今回の「京都ラーメンブログ」は、京都発祥のラーメン店「魁力屋(かいりきや)」さんの紹介です。これまでも紹介していますが、ブランドとしての紹介は初めてです。鶏ガラを使った背脂醤油ラーメンで、カエシの醤油味で独特の味と香りがついており個性の強いラーメンです。
魁力屋さんは「ネギ入れ放題」なので、よく行くラーメン店でもあります。
地元・京都で一番ポピュラーな京都ラーメンといえば魁力屋
今回の「京都ラーメンブログ」は、京都府以外にも支店があるラーメンチェーン「魁力屋(かいりきや)」の紹介です。
日本全国に支店があるのでご存知の方も多いと思いますが、京都発祥のラーメン店です。
「京都北白川ラーメン魁力屋」とあるように、鶏ガラの清湯をベースにした北白川のラーメン店「ますたに」と同じ「背脂醤油(背脂チャッチャ系)」という京都ラーメンの王道のようなラーメンです。
しかし、味は「ますたに」よりも美味しく改良されていると思います。
特にカエシの味付けが良くなっていて食べやすくなっています。
昔からある京都ラーメンは「動物性スープの匂いがする」とか「味が薄い」さらに「麺が柔らかい」といった特徴があるのですが、そのあたりを改善してある京都ラーメンと言えるでしょう。
麺は低加水の「細めのストレート麺」を使っています。たぶん、切刃番手で22番くらいだと思います。
京都では、加水率29%程度の低加水のストレート麺が多く(通常は35%)、太さは普通麺と細麺の中間くらいのものを見かけますが、魁力屋さんの麺もそういう麺です。
細い麺の方がスープが絡みやすく、加水率が低い方がスープが染み込むのですが、関西より西はこういった麺を多く見かけます。
チャーシューは薄切りのもので、よく煮込んであるボソボソとした食感のものです。
京都ラーメンはだいたいどこも薄切りです。
魁力屋は他より脂身が多いと思います。その分、コクがよく出ている感じです。
ネギ入れ放題な京都ラーメン店
魁力屋というと「ネギ入れ放題」というイメージが強いラーメン店です。
他には「ラーメン横綱」も同様にネギ入れ放題だったりします。
ネギは国産ネギを使っており(産地は書かれていません)、卓上にネギが置かれています。
以前はもっと大きい入れ物だったのですが、パワーダウンして1/5くらいの入れ物になっています。
前はパサパサしたネギでしたが、最近は切ったばかりのネギで美味しくなっています。
一度にネギを大量に入れる方もいるのですが、それはスープが冷めてしまうのでオススメできない方法です。
目分量としては「少し少ないかな」くらいに入れて、食べきったらまた追加すれば良いのです。
スープが見えなくなるくらい盛ってしまうと、急速にスープは冷えていき美味しく食べられなくなるので注意してください。
ネギにラー油をかけると美味しい
ネギというのは「辛い」ものです。
たまに「甘いネギ」とか言っている人を見かけますが、ネギは加熱しなければ甘くありません。
このネギに「ラー油」を垂らして食べると香ばしくなって食べやすくなるのでオススメです。
この方法は数年前くらいに一度書いていますが、私はネギにラー油と酢をかけて食べています。
魁力屋(かいりきや)基本情報
さて、魁力屋(かいりきや)さんは日本全国にあるので、身近なお店を探してみると良いでしょう。
京都では普通ですが、他地域ではあまり味わえない風味の京都ラーメンらしいラーメンを食べることができるお店です。
京都では家族でよくいくラーメン店のひとつで、大人数でも大丈夫なように広いテーブル席が用意されています。
以前は靴をぬいで上がるタイプの席があったのですが、最近はテーブルタイプが多くなっています。
駐車場も広い所が多く、最近では駐車場を広げた店舗もあったりしていて「努力してるなぁ」と感じることが多いお店でもあります。
魁力屋(かいりきや)さんというのは、そういう改善ができるお店なので、そういうところも人気の理由なのかもしれません。
京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。