今回の「京都ラーメンブログ」は、千本中立売のラーメン新店「ラーメン まるふく」さんの紹介です。2018年7月4日に新店オープンしており、昼はラーメン、夜は焼き鳥店という二毛作営業になっています。そのため鶏肉にはこだわりがあって、入手困難の希少な「京赤地どり」の鶏ガラをスープのベースに使っていました。
では、この「ラーメン まるふく」さん、いったいどんなお店なのでしょうか。
ラーメン まるふく @京都・千本中立売が2018年7月4日新店オープン
今回の「京都ラーメンブログ」は、2018年7月4日に新店オープンしたばかりの「ラーメン まるふく」さんへ行って来ました。
千本中立売に新しく開店したラーメン店で、昔ながらの白湯中華そばのお店です。
ご主人は北大路堀川「おばんざい ひのき」でラーメン修行をされた方(親戚)で、前から「千本中立売」という町が好きで、ここでお店をするのが夢だったんだそうです。
お店は京町家の雰囲気を残すお店で、カウンター7席になっていました。
ラーメン まるふく 実食レビュー
今回は「ラーメン+チャーハン」を食べることにします。
ラーメンのスープは「鶏ガラ+豚骨」で香味野菜などで出したベース、少し白く濁った白湯タイプの中華そばです。
トッピングは「チャーシュー3枚、メンマ、ナルト、九条ねぎ」、ナルトが入っているのは関西では非常に珍しいので、見た目は関東の中華そばに似ています。
スープはほんのりと醤油ダレの香りがし、出汁の風味が感じられるものですが、良質な鶏出汁が出ているのが飲んでわかります。
京都ラーメンは出汁を味わうスープで、関東ラーメンより少し醤油辛さは控えめなのですが、こちらでは少しだけ醤油ダレを強めにして京都ラーメンを少し関東系ラーメンに寄せた味わいになっていました。
チャーシューはほんのり甘味のある昔ながらの味わい、味がシッカリと付いているものになっていました。
見た目はよくある感じに見えますが、実は素材にこだわっていて、鶏ガラは「京赤地どり」を使っています。
これはなかなか入手できない希少な食材なのですが、オーナーさんがどうしても使いたくて頭を下げてなんとか入手しているという「贅沢な食材」です。
実はこちらですが、昼はラーメン店、夜は焼き鳥屋さんなんです。
なので、鶏肉はかなりこだわっているんです。
麺を啜った感じでは壬生にある「松葉屋製麺」さんという昭和24年創業の老舗製麺所さんのものを使っていました。
京都で製麺一筋の製麺所さんで、低加水のストレート麺、もっちり感のある中細麺でした。
万人に受けいられるラーメンで、40年ほど前に東京の下町で食べていたような「昔ながらの中華そば」のイメージに近いと思います。
それに京都らしい味付けをしてありますので、地元の方でも食べやすいラーメンです。
チャーハンは京都の「やきめし」ではなく、炒飯(チャーハン)です。
個人的にはこういうチャーハンが普通に食べたいのですが、京都では少ないので嬉しく思いました。
玉子たっぷりで、葱と甘味のあるチャーシューで中華味がよくしています。
個人的には、これに「ナルトの細切れ」が入っていれば、ほぼパーフェクトだと思います。
ラーメン まるふく メニューと値段
この「ラーメン まるふく」さん、実は値段はお手軽です。
ラーメンは650円、庶民的な価格ですが、「京赤地どり」を使っているのにこの値段は素晴らしいの一言です。
セットでチャーハン付けても900円になっていました。
チャーシューめん 850円
チャーハン 550円
ラーメンセット(ラーメン+チャーハンまたは炙りチャーシュー丼)900円
日替わり定食 800円(ラーメン、ごはん、おかず一品、つけもの)
ラーメン まるふく(丸福)アクセス方法
さて「ラーメン まるふく(丸福)」さんのアクセス方法です。
千本通を今出川まで北上していくと、今出川通の手前に「一条通」があります。
そこの「ローソン千本一条店」の北側、わかりやすくいうと元「麺屋 裕(ひろ)」さんのテナントです。
駐輪場、駐車場はありませんので、バスか徒歩で食べに行ってください。
前のローソンさんとパチンコ店の駐車場には絶対に駐車・駐輪しないでください。それでトラブルになって「麺屋 裕」さんは山科へ移転してしまいました。
営業時間:11:30~14時
定休日:不定休
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