今回の「京都ラーメンブログ」は、京都のラーメン店でも昭和の雰囲気がものすごいお店「誠養軒」さんへ行ってきました。場所は北野天満宮のすぐ近くで、一条通沿いにある古いお店です。
かなりの激セマ店でもあり激シブ店でもあります。
北野天満宮近くの昭和系ラーメン店
皆さんは北野天満宮の鳥居の近くに、とても昭和感があふれるラーメン店があるのをご存知でしょうか。
結構前からあるのですが、昭和の時代から刻が完全に止まっているラーメン店があります。
それが「誠養軒」さんです。
「京都ラーメン」といえば、豚骨醤油の「第一旭」か、鶏ガラ「ますたに」のラーメンが二大潮流ですが、普通の「中華そば」のお店もたくさんあります。
多くは「麺類一式」などと書かれた古い定食屋さんにある中華そばなのですが、ラーメン専門店で昔ながらの中華そばを出すお店は少なくなっています。(麺類一式についてはこちらを参照ください)
しかし、今でも営業しているお店はあって、そのひとつが「誠養軒」さんなのです。
お店はかなり狭いのですが、カウンターは4席ほど、4人テーブルが2つがギッチリと詰め込んであるラーメン店です。
見てのとおりの「昭和系ラーメン店」で、かなり激シブなお店と言えるでしょう。
お店は高齢の大将がひとりで切り盛りしており、お昼どきということもあって即座に満席となりました。
白梅麺・紅梅麺という見慣れないメニュー
さて、メニューなのですが、八宝菜や野菜炒めに酢豚もあるのでカテゴリーとしては中華料理店とも言えるかもしれません。
ただ、メニュー構成を見る限りではラーメン店ですね。
中華そば 630円
味噌ラーメン 650円
叉焼麺 810円
白梅麺 700円
紅梅麺 700円
チャンポン麺 910円
冷麺 870円
見慣れない「白梅麺・紅梅麺」というメニューもあり、これは鶏肉か豚肉が入っているラーメンです。
それも気になるのですが、今回は「中華そば」を食べてみることにしました。
中華そば 実食レビュー
コテコテの中華そばが出てきました。
トッピングは「もやし・メンマ・チャーシュー・ネギ」というものすごくスタンダードなラーメンです。
コショウが最初からかかっていますが、これは京都の中華そばでは当たり前です。
味はかなりライトな味わいで、スープと麺に関しては非常に物足りない味わいだったのが印象的でした。
京都というか関西は「ダシ文化」なので、カエシは薄くてもベースの味は結構濃厚なお店が多いです。
しかし、こちらの「誠養軒」さんではベースもカエシもかなりライトな味わいになっていたのが印象的でした。
口コミでは、餃子が美味しいと言われるお店で、ラーメン自体は食べた瞬間に「ん?」となるライトさかもしれません。
昔ながらの昭和の雰囲気を味わってみたい方にはオススメかもしれませんね。
誠養軒 基本情報
さて、誠養軒さんがあるのは、京都の北野天満宮の南側で、昭和に路面電車が走っていた時代には鳥居のあった場所です。
かつては平安京の一番北にあった一条通沿いにあります。
駐車場などはありませんので、もし万が一行く場合は近くのコインパーキングを使ってください。
食事予算「630円~910」
営業時間「12時~24時」元旦・年末年始は時間変更の可能性があります
定休日「月曜日」
駐車場・駐輪場「なし」
住所「日本、〒602-8337 京都府京都市上京区新建町10」
地図「こちらをクリック(Google Maps)」