今回の「京都ラーメンブログ」は、京都ラーメンといえば思い出す店「らんたん」さんへ行って来ました。聖護院つまり熊野神社前にあるラーメン店で、京都大学病院のお向かいにあります。創業1964年なので京都ラーメンの老舗ですが、自家製麺にこだわっていて、私の好きなラーメンのひとつです。でも、あんまりネットで紹介されたりしないお店でもあります。
では、この「自家製麺 らんたん」さん、いったいどんなラーメン店なのでしょうか。
本格的な京都ラーメン「らんたん」を知っていますか?
今回の「京都ラーメンブログ」は、京都の人が「京都ラーメン」といえば思い浮かべるラーメンの店「らんたん」さんの絶品ラーメンの紹介です。
最近、とかく「京都ラーメン」という言葉が独り歩きしていますが、京都のラーメン通が京都ラーメンと聞いて思い浮かべるのは、ラーメン情報誌やネット情報に掲載されているようなアノお店だけではありません。
今回は、京都大学にも近い「熊野神社前」で長年提供してきた京都ラーメンの老舗「らんたん」さんで自家製麺のラーメンを食べて来ましたので紹介します。
実は、この「らんたん」さんのラーメン・・・・
本格的な京都ラーメンと呼べる一杯だったのです。
京都ラーメン「らんたん」を食べに熊野神社前まで行って来ました
京都ラーメンを「濃厚」だなんて書いているブログは、本当の京都ラーメンを知りません。
京都ラーメンというのは「出汁がガツンと効いているが醤油ダレはアッサリ」とした関西出汁文化のラーメンなのです。
この「らんたん」さんも、そういう「いかにも京都ラーメン」というお店で、私が小さい頃に聖護院で過ごした時期には存在していた老舗のラーメン店です。
店頭には「創業1964年」とあり、私が食べた1970年代はお店の前を通るとラーメンスープの匂いがよくしていました。
今はラーメンの香りが外に漏れていないのと、自家製麺になっていますが、店主は変わらず健在です。
近くの「第一旭」のラーメンもよく食べましたが、私はこの「らんたん」さんのラーメンも好きなラーメンのひとつです。
今回紹介する写真の撮影日は2018年5月28日で、なんかひさしぶりの訪問でした。
創業してから50年以上なので、外観も店内も相当な年季がはいっています。
でも、ちゃんと掃除もしているようで、よい感じで古めかしくなってきていました。
自家製麺 らんたん メニューと値段
この「らんたん」さんですが、ラーメンの値段は670円からで京都でも一般的な価格設定です。
また、京都のラーメン店で「ニクナシ(肉なし)」があるのは昭和のラーメン店の特徴ですが、らんたんさんでも「ニクナシ(並)550円」というメニューがあります。
いわゆる「肉なし」のことですが、学生が多い立地というか、ほんのり貧しい京都では「肉抜きラーメン」が需要があったのでしょう。
・ラーメン(大)770円
・チャーシューメン(並)850円
・チャーシューメン(大)950円
・ニクナシ(並)550円
・ニクナシ(大)650円
・麦飯(小)120円
・麦飯(大)150円
・生たまご 50円
・メンマ 200円
では、今回は「ラーメン 670円」を食べてみることにしましょう。
らんたん 京都ラーメン渾身の一杯 実食レビュー
ということで、こちらが「らんたん 京都ラーメン」です。
いわゆる町の「中華そば」とはまた違う「京都ラーメン」のビジュアルで、薄口の醤油ダレにねぎと薄切りチャーシューが浮かんでいます。
トッピングは「チャーシュー、ねぎ、メンマ、細もやし」で、京都ラーメンには「細もやし」というのも定番です。
スープは出汁の風味をなくさないように薄口の醤油ダレが使われています。
なので、ベースの出汁は濃い目に出さないと味気ないラーメンになるのですが、らんたんさんではキチンと出汁を出していて、濃厚で「ふんわり」したスープの味が口の中に広がっていきます。
材料は「豚骨、鶏ガラ、魚介」だと思います。
ここのスープは「ほわっ」と食材の味が感じられるスープで、個人的には大好きな味です。
麺は中太麺の「自家製の手作製麺」です。
加水率は低めで、ゴワとした食感の手もみ麺になっており、食感もコシがある剛麺です。
この麺を食べると、あー京都ラーメン食べたなぁと思うのは私だけではないでしょう。
自家製麺 らんたん への行き方(アクセス方法)
さて「自家製麺 らんたん」さんへの行き方(アクセス方法)です。
いわゆる「熊野神社前」という立地なので、岡崎から近い場所にあります。
京都大学病院前なので、京都市バスでも行くことができます。
駐車場や駐輪場はないので、岡崎観光の際に聖護院あたりを散策しながら「らんたん」さんへ行くと良いかもしれません。
営業時間:11時~14時
定休日:第二火曜日・水曜日
京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。