京都に新しい家系ラーメン店「町田商店 長岡京店」が新店オープンします。開店日は2018年4月17日となっており、現在はまだ工事中です。「町田商店」は家系ラーメン店の開業を支援するビジネスをしている「株式会社ギフト」が展開するグループで、系列の家系ラーメン店は「~商店」となっていることがほとんどです。独自開発したスープと麺と開業ノウハウを売るビジネスだと思えば良いのですが「町田商店 長岡京店」は直営店と思われます。
この「町田商店 長岡京店」が京都に出来れば、京都では6番目の家系ラーメン店ということになります。
京都・長岡京に「町田商店」初店舗が2018年4月17日新店オープン
京都に新しい家系ラーメン店「町田商店 長岡京店」が新店オープンします。
開店日は2018年4月17日で、場所は長岡京駅の東側の「国道171号」沿いのロードサイト店になる予定とのことでした。
そこで、実際にオープン場所を見に行ったところ、城の里の「和食さと」の南にあった元コンビニ「サークルK」のテナントで工事をしていました。
上の写真は国道171号線沿いから京都方面を向いて撮影した写真ですが、「さと」の手前に元コンビニのような建物があります。そこが「町田商店 長岡京店」の場所です。
駐車場も30台近く止められそうな大型ロードサイト店になりますし、立ち寄りやすそうなお店です。
家系ラーメン「町田商店」とは
町田商店は、いわゆる資本系の家系ラーメン・ビジネスを展開するグループの店舗で「株式会社ギフト」が運営しています。
麺やスープを開発して「開業サポート」というビジネスで独立支援したりもしています。
2014年頃から家系ラーメン店が急速に増えた時期があったのですが、「株式会社マック グループ 壱角家」と「株式会社ギフト 町田商店」が店舗数を増加させたのが原因です。
家系ラーメン「町田商店」は、「壱六家」という家系ラーメンの流れにある家系ラーメンで「壱系」とも呼ばれています。
今回のオープンで、京都に6店舗目の家系ラーメン店ができることになり、さらに資本系としては初の京都進出になるという点がポイントです。
※こちらで京都の家系ラーメンをまとめてあります。
町田商店 長岡京店へ行って来ました
ということで、早速ですが開店したばかりの「町田商店 長岡京店」へ行って来ました。
さすが国道171号線沿いということもあり、交通量も多いことから11時過ぎにはかなり混雑しています。
ラーメンは680円から、味は家系ラーメンではあるものの「醤油」になぜか「塩と味噌」もあります。
最近は「醤油、塩、味噌」の3種類を揃えるラーメン店が増えており、特にチェーン展開をしているラーメン屋さんはよく見かけるようになりました。
サイドメニューも豊富で、京都のラーメン屋さんなら必ずある「唐揚げ」は350円、京都ではチェーン系のラーメン店ならある「餃子」もあります。
京都市の南部は若い世帯が多いこともあり「お子様ラーメン 300円」もありました。(これ最近のラーメン店は必要な要素です)
店内は、長いカウンターがあり、さらに窓際には4名テーブルがずらりと並んでいました。
11時過ぎで、カウンターも4名テーブルもほぼ満席で、後からお客さんがどんどん入店してきますが行列はありませんでした。
さらに、店内奥には「ボックス席(4人~6人)」もあり、広さはかなりある店舗となっています。
町田商店 長岡京店 メニューと値段
家系ラーメンが基本で、値段はラーメン680円(醤油、塩)からありました。
それにトッピングがひとつ100円~250円で追加することもできます。
セットは「チャーハンセット、肉汁餃子セット、唐揚げセット」があり、セットにすると50円ほどお得になっていました。
塩ラーメン 680円
味玉ラーメン 780円
塩味玉ラーメン 780円
MAXラーメン 930円
塩MAXラーメン 930円
ネギラーメン 830円
塩ネギラーメン 830円
チャーシューメン 930円
塩チャーシューメン 930円
肉汁餃子(5個)350円
から揚げ 350円
チャーハン 400円
小ネギチャ丼 280円
お子様ラーメン 300円
お子様チャーハン 300円
町田商店の家系ラーメン「ネギラーメン」紹介
町田商店の家系ラーメンは、家系の中でもややコッテリ感があるというか「ほんのりクリーミー」な味わいのある家系ラーメンです。
本来、町田商店は東京から始まったので醤油辛いラーメンかなと思っていましたが、食べてみると醤油辛さはさほどありません。
ベースのスープは、家系らしい味わいがするものの、やや独特のクリーミーさがあります。
味としては、美味しい方だと思いますが、関西のラーメンを食べ慣れていると「クドさ」を少し感じました。
今回は「ネギラーメン」をチョイスしましたが、これは白髪ねぎに味を付けたものです。
これ、京都ではまず見ないラーメンで、白髪ねぎを使うのは中華料理くらいです。
というのも、関西では「白ネギは食べない」からで、青ネギが入っているのが当たり前だからです。これについては別記事「関東と関西のネギの違い」に詳しく書いてあります。
トッピングは白ねぎ以外では「チャーシュー、海苔、うずら卵、ほうれん草、白ねぎ」となっており、家系ラーメンに忠実な構成です。
京都の家系ラーメンって「うずら卵、白ねぎ」がのらないので、このトッピングがデフォルトというのが嬉しいです。
家系ラーメンではライスを注文するのが鉄則
昔から家系ラーメンではライスを必ず注文して、スープに浸した海苔ににんにくを乗せて巻いて食べるようにしてきました。
名付けて「にんにく海苔巻きライス)」でosumituki.comが発祥の食べ方です。
もう何十年もこの食べ方をしていますが、これが本当に美味しい。
この食べ方を紹介した頃はまだ知られていなかった食べ方ですが、ここ3年ほど前から家系ラーメンでこの「にんにく海苔巻きライス」を推奨するお店が増えてきました。
ご飯が少なくなってきたら、スープにつけたチャーシューをほぐしてからのせて食べると、これまた格別です。
ぜひ、試してみてください。
町田商店 無料トッピングが多い
この「町田商店」さんなのですが、卓上の無料トッピングに「刻みタマネギ、きゅうりのきゅーちゃん」が置いてありました。
きゅーちゃんは、京都のラーメン店でも見かけることはありますし、家系ラーメンでもライスに付いているところはありますが、刻みタマネギは見かけることがありません。
この刻みタマネギがほんのり甘く、家系ラーメンに良いアクセントになっていました。
あまり入れるとスープが冷めるの少量を入れて、味変を楽しむのが良いでしょう。
ライスを注文した場合、きゅーちゃんで食べると美味しいのでオススメです。
味の良いお漬物だし、みんな大好きなトッピングが常時あるのが良いところです。
町田商店 店内は掛け声でかなりウルサイ
ひとつ不満な点があるとすれば、店内の掛け声がウルサイということでしょうか。
元気な姿は結構なことだし、適度な音量なら良いのですが、鼓膜がビリビリするほどの声量で掛け声をするので、落ち着いてラーメンを食べることができませんでした。
正直、味もよくわからんというレベルで騒がしいので、これは改善してもらいたいものです。
町田商店 長岡京店 への行き方(アクセス方法)
「町田商店 長岡京店」への行き方(アクセス方法)ですが、国道171号の京都方面側にあるお店です。
場所的には「長岡京」エリアです。
京都方面から行く場合は、国道171号を大阪方面へ進んでいると「京都米」と書かれたサイトがあるのですが、そこまで来たら右車線に入って最初の右折で京都方面に戻るとすぐお店があります。
「和食さと」の手前なので分かりやすいと思いますが、2018年3月19日現在では、まだ工事中です。
営業時間:11時~24時
定休日:年中無休
京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。
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