今回の「京都ラーメンブログ」は、地方都市「南丹市園部町」で一番年季の入った店「中華料理 点点」さんでラーメンを食べてきました。地方で昔から常連さんに愛されて生き残っているお店なら美味しいに違いないからです。
しかし、今回の「中華料理 点点」さんは旨いだけでなく独創的でもあったのです!
地方都市のラーメン店に行ってきました
今回の「京都ラーメンブログ」は、京都市内からかなり遠い場所ですが、南丹市園部町で夜遅くまで営業している地元のラーメン店「中華料理点点」さんに行ってきました。
園部町は京都の地方都市で、小さい町のためラーメン店は3店舗ほどしかありません。
今回紹介する「中華料理点点」さんは、仕事終わりに行きつけのお店でのんびり過ごす・・・・そんな感じの誰にも気兼ねがいらないお店です。
中華料理点点(京都府南丹市園部町)に入店!
さて、お店に入ると年配の男性ふたりと、若い従業員ひとりの3人で営業していました。
入口に大きなテーブル、奥に長いカウンターがあります。
相当な年季の入ったお店で、昭和40年代~50年代に流行ったスタイルの中華料理店(中華ラーメン店)です。
メニューはたくさんあって、一番安いのが「醤油ラーメン 600円」です。
他にも「塩・豚骨・味噌」となんでもござれで、中華飯やら焼きそばに冷麺に・・・・上の写真のメニュー以外にも中華料理の単品も数多くあるお店です。
今回はラーメンとチャーハンが食べたかったので、メニューには書かれていないものの聞いてみたら「ありますよ」とのこと。
ラーメン+半チャーハンのセットを注文してみることにしました。
醤油ラーメン 600円
塩ラーメン 600円
豚骨ラーメン 650円
四川風味噌ラーメン 700円
醤油チャーシューメン 750円
野菜ラーメン 750円
チャンポンメン 750円
五目そば 800円
天津麺 750円
若い店員さんは師匠の指示に返事よく対応し、キビキビと働いています。
師匠も的確な指示を出しながらも、中華鍋での料理に集中して一気に作り上げていきます。
・・・・の割には店内はカオスなのですが、それがまた居心地が良いのです。
昭和40年代とか50年代の中華料理も出すラーメン店って、その当時からこんな感じだったのです。なんか、ものすごい懐かしいお店です。
懐かしい青春のラーメン 実食レビュー
ということで「醤油ラーメン」が目の前に運ばれてきました。
「チャーシュー・もやし・メンマ・ネギ」がトッピングされており、ごくごく普通のラーメンかと思ったのですが・・・・
めちゃくちゃ独創的なラーメンでした!
味は「鶏ガラ」ベースなのですが、ほのかに「八丁味噌」が入っており、隠し味に「唐辛子・ニンニク」が効いているのです。
この味、小さい頃に東京の下町で食べたことがあるのですが、醤油ラーメンなのにやや濃厚な味噌の味がブレンドされて、それがまた絶妙な旨さになっているラーメンなのです。
ずいぶんと美味しかったので、ペロリと食べてしまいました。
ちなみに、チャーシューは脂身の多いもので、食べると脂のコクがあって美味しいものでした。
個人的には脂身がこれくらいなのが好みなので、ドンピシャというチャーシューでした。
チャーハンも紹介
セットで頼んだチャーハンも食べてみました。
こちらもラーメン同様「濃口」の味に見えるのですが、そんなことはなく玉子と野菜の味わいがするチャーハンになっていました。
見た目よりも、だいぶアッサリしています。
実は、私はチャーハンに「甘酢か米酢」をかけて食べるのが大好きなので、お酢をリクエストしたら店員さんが「これで大丈夫?足りる?」と小皿にわざわざ入れて持ってきてくれました。
見た目と違って(失礼)店員さんがかなり優しいお店です。
店員さんは調理がなければノンビリとしているのですが、私が食べ終わったのを音だけで判断し、食後のコーヒーを若い子に出すよう指示していました。
そして運ばれてきたのが「サービスコーヒー」です。
京都市内から寒い夜に、ここまでバイクを飛ばしてきていたので温かいコーヒーはなかなか嬉しいサービスでした。
中華料理点点 基本情報
ということで、今回は京都の地方都市まで(わざわざ)行って、その土地で一番年季の入ったラーメン店でラーメンを食べてきました。
今回行った京都府南丹市園部町の「中華料理点点」さんは、店員さんも優しいし、地元の方が夜にのんびりと過ごすラーメン店という感じでした。
ラーメンは「八丁味噌」がブレンドされたほんのり香ばしい醤油ラーメンで独特の味わいが美味しいラーメンです。
これは、また園部町を通ったら寄りたいお店だなと思いました。
京都府南丹市園部町上木崎町大将軍2−2
営業時間:11時~14時、18時~22時
定休日:水曜
京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。