今回は「四川ラーメンと蘭州ラーメンの違い」を取り上げます。京都では2020年~2021年にかけて「蘭州拉麺(蘭州ラーメン)」のお店が増加中。食べ歩きの中で蘭州ラーメンを食べる機会が多くあり、お店紹介記事を書く機会が増えましたが、この両者の違いについては書いていないのでまとめておきます。
では「四川ラーメンと蘭州ラーメンの違い」を説明します。
名称だけみれば「中国・四川省のラーメン」と「中国・甘粛省蘭州市のラーメン」であることは分かりますが、同じ中国のラーメンでも両者には違いがあります。
四川ラーメンとは、日本では中国料理のラーメンのことです。器に麻辣(油)を入れ、その上に麺とスープをかけて混ぜていないので自分で混ぜて食べるラーメンです。麺はコシがないものを使うので柔らかい食感が特徴。食材は「牛・豚・鶏」となんでも使います。
蘭州ラーメンとは、麺を手打ちで伸ばすスタイル。麺とスープの上に麻辣(油)をかけるので表面が赤くなります。食材は「牛肉・牛骨」を使い豚は使いません。麺はコシがあるのが特徴です。具材には「牛肉・大根・パクチー・葉にんにく」が使われます。
・麺はかん水少なめでコシがない
・スープの材料は牛肉や豚肉に鶏肉など
・香菜(パクチー)などを使う
・香辛料(唐辛子や花椒)を使った麻辣(油)を器に入れスープをかける
・混ぜながら食べる
・一般的な中国料理(四川料理)に分類される四川省の料理
・四川は中国語で「川味(せんみ)」で川味麺と表記される
・スープの材料は牛肉や豚肉に鶏肉など
・香菜(パクチー)などを使う
・香辛料(唐辛子や花椒)を使った麻辣(油)を器に入れスープをかける
・混ぜながら食べる
・一般的な中国料理(四川料理)に分類される四川省の料理
・四川は中国語で「川味(せんみ)」で川味麺と表記される
・麺はかん水多めでコシがある
・麺は手打ちで伸ばす
・かん水はヨモギの類の灰(蓬灰)から作られる
・スープの材料は牛肉と牛骨(豚肉は使わない)
・香菜(パクチー)などを使う
・香辛料(唐辛子や花椒)を使った麻辣(油)をスープと麺の上にかける
・一般的な中国料理(四川料理)とは違い蘭州市の料理
・蘭州牛肉麺とも呼ばれる(中国語では牛肉面と表記)
・トッピングに「大根・パクチー・葉にんにく」が使われる。
・麺は手打ちで伸ばす
・かん水はヨモギの類の灰(蓬灰)から作られる
・スープの材料は牛肉と牛骨(豚肉は使わない)
・香菜(パクチー)などを使う
・香辛料(唐辛子や花椒)を使った麻辣(油)をスープと麺の上にかける
・一般的な中国料理(四川料理)とは違い蘭州市の料理
・蘭州牛肉麺とも呼ばれる(中国語では牛肉面と表記)
・トッピングに「大根・パクチー・葉にんにく」が使われる。
今回は「四川ラーメンと蘭州ラーメンの違い」についてまとめました。
この両者の違いがわかると、四川ラーメンと蘭州ラーメンを食べ比べる時や紹介を見る際の参考になると思います。