微妙だった吉野家「スタミナまぜそば」

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2025年7月4日販売開始 吉野家「スタミナまぜそば」


2025年7月4日販売開始 吉野家「スタミナまぜそば」

2025年7月4日販売開始 吉野家「スタミナまぜそば」

2025年7月4日に吉野家でラーメンジャンルのメニューが初めて発売されました。

それが吉野家「スタミナまぜそば」です。

京都のラーメン新店というわけではありませんが、気になっていた吉野家初のラーメンメニューだったので感想など書いてみます。

吉野家はラーメン事業に2016年から参入していて、ラーメン店「せたが屋(東京都)を買収したのを皮切りに、2019年には「ばり嗎(ばりうま)」や「とりの助」を運営していたウィズリンク(広島県)を買収しています。さらに京都の老舗メーカー「宝産業」を2024年5月1日に傘下にしてラーメンの麺・スープの製造業に参入しています。その後、京都発祥のラーメンブランド「キラメキノトリ」などを運営する「キラメキノ未来」を買収したのは記憶に新しいところです(2025年1月7日)。

吉野家は今後は牛丼とラーメンを2つの柱としてメニュー展開していくとのことで、買収の結果が今回販売された「スタミナまぜそば」に出ていると思い2025年7月4日に買いに行ってみました。実際には7月入ったくらいから店頭にスタミナまぜそばの垂れ幕が出ていて先行販売していました。

今回はテイクアウトで注文。ニンニクを使っているという事前情報だったので、自宅に帰る途中で購入しました。

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微妙だった吉野家「スタミナまぜそば」


微妙な吉野家「スタミナまぜそば」

微妙な吉野家「スタミナまぜそば」

では、そんな期待値の高い「スタミナまぜそば」の味はどうだったのでしょうか?

結論から言えば味は「かなり微妙」でした。

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トッピングが少ない


トッピングが少ない

トッピングが少ない

牛丼で使われている牛肉と玉ねぎがメイントッピングで、天かすと青ネギが多めに盛られています。

これらで麺の上に盛られているのは青ネギのみで、器には「麺・牛肉(&玉ねぎ)・天かす」が入っていました。そのため器は大きめのものですが、麺は少なめになっています。

それは良いとして、トッピングの種類がまぜそばにしては少ないと言えます。

まぜそばは種類豊富なトッピングを使い、それを混ぜ合わせても全体調和がとれた味が楽しめるのが醍醐味です。しかし、吉野家の「まぜそば」はトッピングで味が濃いめのものは牛丼でも使われている牛肉と玉ねぎだけなのでトッピングの種類が少ないという印象でした。

これなら普通に牛丼食べてれば良いのであって、わざわざジャンル違いのまぜそばを吉野家で食べる必要性はないと感じました。

※一応「紅ショウガ」も付いてますが混ぜたら散らばって分からなくなりました。

タレが少ないので味薄めで微妙


タレが少ないので味薄め

タレが少ないので味薄め

タレは魚介風味のタレ。ただ、タレの量が少なすぎてタレを麺全体に混ぜ合わせると全体の味付けが薄くなりました。

まぜそばはパンチのある濃厚な味わいを楽しむものですが、タレが少なめで印象に残らない(また食べたいと思わない)仕上がりに感じました。

麺は冷やしてあるので、舌は温かいものを食べる時よりも味を濃いめに判別しますが、それでも味が薄めの印象が強く残りました。

牛肉も牛丼のものをそのまま流用しているので、まぜそばにしては味が薄めのトッピングになってしまっています。まぜそばに合う味付けの牛肉であるべきですが、コストや効率の関係でそのまま使いたかったのでしょうか? それとも牛丼の吉野家の味を楽しめる麺メニューにしたかったのでしょうか?

もしそうなら、なにか勘違いされているようです。

生卵で水っぽくなる


生卵でさらに味が薄くなる

生卵でさらに味が薄くなる

味薄めでも食べられないことはないのですが、生卵を入れて混ぜると水っぽくなって味がさらに薄くなりました。これ、生卵を入れたら白身で水っぽくなるので黄身だけ入れたほうが良いと思いました。

スタミナとメニュー名につくので生卵なのでしょうが、メニューからスタミナを取って生卵なしの「まぜそば」にしたほうがまだマシな気がしました。本来、まぜそばって黄身だけを使うものなのですが、牛丼のもう一品メニューにある生卵をそのまま流用したところに手抜き感を感じました。

にんにくマシマシタレは辛く強めのニンニクでイマイチ


辛く強めのニンニクでイマイチ

辛く強めのニンニクでイマイチ

味が薄いと連続で書きましたが、にんにくマシマシタレというのは付いてきます。これを入れて混ぜて完成形であるために、入れないで食べたから味を薄めに感じたのでしょう。

で、入れてみたのですが・・・・

辛ぇ

ニンニク臭も強く、さらに辛いので入れないほうがマシでした。入れない方がまだ麺類という感じですが、にんにくマシマシタレを入れたらなんの食べ物かわからなくなりました。まずい。

麺は特徴もなくイマイチ


麺も特徴がない

麺も特徴がない

は卵麺と思われ、プニっとした中華麺です。傘下にした宝産業のものでしょうか。それなら期待できそうですが、麺は特に印象もなく、そのまま食べても美味しいというわけでもなく、量が多いわけでもなく、麺を食べながら「あぁ米食いてぇ」と思わせてくれる麺でした。

牛丼とラーメンを2つの柱にしたい吉野家ですが、牛丼だけに絞ったほうが良いのではないでしょうか。

いや、まさかまぜそばを食べることで牛丼が食べたくなるように仕向けて売り上げアップを狙っているのでしょうか。もしそうなら、さすが吉野家さんです。

総括


生卵入れなければまずくはないが、味は微妙。

食べに行く必要はないと思う。たぶんもう食べることはありません。

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京都市在住の著者「ノーディレイ」が毎日京都の街中を100km以上巡って探してくる飲食新店の中からおすすめ出来るお店を選んで紹介しています。口コミサイトや他グルメブログで紹介されていない店舗を優先して紹介しているので他ではレビューされていない魅力的な飲食店が多数掲載されています。しかし、弱小ブログであるためすぐにドメインパワーの強い似たようなサイト(街中調査をしないでネット情報だけで飲食新店を探すサイト)に新店舗情報を引用および流用されるため鳴かず飛ばずで10年以上ブログを運営してきました。毎日の京都街歩きで見つけて掲載したグルメ(飲食新店)は3500軒以上(街ネタを含めると4700件以上)ある新店ハンターの先駆けです。特に京都のラーメン新店やカフェ新店の情報は掲載が速いことで知られています。X(旧Twitter)のフォロワーには京都の飲食店経営者やマスコミ関係者が多く京都のグルメ情報の情報源(一次ソース)ブログとも言われています。

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