関西では「ラーメンと唐揚げ」は大変ポピュラーな組み合わせですが、一緒になったラーメンは珍しいので紹介します。
京都には「唐揚げラーメン」を食べられるお店がある
この「京都ラーメンブログ」では前々から「京都のラーメン店には餃子はないけど唐揚げはある」と断言してきましたが・・・・
なんと「唐揚げが入ったラーメン」も食べることもできます。
唐揚げラーメンといえば新潟のご当地ラーメンとしてテレビで紹介されたこともあるラーメンですが、京都にだってあるんです。
お店は円町駅に近い「つたや」さんという麺類一式の定食などもある食堂で、京都では明治時代からこういった大衆食堂が街中にたくさんあります。
他の麺類一式のお店でも「唐揚げラーメン」は見たことがないので、かなり珍しい事例だと思われます。
ということで、さっそく入店して食べてみることにしましょう!
唐揚げラーメン 実食レビュー
店内は、京都によくある大衆食堂で、個人的には居心地の良いお店です。
こういったお店は京都にたくさんありますが「定食・うどん・ラーメン・丼物」などなんでもござれの大衆食堂です。
定食類 650円~1000円
うどん類 400円~700円
中華そば 600円~800円
丼もの 600円~1000円
京都の大衆食堂はお値段もリーズナブルなお店ばかりで、中にはラーメン450円とかいうお店もあったりします。
ということで「唐揚げラーメン 800円」です。
トッピングは「唐揚げ4個・もやし・青ネギ」で、チャーシューの代わりに唐揚げが入ったラーメンです。
京都の中華そばの特徴「コショウが最初からかかっている」ラーメンで、昔ながらの京都の中華そばです。
京都の中華そばは、ややコッテリした鶏ガラや豚骨のスープで、清湯よりも少し濁った感じが特徴です。
醤油はさほど辛くはないのですが、ベース(出汁)の味がシッカリしているのも京都ラーメンの特徴です。
唐揚げはサッパリした味付けで、ラーメンスープに浸しながら食べるとちょうど良い味わいになるものでした。
京都でラーメンと唐揚げのセットは別に珍しくはないのですが、唐揚げが入ったラーメンはほとんどありません。
関西らしいラーメンを食べてみたい方にオススメです。
つたや 基本情報
京都の大衆食堂「つたや」さんへの行き方ですが、JR山陰本線「円町駅」から徒歩2分くらいの所です。
関東の方が見ると「うどん屋」さんに見えるかもしれませんが、関西ではこういうお店は「麺類一式」とか「丼もの・定食」とか書かれていることが多く、何でもある大衆食堂になっています。
京都らしいお店なので、京都観光に来た際には、ぜひこういう京都の大衆食堂に立ち寄ってみてください。
京都では「うどん文化」が長く、聞いたことがあまりないような名前の麺類がたくさんありますよ。
京都府京都市中京区西ノ京円町24
営業時間:11:30~15時、17時~20:30
定休日:水曜、第三火曜日