京都ラーメン速報2020年1月のまとめ「京都ラーメン店マップ」を公開します。2020年1月中に新店オープンした京都のラーメンを扱う店は3店舗、閉店は5店舗。どちらも通常の半分程度の開業・閉店率となりました。
京都ラーメン店マップ(2020年1月号)
京都ラーメンの新店情報「京都ラーメン店マップ」2020年1月号をお届けします。
2020年1月中に新店オープンした京都のラーメンを扱う店は3店舗で・・・・
動きが少ない月
となりました。
閉鎖したお店も5店舗で、これも閉店数としては少し少なめの数字です。
年末年始は工事が進まない時期であるため、新店・閉店共に少ないのが通例。
そんな中でも話題になったのが・・・・
天下一品 三条大橋店
今月の注目キーワードにもなる「インバウンド天一」の初店舗で、外国人観光客をターゲット層にした立地と洋風レストランの装いとなっているラーメン店です。
2020年1月 京都ラーメン新店
2020年1月中に新店オープンした京都のラーメンを扱う店は3店舗となりました。
先月よりも新店が半減、年末も新店が少ない月でしたが、そこからさらに半分以下の出店となっています。
年末年始は工事が止まるので、これは仕方のないことですが、それでも異常なくらい新店が少ない月と言えます。
※リンク先は紹介記事です。
さて、今月の注目すべきラーメン店は「天下一品 三条大橋店」にしました。
天下一品は京都市民の好きな庶民的なラーメン店なのですが、この「天下一品 三条大橋店」は木屋町という観光地にあり、これまでの天下一品と違って洋風という変わった天一です。
明らかに「観光客がターゲット層」である天下一品で、これまで京都市内にはこういった天一はありませんでした。
そのため、今後はこういった天下一品を「インバウンド天一」と命名することにしました。
2020年1月 京都ラーメン閉鎖店(閉店)
2020年1月中に閉店(閉鎖)した京都のラーメンを扱う店は5店舗となりました。
閉店数が5軒以下という少ない月は結構ありますが、新店と同じで閉店数も少ない月と言えます。
その中でも気になったのが「ラーメン野郎 一龍 宇治小倉店」さんの閉店です。
2019年6月13日に開店した二郎インスパイアのラーメン店で、ラーメンマニアにも注目された新店でした。
SNSなどでもラーメンを食べに行ったという投稿を見ていたので「閉店」するとは思っていなかったのですが、2020年1月23日に突如の閉店宣言が公式Twitterで流れたので驚きました。
閉店理由は「経営不振」です。
前述のように注目されていたラーメン店なのですが、二郎系なので「原価率」が高いため回転率が高くないと維持が難しいラーメンジャンルでもあります。
宇治小倉なので家賃は高くありませんが、それゆえに集客が見込まれるようなエリアでもありません。
住民も多いですが、高齢化で二郎系ラーメンを食べる人口も多くはありません。
もう少しラーメンを食べる大学生が多い立地であれば、存続できたであろうラーメン店であり、「立地・ニーズ」というのは大事だというのが分かる事例でした。
※リンク先は紹介記事です。
・町田商店 京都醍醐店(2020年1月30日閉店)
・ラーメン野郎 一龍 宇治小倉店(2020年1月31日閉店)
・海老とんこつらーめん 一義(2020年1月31日閉店)
・中華料理むろまち(2020年1月31日閉店)→ 「ラーメンむろまち」に看板が変わっているが営業確認できず。