京都には存在しないラーメンを食べに三重県まで行って来た
今回の「京都ラーメンブログ」は番外編で三重県まで遠征してきました。
わざわざ京都から三重県までラーメンを食べに行く理由はひとつです。
なぜなら「ラーメンショップ」がソコにあるからなんです。
関東以北では有名なラーメンチェーンなのですが、東は三重県、西は兵庫県(なまず峠)まで行かないと食べることができません。
そう「京都にはラーメンショップは存在しない」のです。
最新情報:2021年11月1日、兵庫県神戸市にラーメンショップが新店オープンしました(紹介はこちら)。
ラーメンショップ、関東に住んでいた頃に頻繁に食べていたソウルフードですが、京都に来てからは10年近く食べていませんでした。
今回は念願のラーメンショップの逸品「ネギラーメン」を食べに三重県まで行って来たのです。
これ、私の一番大好きなラーメンです。
ネギラーメン 実食レビュー
ということで、念願の「ラーメンショップフラワー店」へやって来ました。
もちろん、注文は「ネギラーメン」で、それの「中盛り」+「ネギダブル」での発注が基本です。
値段はこれでちょうど1000円になるくらいです。
スープは豚骨、麺は普通麺、関東によくあるラーメンではありますが、ラーメンショップ最大の特徴は「醤油ダレとネギの味付け」です。
これを食べるためにわざわざここまで来たのです。
ラーメンショップ ネギについて
ラーメンショップ最大の特徴は「白髪ネギの味」です。
これを語らないラーメンショップの記事は無意味なほどで、これを食べるためにラーメンショップへ行くといっても過言ではありません。
ラーメンショップ特有の「クマノテ」と呼ばれるタレで味付けされており、胡椒のスパイシーさを感じる甘辛い味付けの白髪ねぎです。
本部である椿食堂管理有限会社からしか入手できないため、この味を食べたいなら加盟店へ行くしかありません。
ラーメンショップ スープについて
いわゆる関東でよく見る「豚骨スープ」なのですが、ラーメンショップの特徴は「背脂」と「秘伝の醤油ダレ」にあります。
豚骨スープ旨味があるので魚介で昆布と鰹節も使っていると思います。
甘みのある白濁スープで「A脂」と呼ばれる背脂を一緒に煮込んで白く白濁させてありました。A脂というのは一番等級の高い背脂のことです。
醤油ダレは椿食堂管理有限会社からしか入手できないものなので、ラーメンショップの味を求めるなら加盟店へ行くと良いでしょう。
羽田の初代の店や古いラーメンショップだと、味付けもっと醤油辛いのですが、多くのラーメンショップでは今回行ったお店のようにマイルドな塩加減になっています。
ラーメンショップ 麺について
麺は低加水の普通の太さのもので、京都でよく使われる中細麺よりも少し太めのものです。
やや縮れており、加盟店であればラーメンショップの製麺所で作られています。
特徴的な麺ではないのですが、スープをよく吸う麺です。
ラーメンショップフラワー店 メニューと値段
※写真のメニューは訪問時のものです。
ラーメンショップフラワー店のメニューと値段です。
お好きなものを食べていただくのが一番ですが、おすすめは「ネギラーメン」です。
私は中盛(に、ネギ増し、合計1000円ちょっとと決めています。
中盛は+100円、大盛は+200円です。
メニュー(クリックでオープン)
ネギラーメン | 850円 |
---|---|
チャーシュー麺 | 950円 |
ネギチャーシュー麺 | 1100円 |
ネギ味噌チャーシュー麺 | 1150円 |
ネギバラのりラーメン | 1050円 |
バラのりラーメン | 950円 |
ネギナラのりチャーシュー麺 | 1350円 |
コテコテラーメン | 860円 |
コテコテチャーシュー麺 | 1150円 |
ネギコテラーメン | 1060円 |
ネギコテチャーシュー麺 | 1360円 |
つけチャーシュー麺 | 1050円 |
ネギつけチャーシュー麺 | 1200円 |
ネギバラのりつけ麺 | 1050円 |
バラのりつけつけ麺 | 900円 |
ライス | 150円 |
ライス大盛 | 200円 |
ネギ丼大盛 | 600円 |
※メニューと値段は2024年8月時点のものです(サービス内容は変更になる場合もあります)。
ラーメンショップフラワー店 営業時間や定休日
今回訪問したのは三重県鈴鹿市の「ラーメンショップフラワー店」です。
それも「ニューがつかない」で、後ろに丸「椿」が付くラーメンショップです。
いわゆる、本部である椿食堂グループの加盟店になります。
フラワー店は長距離トラックでも駐車できる大型駐車場があって便利な店舗です。
営業時間は「8時~19時頃」、定休日は「月曜日、第三火曜日」で祝日は営業し翌日休みとなっています。
営業時間:8時~19時
定休日:月曜日、第三火曜日(祝日は営業し翌日休み)
ラーメンショップフラワー店 アクセス方法
ラーメンショップフラワー店の場所についてです。
地図で見ると大きな街道沿いから外れているようにも見えますが、この道は広い道路です。
実際に行くと結構わかりづらいのですが、国道306号線沿いのファミリーマートのある「椿一宮」という交差点を南東に向かって、花川という交差点で左折するとわかりやすいです。
ストリートビューがかなり古いものなのですが、実際には道路整備もされています。
ラーメンショップの違い
ラーメンショップは緩いチェーン展開で全国展開してきたラーメン店です。
基本は材料を「椿食堂」で仕入れていれば「ラーメンショップ」を名乗れます。
看板に「加盟店募集 03-3744-5007」という電話番号が書かれていれば椿食堂系統であるは間違いありません。
店頭に「うまいラーメンショップうまい」と書かれているのが特徴で、その前後に「丸の中に椿」が書かれていても加盟店です。
さいたま市蕨にあるニューラーメンショップ。
ネギチャーシュー麺とチャーシュー丼。
どや?
丼がしっかりしててびっくり!
ラーメンはいかにもラーメンショップという感じで、濃口だぞ! pic.twitter.com/G2mfHj5I7i— 石川典行 (@ICCHY8591) 2014年9月21日
加盟店以外にも本部から独立して、新たに本部を作って展開しているのが「ニューラーメンショップ」です。
この系列は、そこから材料を買って「ニューラーメンショップ」を名乗っているか、独自の屋号で展開しています。
他にもたくさんの系統がありますが、本来のラーメンショップの味は「羽田の加盟店」で味わうのが一番です。
・うまいラーメンショップうまい(羽田の加盟店、03-3744-5007)
・うまいラーメンショップうまい椿(後ろに丸椿、羽田の加盟店、03-3744-5007)
・椿うまいラーメンショップうまい(前に丸椿、羽田の加盟店、03-3744-5007)
・椿うまいラーメンショップうまい(前に丸椿、福島の独立チェーン)
・ラーメンショップ さつまっ子(東京南部から神奈川北部に多いグループ、元ラーメンショップ)
・ニューラーメンショップ(元ラーメンショップから独立チェーン、神奈川の五味商事関連)
・独自店名の店(ニューラーメンショップ系列であることが多い)
・元祖ラーメンショップ(パンダマーク、元ラーメンショップから独立チェーン)
・ラーメンかいざん(元ニューラーメンショップかいざん)
・ラーメンショップ KANTO(中国、四国の独立チェーン)
・うまいラーメンショップ KANTO(ラーメンショップ KANTO 系列)
・うまいラーメンショップ KANTO まずい?(ラーメンショップ KANTO 系列)
・力ラーメンショップ力(前後に丸力”マルリキ”、029-874-1499、ラーメンショップ 牛久結束店のこと)
・ラーメンショップAji-Q(秋田・岩手のクックサービス系、019-643-8888)