こんにちは、京都の最新グルメニュースを毎日京都市内を歩き探して配信している「京都のお墨付き!」のノーディレイです。
2019年9月2日、イオン洛南店の二階フードコートに「横浜中華 華星 イオン洛南店」が新店オープン。早速、食べに行って来たので紹介します。
関東で中華といえば横浜中華街
でも、その前に京都人には馴染みが薄い「横浜中華」のことを少し書いておきます。
京都に移住して来る前、東京で中華料理を食べに行くといえば「横浜中華街」でした。よく家族・親戚・友人達と行ったりしたものです。また、親戚の神社が東神奈川にあり祭りの時も含め頻繁に通っていたため、そのついでに京浜東北線でふらっと食べに行ったりするほど身近な存在で、関東に住んでいる方なら一度は必ず行くような場所が横浜中華街です。
さて、京都に移住してきて「中華料理食べたいな」と京都の町中華にふらりと行った時に衝撃の事実に気が付いたのです。
中華料理の味がしない!
語弊がある言い方ですが、私が知っている関東の中華料理と京都の中華料理では全然味が違ったからです。京都の中華料理店ってそんなに味付け濃くないし、匂いも強くないし、にんにく使ってないし、横浜中華街の味に慣れ親しんだ身としては京都の中華料理は別の食べ物に思えたわけです。
で、いろいろ食べ見てそれを如実に感じた料理というのが・・・・
タンメン
でした。
関東のタンメンと関西のタンメンの違い
タンメンは主に関東で食べられている中華料理の麺メニューのひとつです。
鶏ガラと野菜のスープを入れた中華鍋に具材(もやし・キャベツや白菜・豚肉・ニラ・きくらげ・人参・玉ねぎ等)などを一緒に炒め塩で味付けをした麺料理のことです。
京都でも最近では「タンメン」を名乗るお店も出来てはいますが、食べてみると愛知県で食べられている豚骨ベースの「岐阜タンメン」であることがほとんどで味も当然関東のタンメンとは違いました。また、似たようなものに「近江ちゃんぽん」というのもありますがスープは鰹節・昆布で別の食べ物でした。
東京や関東近郊では中華料理店ならどこにでもあるメジャーなメニュー「タンメン」は会社帰りに中華料理店で一杯飲みながら餃子と一緒に食べたものです。でも、そのタンメンが食べられるお店って京都ではほぼ見かけないのです。
しかし、そのタンメンを食べられるお店を食べ歩きで探したところ京都には2軒ありました。
ひとつは「珉珉 四条店」で、ここの湯麺(タンメン)は見た目こそ違いますがスープは関東のタンメンにとても近いものでした。
そしてもうひとつが「横浜中華 華星(かせい)」で、イオンモールなどの商業施設に入っている中華料理店です。本社は愛知県で株式会社新昇が運営しています。東京近郊に7店舗ほど、名古屋に1店舗、京都に2店舗、大阪に1店舗、兵庫に1店舗お店があります。ここは横浜中華を名乗っているだけあってタンメンは東京で食べていたものに極めて近い味わいです(若干味が薄めですが)。
横浜中華の「タンメン」を食べに京都の「横浜中華 華星」へ行く
ということで「横浜中華 華星 イオン洛南店」さんへやって来ました。
2019年9月2日に新店オープン(開業)したお店で、イオン洛南店二階のフードコートにあります。
イオンのフードコートとしては少し小さめ、平日の昼間開店直後に来たので空いていました。
注文カウンターで注文後、呼び出しベル(ワイヤレスコール)を持って待っていると5分程度でお料理が出来上がりました。
食べた「タンメンとチャーハン」の感想
もちろん注文したのは「タンメン」ですが、こちらのお店では「野菜タンメン」と呼ばれていました。そもそもタンメンには野菜がたっぷりトッピングされているものなので違和感がありますが、これは豚肉が入っていないという意味のようです。
タンメン の紹介
中華どんぶりには「もやし・キャベツ・にら・人参・玉ねぎ・キクラゲ」がトッピングされていますが豚肉は入ってないようです。
あと、関東では最初から黒コショウをかけてあるお店が多くてスープが灰色になっていることがあります。こちらのお店では受け取りカウンターに黒コショウが置いてあるので、それを最初にかけておきました。
タンメンとは黒コショウをかけて食べるものなのです。
スープを飲んでみたところ「鶏ガラ・野菜」のスープで白濁は弱め、ごま油の風味がするのがタンメンらしくて良い感じです。味付けは塩で、京都だからか少々味付けが薄い気がしますが横浜で食べたタンメンらしい味わいがするので良しとします。
もう少し白濁していると関東のタンメンらしくて良いし、味付けも濃いめだとパーフェクトなタンメンになりそうでした。
麺を啜った感じでは中太麺くらいでしょうか。麺量は少し多め、なんかスープをどんどん吸っているらしくスープが減っていくので急いで麺を食べました。
野菜もたっぷりで、東京で食べていた懐かしいタンメンの味が味わえて満足しました。
他にもあまり京都では見かけない麺メニューもあるので、他にもいろいろ食べてみたいお店でした。
チャーハン の紹介
チャーハンは「細切れ焼豚・玉子・人参・青ネギ」とシンプルですが、ラードがたっぷり感じられるチャーハンらしい味わいでです。
ただ、そんなに中華的な香りがしないので私にはちょっと物足りない味わいです。
ちなみに、チャーハンは単品で注文しているのですが量は少なめでした。
野菜タンメンと半チャーハンのセットだと900円なのですが、半チャーハンはこれよりも少ないものの味見程度にしたいなら半チャーハンでも良いと思いました。
食べた「サンマーメンと半チャーハン」の感想
さて、別の日に「サンマーメンと半チャーハン」も食べてみました。
半チャーハンはやっぱり単品よりも量がだいぶ少ないですね。
サンマーメンというのは野菜たっぷり餡掛け醤油ラーメンのことです。
甘めの味付けでトッピングはタンメンと同じ「もやし・キャベツ・にら・人参・玉ねぎ・キクラゲ」で、違うのは醤油味の餡かけスープになっていることです。
麺にこの餡かけスープが絡みまくりで美味しいサンマーメンです。
タンメンと違ってスープを吸いづらいので、ゆっくりと食べることができました。
サンマーメンもタンメンと同じく横浜生まれのご当地ラーメンです。
京都で気軽に横浜中華が食べられる「横浜中華 華星」さんは私にとっては懐かしい味を楽しめる貴重なお店なので続いて欲しいお店です。
横浜中華 華星 イオン洛南店のメニューと値段
メニュー(クリックでオープン)
醤油ラーメン | 650円 |
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台湾ラーメン | 650円 |
サンラータン麺 | 750円 |
野菜タンメン | 680円 |
サンマーメン | 680円 |
タンタンメン | 720円 |
味噌ラーメン | 680円 |
チャーシュー麺 | 880円 |
五目そば | 790円 |
ニラレバー麺 | 890円 |
マーボー豆腐麺 | 750円 |
ホルモン炒め麺 | 890円 |
チンジャオロース麺 | 880円 |
天津麺 | 680円 |
ユーリンチー麺 | 880円 |
上海焼きそば | 680円 |
五目焼きそば | 790円 |
五目かた焼きそば | 790円 |
天津丼 | 580円 |
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中華丼 | 720円 |
麻婆豆腐丼 | 680円 |
五目炒飯 | 610円 |
黒炒飯 | 円650 |
高菜炒飯 | 650円 |
キムチ炒飯 | 680円 |
炙りチャーシュー炒飯 | 980円 |
麻婆豆腐炒飯 | 1080円 |
黒酢鶏炒飯 | 1150円 |
ユーリンチー炒飯 | 1150円 |
エビチリ炒飯 | 1250円 |
※メニューと値段は2024年6月26日時点のものです(サービス内容は変更になる場合もあります)。
横浜中華 華星 イオン洛南店の営業時間 / 定休日 / 行き方
住所でいえば「〒601-8327 京都府京都市南区吉祥院御池町31」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(地図が開きます)。
記事掲載時に確認した京都「横浜中華 華星 イオン洛南店」さんの営業時間は「10時~21時30分」で、定休日は「イオン洛南店に準ずる」ですが、営業時間と定休日は「公式」もしくは「地図」でご確認ください。
※営業時間や定休日はお店の都合で変更になっている場合がありますので公式がある場合は直近の情報を必ず確認してください。
※売り切れ終了で閉まっている場合もあります。
横浜中華 華星 イオン洛南店 さんに駐車場・駐輪場は完備されていました。
横浜中華 華星 イオン洛南店 基本情報(クリックでオープン)
店舗名 | 横浜中華 華星 イオン洛南店 |
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オープン日 | 2019年9月2日オープン |
ジャンル | 中華料理 |
食事予算 | 1000円~2000円 |
営業時間 | 10時~21時30分 ※公式で要確認 |
定休日 | イオン洛南店に準ずる ※公式で要確認 |
駐車場・駐輪場 | 完備 |
住所 | 〒601-8327 京都府京都市南区吉祥院御池町31 |
地図 | こちらをクリック(地図) |
最寄り駅 | 西大路駅 |
最寄りバス停 | 船戸町バス停(バス停情報) |
※この記事は2019年10月24日に初めて投稿されたものですが、2024年6月26日に再訪問して最新情報を2024年6月26日に掲載しました。掲載している「メニュー・値段・営業時間・定休日」は2024年6月26日時点のものです。
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