こんにちは、京都の最新グルメニュースを配信している「京都のお墨付き!」のノーディレイです。
初代 麺家 あくた川 さんは何のお店?
初代 麺家 あくた川 さんは2016年2月8日に新店オープン(開業)した京都市上京区(今出川)の家系ラーメン店です。
創業者(代表 芥川氏)は東京の新中野にある「武蔵家」やその大井町店で修業された方で京都で独立開業して「麺家 あくた川」をオープンしたのですが、その1号店が「初代 麺家 あくた川」です。
※武蔵家は1997年創業の家系ラーメン店でのれん分け店が多くあることで知られている東京中野の家系ラーメン店です。吉祥寺にも「武蔵家」という家系ラーメン店がありますが、それは別のお店で六角家という家系ラーメン店の系譜にあるお店です。
お店の雰囲気(外観・内観)
外観
では、初代 麺家 あくた川 さんはどのような雰囲気のお店なのでしょうか?
初代 麺家 あくた川 さんは同志社大学西門目の前にあるお店でお客さんのほとんどが学生さんです。
今出川のラーメン店の中ではいつも行列が絶えない人気店で、14時30分頃に行くと行列が空きはじめるので並ばずに食べられることもあります。
内観
店内は、カウンター席が8席ほどの店舗なので狭いですが入店すると目の前がカウンター席なので入りやすいし出やすいお店です。
大学の目の前ということで、女学生さんがひとりでも食べにくるような気軽に入れるお店です。
今回食べた「らーめん並」の感想
らーめん並 の感想
黒色のラーメンどんぶりには「チャーシュー1枚・ほうれん草・大きな海苔3枚・少量の白ねぎ」がトッピングされていて直系の家系ラーメンらしい見た目です。
家系ラーメン店ではほとんどのお店で採用している「お好み表」がありますので、麺の硬さや味の濃さに油の量を調整することができます(今回は麺かためのみで注文していますが、油多めもお薦めです)。
スープは家系なので「豚骨・鶏ガラ」のスープ、表面には「鶏油(チーユ)」が浮かんでいます。
口の中にまとわりつく濃厚な味わいのスープで油脂が溶けてクリーミーさも感じるスープです。ほんのり甘みも感じるので食べやすい濃厚な豚骨醤油ラーメンです。
スープは本場の家系を京都の人の味覚に合わせてアレンジしてあり、醤油辛さは控えめに醤油のカドが立たないまろやかで丸みのある味わいでベースの豚骨の味を楽しめるよう京都人好みのスープになっています。
しかし、オープン当初は東京の家系ラーメンそのままの味で京都の人には醤油辛い味わいだったことは知られていません。
創業者(代表 芥川氏)も私も東京で働いていたことから、代表に味を聞かれる機会があり「京都の人は醤油辛いのは好まず、関西は出汁文化」であることを伝えると、スープは醤油控えめになり今の味わいになった経緯があります。
なお、オープン当初は家系らしい独特の醤油とチー油の香りがあったのですが、2024年5月10日に再訪して食べた時には家系らしい独特の香りはしなくなっていました。
麺を啜った感じでは家系らしく短くカットされたスープを引っ張り上げる平打ち麺です。
モチっとした太麺が麺の間で濃厚スープを持ち上げて麺と麺の間から濃厚スープが染み出てくるスープとの相性が良い麺だと思います。
なお、オープン当初は家系直系店でしか使用できない「酒井製麺」を使用していたので、家系独特の麺の香りが感じられたのですが、2022年頃から自家製麺に切り替わっていて酒井製麺の味が楽しめなくなったのはやや残念です。
チャーシューはロースを使った燻製された香りが良いチャーシューです。
これも当初は普通のチャーシューだったのですが、2022年頃から燻製されたチャーシューに切り替わって、噛めば噛むほど旨味があふれてくるチャーシューになりました。
他はクタっとした「ほうれん草」に少量の「白ねぎ」がトッピングされていて白ネギが少しだけ浮かんでいるのが本場の家系ラーメンらしい見た目です。なお、家系ではよくある「キャベツ」はトッピングされておらずキャベツのみ+150円で別途トッピング注文することができます。
にんにく海苔巻きライス の感想
あくた川はオープン以来「ごはん(おかわり無料)」が売りのお店で当初は+50円で白ごはんを注文できました(現在は100円に値上げ)。
家系ラーメンといえば白ごはんと一緒に食べるのが関東スタイルで、私も東京に住んでいた頃から家系ラーメン店では必ず白ごはんも注文してきました。関東の家系ラーメンは醤油辛いので白ごはんがよく合います。
ただ、私は1980年代から家系ラーメン店では独特の白ごはんの食べ方をしてブログにも書いてきました。
それが「にんにく海苔巻きライス」で、スープに浸した海苔にニンニクを乗せて、ごはんで巻いて食べる食べ方です。
これが本当に美味しいのでお薦めです。
なお、関東でもこの食べ方をしている人は当時でも私くらいでしたが、本ブログでこの食べ方は何度も書いてきたので、2019年頃から京都でもこの食べ方を推奨する家系ラーメン店も出てきました。
メニューと値段
値段はオープン当初は650円程度で、関東の家系ラーメン同様に家系といえば安く食べられる美味しいラーメンというイメージでしたが、今は物価高騰の時代でラーメンが一杯880円になっています。
らーめん 並(880円)
ごはん おかわり無料(100円)
炙りチャーシュー丼(400円)
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は取材時点のものです。
メニュー(クリックでオープン)
らーめん 並 | 880円 |
---|---|
らーめん 中 | 980円 |
らーめん 大 | 1080円 |
味玉らーめん 並 | 980円 |
味玉らーめん 中 | 1080円 |
味玉らーめん 大 | 1180円 |
ちゃーしゅーらーめん 並 | 1180円 |
ちゃーしゅーらーめん 中 | 1280円 |
ちゃーしゅーらーめん 大 | 1380円 |
武蔵 | 1230円 |
赤たがわ | 1180円 |
チャーシュー丼セット 並 | 1230円 |
---|---|
チャーシュー丼セット 中 | 1330円 |
チャーシュー丼セット 大 | 1430円 |
炙りチャーシュー丼 | 400円 |
---|---|
ごはん(おかわり無料) | 100円 |
味玉 | 100円 |
---|---|
海苔 | 100円 |
ほうれん草 | 150円 |
キャベツ | 150円 |
チャーシュー | 300円 |
白髪ネギ | 200円 |
チーズ | 100円 |
※メニューと値段は取材時点のものです(サービス内容は変更になる場合もあります)。
注文方法と決済手段
注文は券売機で食券を購入するようになっていました。
支払い方法は「現金のみ」です。
お店の券売機で食券を購入して席へ向かってください。もし、行列があるなら食券を購入してから並んでください。
営業時間 / 定休日 / 行き方
住所でいえば「〒602-0022 京都府京都市上京区上立売東町44」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(地図が開きます)。
記事掲載時に確認した京都「初代 麺家 あくた川」さんの営業時間は「11時~15時30分・17時~22時」で、定休日は「なし」ですが、営業時間と定休日は「公式」もしくは「地図」でご確認ください。
※営業時間や定休日はお店の都合で変更になっている場合がありますので公式がある場合は直近の情報を必ず確認してください。
※売り切れ終了で閉まっている場合もあります。
初代 麺家 あくた川 さんに駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください(地図)。
店舗情報(クリックでオープン)
店舗名 | 初代 麺家 あくた川 |
---|---|
オープン日 | 2016年2月8日オープン |
ジャンル | 家系ラーメン |
食事予算 | 1000円~2000円 |
営業時間 | 11時~15時30分・17時~22時 ※公式で要確認 |
定休日 | なし ※公式で要確認 |
駐車場・駐輪場 | なし |
住所 | 〒602-0022 京都府京都市上京区上立売東町44 |
地図 | こちらをクリック(地図) |
最寄り駅 | 今出川駅 |
最寄りバス停 | 烏丸今出川【地下鉄今出川駅】バス停(バス停情報) |
テイクアウト | 非対応 |
イートイン | 対応 |
公式SNS | X(Twitter)・Instagram |
公式サイト | こちらをクリック |
※この記事は2016年2月8日に投稿されたものですが、2024年5月10日に取材して最新情報を2024年5月13日に掲載しました。掲載している「メニュー・値段・営業時間・定休日」は2024年5月13日時点のものです。
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
公式SNS
近くのおすすめ観光地や飲食店
※訪問の際は必ず公式で営業日をご確認ください。
※年末年始は休業の店舗が多いため、必ず公式で営業情報を確認してから来店してください。