今回の「京都ラーメン速報」は、2019年6月18日に新店オープンした「鶏そば ふじ田」さんの実食レビューです。場所は京都府京丹後市で、最寄り駅は京都丹後鉄道「京丹後大宮駅」というローカル線の駅です。しかし、この「鶏そば ふじ田」さん・・・・めちゃくちゃ美味しいラーメン店なのです。
記事の内容
京丹後のラーメン新店「鶏そば ふじ田」2019年6月18日新店オープン

京都府京丹後市で新店オープンした「鶏そば ふじ田」
2019年6月18日、京都府京丹後市で新しいラーメン店が新店オープンしました。
お店の名前は「鶏そば ふじ田」、大阪の人気ラーメン店である「ラーメンあおやま」で働いていた方の独立店舗です。
それだけに期待もあるわけで、京都市内からは電車で2時間(特急利用)で片道運賃は4000円を越えるという京丹後市のお店まで行って来ました。

2019年6月18日新店オープン 鶏そば ふじ田 (京丹後大宮、ラーメン新店)
この「鶏そば ふじ田」さん、オープン告知は結構前からされており、2019年6月18日の新店オープンを待ちわびていた方も多いと思います。
訪問当日は2019年6月18日の新店オープンだったこともありますが、ランチ時間帯には10名弱の行列という人気ぶりで好スタートをされていました。
では、次でこの気になる「鶏そば ふじ田」のラーメンを早速レビューしたいと思います。
鶏そば ふじ田 実食レビュー

京丹後ブラック、ピリッとしながらも濃厚な鶏出汁で旨い!(鶏そば ふじ田)
今回は「京丹後ブラック(750円)、チャーシュー丼(300円)」を食べることにしました。
着席から約15分ほどで着丼、黒く透き通る清湯の醤油ラーメンです。
これが、またかなり美味しいラーメンでした。

スープは和風ながらも鶏の風味が口いっぱいに広がります(鶏そば ふじ田)
ラーメンはいわゆる「中華そば」で、最近だと「らぁめん」とか書かれている部類のものですが、とても濃厚な鶏の風味がする至極の一杯です。
清湯でありながら出汁が濃厚で、口と鼻の奥に良質な鶏の風味が芳醇に香るラーメンとなっています。
醤油ダレはやや辛め、口中が微かにヒリッとする味わいです。
それに鶏油が浮かんでおり、とても記憶に残るラーメンとなっていました。

麺は中太、スープをよく吸っています
麺も絶妙な茹で加減で、固くも柔らかくもなくなんの疑問もなく食べることができました。
普段からラーメンを食べ歩いていると「ここは麺カタメ、ここはヤワメ」と記録していくのですが、「鶏そば ふじ田」さんでは麺の茹で加減を記録するのを忘れるくらい自然に食べることができました。
麺はスープをよく吸っており、麺からもスープの味わいをよく感じます。
スープもよくできていますが、麺もなかなかのものだと思いました。

チャーシューはホロホロとした食感です
チャーシューも美味しいです。
ホロホロとした食感で、この手のラーメンだと低温調理のレアかと思っていたのが逆に裏切られたような感じです。
チャーシューはこうありたいよねという見本のようなラーメンでした。
スープがややヒリッとするのが気になったくらいで、この「京丹後ブラック」はお薦めの一杯だと思います。
京都市内にあったら絶対に人気店になるだろうなぁと思いながら、スープを名残惜しそうにススってしまうほどのラーメンでした。

チャーシュー丼は絶対に注文するべし(鶏そば ふじ田)
ちなみに、チャーシュー丼(300円)も絶対に注文すべきものでした。
青ねぎにチャーシュー、それに大きく刻んだ玉ねぎがサッパリとした味わいです。
サイドメニューにも手抜きは一切感じなかったし、ラーメンと合わせても1050円なので、ぜひチャーシュー丼も食べてみてください。
鶏そば ふじ田 メニューと値段

メニューは4種類「鶏そば、京丹後ブラック、生醤油の油そば、溜り醤油の油そば」です
今回は「京丹後ブラック」という地元の京丹後をフューチャーしたラーメンメニューを食べましたが、他にも全4種類のメニューがあります。
ラーメンは「鶏そば、京丹後ブラック、生醤油の油そば、溜り醤油の油そば」のラインナップで、全体的に俯瞰すると・・・・
醤油にこだわったラーメン
というのが「鶏そば ふじ田」さんの特徴です。
値段はどれも750円で、サイドメニューはチャーシュー丼(300円)のみとなります。
京丹後ブラック 750円
生醤油の油そば 750円
溜り醤油の油そば 750円
味玉 100円
メンマ 100円
ライス 150円
半ライス 100円
チャーシュー丼 300円
鶏そば ふじ田 行列や待ち時間はどれくらいなのか

オープン初日は約1時間の行列でした(鶏そば ふじ田)
さて、ここで「鶏そば ふじ田」さんの行列や待ち時間はどれくらいなのかを記録しておきたいと思います。
約1時間並んでやっと入店したわけですが、中にも待ちがあるので(4人分)、さらに10分ほど中で待つことになりました。
田舎のお店なのでお店はそれなりに広いのですが、厨房とデッドスペースが広くて、カウンターは9席というお店なので、それなりに待ち時間は多くなるように思えました。
着席してから着丼までの時間は約15分、並び始めてから食べるまでの時間は合計で「85分」となりました。

やっと到着した「鶏そば ふじ田」さんの入口側に回り込んでみると・・・・

ランチ時間帯なので予測はしていましたが行列です
オープン初日ということもありますが、店舗への到着は12時10分、その時点で店外の待ち人数が9名。
店内にも待ちがあり、中待ちは4人です。
これくらいなら30分も待てば行けそうですが、店内はカウンター9席なので、この行列でも約1時間ほど外で待つことになりました。
・中待ち4名で約10分の待ち
・オーダーから着丼まで約15分の待ち
・合計で到着から食べるまで85分必要
鶏そば ふじ田 営業時間と定休日

大宮バイバス(国道312号)の靴流通センターの隣です(鶏そば ふじ田)
では、今回食べに行った「鶏そば ふじ田」さんの営業時間と定休日についてです。
営業時間は「11時~14時」と昼のみなのですが、火曜日のみ売り切れまで営業となっています(オープン~6月27日までは11時30分~14時30分で営業)。
定休日は「水曜日、木曜日」の二連休です。
それよりも問題なのは行く方法です。
これについては、詳しくこの後に紹介します。
鶏そば ふじ田 アクセス方法と駐車場について
・ここまでは「特急はしだて or きのさき」を利用
・特急は福知山経由と舞鶴経由があるが時間次第で早い方を使用。
・運賃は特急料金込みで片道3930円(舞鶴経由)~4100円(福知山経由)
・指定席券を推奨(+400円程度)
・宮津駅もしくは天橋立駅で京都丹後鉄道に乗り換え
・天橋立駅乗り換えのほうがホーム移動楽
・最寄り駅の「京丹後大宮駅」で下車(JRでここまでの乗車券購入可能)

京都駅~宮津駅(または天橋立駅)までは特急を使って3時間弱です
まず、京都駅~宮津駅まで行くには特急を利用します。
JR山陰本線で2時間ごとに1本運行していますので、一番速くのれる「特急はしだて or きのさき」を利用します。
ルートは「舞鶴経由」と「福知山経由」があり、福知山経由だと乗車運賃が少し高くなりますが、およそ片道運賃は特急券含めて3930円~4100円程度です。
長距離移動なので、京都駅からは座席指定がお薦めです(指定席券は+400円程度)。

京都市内から特急「きのさき」で2時間、宮津(天橋立)駅で京丹後鉄道に乗換えて30分
宮津駅もしくは天橋立駅で京都丹後鉄道という1時間に2本のローカル路線に乗り換えることになります。
天橋立まで行く特急の場合、宮津駅着の後に天橋立駅に向かうことになりますが、天橋立駅で乗り換える方がホームでの乗り換えが楽になっています。

最寄り駅はローカル線である京都丹後鉄道「京丹後大宮駅」
最寄り駅はローカル線である京都丹後鉄道「京丹後大宮駅」、天橋立から電車で30分くらいの丹後半島中ほどにある駅です。
京丹後大宮駅から店までは徒歩で行くことになりますが、約2kmなので20分くらい歩くことになります。
駅から「丹海バス」もあるようなのですが、運行便数が少ないので歩いた方が速く着きます。
また、タクシーは駅から電話で呼ばないと来ませんでした。

駅前の道を右折、まっすぐ数分歩きます

国道312号の案内板が見えたら右折して竹野川を越えます

京丹後大宮駅から歩き、大宮バイバス(国道312号)を目指します

途中は田んぼや畑がたくさんあります

周枳(すき)の交差点を左折します

駅から歩いて20分の「鶏そば ふじ田」
お店は大宮バイパス(国道312号線)の靴流通センターの隣です。
国道312号まで出てしまえば、手前には「ラーメン藤」の支店もあるメイン道なので迷うことはないでしょう。

駐車場は9台分、隣の閉店しているハローマックのところにも駐車可能
車で行く場合は駐車所が9台分有るので、指定された場所に駐車して利用してください。
もし満車でも、隣の閉店しているハローマックのところに駐車可能なので満車で入れないということはないと思います。
まぁ、かなり遠方のラーメン店でしたが、それに見合うラーメンだと思います。
鶏そば ふじ田 このお店の口コミは?
昼間Tweetした京都府京丹後市のラーメン新店です。
味について書いてませんでしたが・・・・【【【【うますぎ!】】】】
2019年6月18日新店オープン 鶏そば ふじ田 (京丹後大宮、ラーメン新店) – お墨付き! https://t.co/ZVaGRBQQr2#京都ラーメン #京都 #ラーメン #新店オープン #鶏そばふじ田
— ノーディレイ (@nodelayworks) 2019年6月18日
丹後ラー勉
いってきたょー
『鶏そば ふじ田』鶏そば&丹後ブラック/味玉 pic.twitter.com/AQKgRZbvg1
— M's wife (@witchy_s) 2019年6月18日
新規出店、鶏そば「ふじ田」で鶏そば食べてきた。
口の中でぷちぷちと噛みきれる食感のいい麺と、その麺に絡むスープは中々。
ただ油に特徴無さすぎたかなぁ。
油変えるか胡椒ふるなりで劇的に変わると思うな。
今後に期待。
ごちそうさまでした。
次は京丹後ブラック食べよ😋 pic.twitter.com/QV6jmUIQ4c— GNSK (@ganAKD) 2019年6月18日
今回は、これまで数多く紹介してきたラーメンの中から「至極の一杯」を選びました。珍しくランキング形式を採用、本当にウマい京都のラーメン店を10店舗厳選してあります。2018年の「実食評価」で候補店を選び、その中から「リピートしたい&記憶に残った」店のみという選りすぐりの店ばかりです。
京都はラーメン店が多いと言われ、おいしいお店も多くあります。一乗寺のようなラーメンストリートもメディアで紹介されて有名なのですが、地元民であればネットやメディアで話題のラーメン店よりも「600円以下で食べられるラーメン」のような地元密着型のラーメン店をよく利用していることでしょう。
関西・京都の知られざるラーメン店を毎日探してどこよりも速く実食レビューを掲載しています。
※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。
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京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。
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テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。