定番メニューは「台湾まぜそば」です。
トッピングの「鶏ミンチ・ニラ・海苔・魚粉・ネギ・卵黄・にんにく」と太麺を混ぜて食べる料理で、追加で豚角煮「東坡肉(トンポーロウ)」をトッピングした「東坡肉台湾まぜそば」もありました。
台湾まぜそば専門店 脳天喜。はどんな店?
外観
台湾まぜそば専門店 脳天喜。 は2024年11月20日に開業(創業)したお店です。
京都府京都市上京区で元は和食を提供していた空きテナントをチェックし続けていたところ、2024年10月13日頃から「本格 台湾まぜそば を体感できる店」という開店告知が掲示されていてオープンを楽しみにしていました。
所在地(場所) は千本出水で、二条駅や円町駅からギリギリ徒歩圏内です。千本丸太町を上がって徒歩数分のところ「千本出水(せんぼんでみず)」にお店があります。
千本今出川から千本丸太町までは数多くのお店が並ぶ商店街になっていて、その南端付近にあります。戦前はとても賑やかな夜の街だったと聞いていますが、今は四条河原町などの繁華街などと比較すると物静かなところにあります。
私が訪問(取材)した日は開店初日で1番目のお客として入店しました。
店内
店内の雰囲気はコンクリ調の壁に白木のテーブルなど今風のお店という感じです。お店のロゴがピンク色なので、なんとなく中華料理店的なイメージがありました。
カウンター席はなく2名テーブル席が6卓ありました。収容人数は12名ほどですが立地的に観光客が来るような場所ではありませんのでちょうど良い広さだと思います。
今回食べた「台湾まぜそば」の感想
台湾まぜそば 実食レビュー
今回、私が選んだメニューは「台湾まぜそば」です。
卵麺もありましたが「台湾まぜそばの専門店」と書かれているのでこのメニューを選びました。
見た目は白色のラーメンどんぶりに「鶏ミンチ・ニラ・海苔・魚粉・ネギ・卵黄・にんにく」がトッピングされている一般的な台湾まぜそばです。京都のお店らしくどんぶりの下にはお皿が敷いてありますが、京都では屋台ラーメンの汁が屋台の傾きでこぼれないように丼ぶりの下に皿を敷くようになったので混ぜそばではいらないかもしれません。
麺は2種類から選べます。ひとつは「小麦漂う中太麺」という全粒粉入りの麺。もうひとつは独特なウェーブ感がある「ウイング麺」です。
中太麺は比較的最近設立された「UK」というところの麺を使っているそうです。ウイング麺は京都の製麺所「麺屋棣鄂(ていがく)」の麺です。ただ、この製麺所の情報は店頭で公開された情報ではなく本ブログで調査したものです。
まぜそばだと独特なウェーブが特徴的なウイング麺にトッピングが混ざりやすく、味わいをより堪能できるのでウイング麺がおすすめです。
麺量は並盛り(200g)を選びました。選択できる麺量は「小盛(150g)・並(200g)・大盛(300g)・特盛(400g)」となっていました。麺量で値段が変わるみたいなのでオーダー時に価格をチェックしたほうが良いと思います(曖昧な表現については後述)。
味わいはスパイシーですが注文時に「甘口」を選んでいるので辛すぎないのと卵黄が美味しくてコクをよく感じられる台湾まぜそばです。本場・名古屋の台湾まぜそばをよりアジアンアンチックにした混ぜそばという感じでした。
ジャンキーさはなく、どちらかといえば上品な味わいで結構美味しかったです。にんにくは辛くならないように少なめを選んだほうがタレの味わいを堪能しやすいでしょう。
メニューには東坡肉台湾まぜそばもありました。
日本の名古屋にあるラーメン店「麺屋はなび」が発祥の「台湾まぜそば」には東坡肉はトッピングされていないため、台湾まぜそば専門店 脳天喜。で提供する台湾まぜそば特有のトッピングということになります。
物足りない場合は「昆布酢」がおすすめです。酢は「煮干し酢・昆布酢・にんにく酢」の3種類が卓上調味料で置いてありましたが「昆布酢」は甘めの酢なので台湾まぜそばとよく合いました。
〆ごはんは付いていなくて「京式部お結び」が追加注文可能です。
米は店主さんによれば「京都産のブランド米」という「京式部(きょうしきぶ)」を使っていました。私はこのブランド米を知らなかったのですが令和3年から本格栽培して市場に出回っているそうです。公式サイトがあるので興味あれば一読してください(京式部の紹介はこちら)。
東坡肉丼 実食レビュー
サイドメニューの「東坡肉丼(トンポーロウどん)」も食べてみました。
これも注文時にごはん量(ブランド米・京式部を使用)が選べますが値段が変わるようです。ごはん量「小 120g」で650円ですが、ごはん量「中 180g」で注文したところ730円となりました。サイドメニューとしてはやや値段がします。
東坡肉は皮つき豚肉を調理した中華料理のことで、読み方は「トンポーロウ」です。味付けは「醤油・酒・砂糖・八角」でほんのり甘辛です。
東坡肉(トンポーロウ)は豚バラ肉が箸でほぐれるほどホロホロとした柔らかい豚角煮です。煮汁で煮込んでありますが醤油辛くなくスパイスで香りも良いので美味しい角煮です。
台湾まぜそばの卵黄も美味しかったのと、東坡肉丼の卵黄もとてもコクが感じられる味わいで、混ぜて食べるとものすごくコクが濃厚な味わいがしました。
卵は亀岡市「みずほファーム」の卵「葉酸たまご」を使っています。この葉酸たまごなのですが、他のお店でもよく使われている美味しいと評判の卵で、食べ歩きをしている時に「卵美味いな」と思った時はこの葉酸たまごであることがしばしばあります。
水餃子 実食レビュー
水餃子は3個で180円なので気軽に追加できるサイドメニューです。
値段が安めなので、やや小ぶりですが肉の旨味が感じられました。
どのメニューも美味しくてハズレがないお店という印象です。
メニューと値段
イートインメニューと値段
※メニュー写真は2024年11月20日時点のものです。
メニューを見てみると「台湾まぜそば・東坡肉台湾まぜそば・東坡肉丼・京式部お結び・京式部白米・水餃子」などがありました。
値段は台湾まぜそば880円からなのですが麺量で値段変わると思うので、サイドメニューも食べるなら一人あたりの費用の予算は2000円程度考えておいてください。
なお「麺量で値段変わると思う」と曖昧な表現をしているのはモバイルオーダーのみでしか値段が表示されず、後からメニューを見直しても値段がわからなかったからです。ご飯ものは米量で値段が変わっていたのでたぶん麺量でも値段が変わるはずです。
以下のメニューは2024年11月20日時点のものです。
台湾まぜそば(880円)
東坡肉台湾まぜそば(1330円)
東坡肉丼 小 120g(650円)
東坡肉丼 中 180g(730円)
京式部お結び(40円)
京式部白米 小 120g(150円)
水餃子(180円)
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は2024年11月20日時点のものです。最新の情報は公式でご確認お願いします。
注文方法・決済手段
※写真に使用可能決済で「現金」と書かれていますが使えないようです。
注文はスマホからメニューを見るモバイルオーダーするようになっていました。私が京都グルメを食べ歩いた経験上では、この注文方法は斬新でまだあまり見かけません。ただ、外国人経営のお店ではこの注文方法が多いようです。高齢者には向かない注文方法なのと、こちらのお店では「完全キャッシュレス」なので現金は使えません(と告知されています)。あと、注文時にクレジットカードの番号を入力して決済までする流れになっていました(ネット認証の暗証番号入力はないので楽でした)。千本出水はお年寄りも多いので知らないで入店してしまうと注文できない場合もありそうです。
支払い方法は「クレジットカード・QR決済」が利用できますがQR決済は「WeChatPay(微信支付)・支付宝(ALIPAY)・PayPay」だけで訪問時は「WeChatPay(微信支付)」は選択画面にありませんでした(細かい仕様は知らないので使えるかもですが)。
クレジットカードは「VISA・MasterCard・JCB・AMEX」が決済画面で表示されていました。
営業時間 / 定休日 / 行き方
京都「台湾まぜそば専門店 京都麺工房 脳天喜。京都市上京区十四軒町店」の所在地(場所)は京都府京都市上京区(千本出水)です。
最寄りの駅は二条駅で、最寄りのバス停は千本出水バス停(バス停情報)です。
記事掲載時に確認した京都「台湾まぜそば専門店 京都麺工房 脳天喜。京都市上京区十四軒町店」の営業時間は「11時~14時ラストオーダー・18時~21時ラストオーダー(土日祝は通し営業)」で、定休日は「不定休」ですが新店オープン時のものです。変更されている場合がありますので公式情報でご確認をお願いします。
台湾まぜそば専門店 京都麺工房 脳天喜。京都市上京区十四軒町店 に駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください(地図)。
台湾まぜそば専門店 京都麺工房 脳天喜。京都市上京区十四軒町店 基本情報(クリックでオープン)
店名 | 台湾まぜそば専門店 京都麺工房 脳天喜。京都市上京区十四軒町店 |
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オープン日 | 2024年11月20日オープン |
ジャンル | ラーメン |
営業時間 | 11時~14時ラストオーダー・18時~21時ラストオーダー(土日祝は通し営業) ※公式で要確認 |
定休日 | 不定休 ※公式で要確認 |
駐車場・駐輪場 | なし |
所在地(住所) | 〒602-8164 京都府京都市上京区十四軒町394−1 |
地図 | こちらをクリック(地図) |
最寄り駅 | 二条駅 |
最寄りバス停 | 千本出水バス停(バス停情報) |
公式SNS |
※この記事は2024年11月20日に開店告知記事として公開され、その後(2024年11月20日)に来店して記事を更新しました。メニューや値段は2024年11月20
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
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