今回の「京都パン屋ブログ」は、生食パン専門店「Pan de Simple(パンデシンプル)」さんの紹介です。卵とマーガリン不使用の無添加食パンで、食材には「カナダ産高級小麦と生クリームに蜂蜜や砂糖(沖縄産サトウキビ100%)」を使っています。酵母は、麹由来の2種類の天然酵母を使い、じっくりと熟成させるためとても柔らかい食パンになっています。
最新情報:こちらの店舗は2023年4月30日に閉店します。
Pan de Simple(パンデシンプル)が京都・醍醐で2018年3月22日新店オープン
今回の「京都パン屋ブログ」は、伏見区醍醐で2018年3月22日に新店オープンしたばかりの無添加食パン専門店「Pan de Simple(パンデシンプル)」さんのパンを食べて来ました。
店頭には出来たてパンが並ぶ本物の「食パン専門店」で、食パンは「プレミアム・ハニー 880円」と「シンプル 690円」と屋号の通りシンプルな商品構成です。
その分、ひとつの食パンにこだわるという姿勢なわけで、カナダ産高級小麦の生地に生クリームを練り込んだパンは、とても柔らかくてふんわりしていました。
醍醐を散策中に偶然見つけたお店で、飛び込みでしたが写真撮影など快く応じていただきました。
では、この無添加食パン専門店「Pan de Simple(パンデシンプル)」さんのパンをどのようなパンなのでしょうか。
早速、入店してみることにしましょう!
Pan de Simple(パンデシンプル)店内の様子
食パン専門店「Pan de Simple(パンデシンプル)」さんの店内は、カウンターで欲しい食パンを注文するだけのシンプルなお店です。
棚には食パンが並んでおり、最近流行りの「食パン専門店」同様のデザインになっています。
食パンは一斤売で「卵・マーガリン・添加物不使用」というこだわりのパンが並んでいました。
カウンターには2種類のパンの値段と特徴が書かれており、それを見ながら食パンを注文することにしました。
Pan de Simple(パンデシンプル)食パンの種類と値段
食パンの種類は2種類で「プレミアム・ハニー 880円」と「シンプル 690円」が販売されていました。
どちらのパンも「24時間低音熟成の生地」に「96時間培養した天然酵母(麹由来の2種類)」を組み合わせています。
材料は「カナダ産高級小麦、天然酵母、沖縄産サトウキビ100%砂糖、フレッシュバター、生クリーム、カナダ産はちみつ」で、卵やマーガリンは不使用となっていました。
・プレミアム・ハニー 880円
シンプルはふんわりとした食感の食パンで、生クリームの風味と甘さを活かしたパンです。
プレミアム・ハニーは「はちみつを多めに使った食パン」で、しっとりとした食感に甘さのある食パンになっていました。
Pan de Simple(パンデシンプル)食パン 実食レビュー
Pan de Simple(パンデシンプル)の食パン「シンプル 690円」は、カナダ産高級小麦にたっぷりの生クリームを使った「キメの細かい」食パンになっていました。
麹由来の天然酵母の力で「とてもやわらかいパン」で、生クリームのほんのりとした甘さの中に小麦のコクがよく感じられます。
表面は、さほど焼き目をつけておらず、生地の味わいを楽しめるように配慮されていました。
そのまま食べると「ふんわりとしたパン」でしたが、トーストにしてみると表面は「サクッ」とした軽い食感でありながら、中は少しシットリとした食感のトーストになりました。
トーストに蜂蜜をかけて食べてみたのですが、それだけでフレンチトーストを食べているかのようなシットリ感があったのに驚きました。
値段は600円台ですが、食材にこだわった食パン専門店としては一般的なお値段だと思います。
美味しい食パンを探しているのでしたが、一度試してみてはいかがでしょうか。
無添加食パン専門店 Pan de Simple への行き方(アクセス方法)
さて、無添加食パン専門店 Pan de Simple への行き方(アクセス方法)です。
店頭に駐車が数台可能なので、焼き上がり時間に合わせて自動車などで買いに行くのが一般的かと思います。
焼き上がり時間はその日「10時(プレミアム)と10時30分(シンプル)」が1回目、「14時40分(プレミアム)と15時10分(シンプル)」が2回目の焼き上がり時間になっていました。
公共交通機関だと少々行きづらいのですが、最寄り駅は地下鉄東西線「醍醐駅」から徒歩15分ほどです。
六地蔵駅から京阪バス22系統で山科方面へ向かい、途中の「一言寺バス停」で下車しても行くことができます。