京都市内はよく「碁盤の目のようだ」と言われるように、南北に通る道と東西に通る道がたくさん並んで通っています。
通りには「通り名」が付いていて「一条・二条・三条・四条」のように数字になっているものや「御前通・蛸薬師通・松原通」のように地名や有名な場所に準じた通り名がついていたりします。
しかし、よくよく京都を観察しているとそういった通りよりも、もっと狭くて細い道が無数に存在しているのに気が付きます。
そういった通りは路地名がついていたりしますが、その道がどういった道かで呼び方も変わり「路地(ろおじ)・辻子(ずし)・図子(ずし)」などと呼ばれています。
・路地(ろおじ) 行き止まり
・辻子(ずし) 反対側の道へ突き抜けているが途中でクランクしている
・図子(ずし) 反対側の道へ突き抜けている
今回はそういった京都に無数にある細い路地にある飲食店の中から京都観光の際にぜひ立ち寄りたいお店をまとめました。
ラーメン
大豊ラーメン 木屋町店(京都河原町)
お店の前の道は約1メートルほどで木屋町通と西木屋町通を結ぶ図子(ずし)の途中にあるラーメン店で、いかにも京都らしい場所にあると言えます。このエリアは夜になると賑やかになるため営業時間が夜のみ(18時~朝6時)となっています。
こういうもん家 Ro-ji(出町柳)
叡電出町柳駅のすぐ南側にある広場の奥に入口があり、奥へ入ると担々麺が美味しいラーメン店が見つかります。まるで屋台広場のようになっていてベトナム料理店も併設されています(お店の詳細はこちら)。
ichiren KYOTO(二寧坂)
京都らしい町並みで観光客にも人気の清水寺周辺にも細い路地がたくさんあります。そのうちのひとつ二寧坂を下りた西側の細い路地の奥にシャレた京都らしいラーメンが食べられるお店があります(お店の詳細はこちら)。
ラーメンムギュVol2 烏丸蛸薬師店(烏丸)
京都のオフィス街「烏丸」の路地奥にあるビルとビルの隙間にあるようなラーメン店です。チャーシューが美味しいことで知られていてランチタイムには行列ができることもあります(お店の詳細はこちら)。
麺屋練之助(西陣)
北野天満宮からも近い西陣病院すぐ近くの住宅街の細い道で「なぜここにある?」と聞いてみたくなるような場所にあるスタイリッシュなラーメン店です。京都の古民家をリノベーションし器や食材にこだわったラーメンがあります(お店の詳細はこちら)。
カレー
隙間カレー(二条駅)
お店の前の道は約1メートルほどで隙間のような場所にあるから隙間カレーです。私が京都で一番美味しいと思ったスパイスカレーのお店です(お店の詳細はこちら)。
路地奥間借りカレーぞろ芽(川端御池)
川端御池の東側に京町家が並ぶとても京都らしい路地があります。本来は和食のお店ですがランチタイムに出汁を使った和風カレーを食べることができます(お店の詳細はこちら)。
カフェ
あまいろ コーヒーとたい焼き(四条烏丸)
烏丸仏光寺の仏光寺通にある路地の奥にある丸いたい焼きのお店で繁華街ですが京都らしい場所にあることから若い女の子に人気のカフェになっています(お店の詳細はこちら)。
Actual Kyoto(四条大宮)
お店の前の道は約1メートルほどで京福嵐山本線が目の前を通るスタイリッシュなカフェで若者に人気があります(お店の詳細はこちら)。
Chubby Coffee(西陣)
北野天満宮からも近い西陣病院すぐ近くの住宅街の細い道を入り、さらに細い路地を入らないとたどり着けない発見困難カフェです(お店の詳細はこちら)。
まとめ
いかがでしょうか?
京都は有名な観光地もたくさんありますが、それ以上に路地奥飲食店もたくさんあるのが特徴的な街です。
今回はなるべく観光地や繁華街の近くで選びましたが、そうじゃないエリアにも路地裏でひっそりと営業している京都らしいお店がたくさんありますので探してみてくださいね。