキメが細かいものの、若干の舌ざわりがある感じでしたが、煮込んで食べると里芋の香りがよく出ている煮物になります。
味付けは少し強めでも良いかもしれません。
京北子宝いも まとめ
京都・京北でしか食べることができない里芋「京北子宝いも」は、ちょうど11月の今の時期に「ウッディ京北」(道の駅)で販売されています。
通販などでは入手できないので、京都の現地(京北)で購入するのが一番手っ取り早い方法です。
身は比較的しっかりとしており、煮込むとホクホクとした食感になります。
価格は、1袋で400円で販売されていることがほとんどです。
こういったご当地でのみ栽培されているブランド化は消費者の意識を向けさせるには良い方法だと思います。
京都府京都市右京区京北周山町上寺田1−1
営業時間:9時~17時
定休日:
URL:http://fuw.jp/woody/