個性たっぷりの担々麺と豪華な〆のご飯が特徴的なお店「煌力(ごうりき)」さんに行ってきました。京都ラーメン数あれど、煌力さんほど個性的な味のお店はあまりありません。口コミでもあまり聞かないお店ですが「酒粕担々麺(冬季限定)」という珍しいメニューもあります。
今回は「酒粕担々麺(冬季限定)」と「汁なし担々麺」を紹介します。
煌力 @京都・西洞院のスパイシーな担々麺専門店に行ってきました
京都の西洞院にあるラーメン店「煌力(ごうりき)」さんに酒粕と担々麺をミックスした「酒粕担々麺(冬季限定)」というのがあるので食べに行ってきました。口コミなど少ないのですが「食べログ」では高評価となっていました。
「酒粕・担担麺」共に大好物が2つも合わさったラーメンということで大変興味深いお店です。
以前はラーメン・つけ麺などもメニューにありましたが、現在は担々麺専門店になっており、いずれのメニューもスパイス(サーチャージャン=沙茶醤)を効かせた南国風味の味わいになっているのが特徴的なお店です。
また、烏丸御池などビジネス街も近いことから「〆のごはんセット」がボリュームたっぷりと色々とこだわったお店でもあります。
お店の場所 二条城と烏丸御池駅の中間くらい
担々麺専門店「煌力」さんですが、御池通を京都市役所に向かって「西洞院通」沿いにありました。
周囲は薄暗く、お店の電光も少なめのため分かりづらい印象がありましたので行く場合にはよく目を凝らした方が良さそうな場所です。
営業時間は夜と昼の2部制で、低層マンションの一階にお店があります。
ひとつひとつに特徴のあるメニュー
メニューは担々麺一択ですが、趣向を凝らした6つのメニューがあり、いずれのメニューも独特の価値観がある構成となっていました。
THE 担々麺
汁なし担々麺
担々つけ麺
スタミナ担々麺
カラシビ担々麺
酒粕担々麺(冬季限定)
クッパ風
石焼ビビンバ風
石焼クッパ風
とり~り煮玉子
「クッパ風」と「とり~り煮玉子」は同じものっぽいので3種類かもしれませんが、メニュー上は4種類あるようです。
酒粕担々麺(冬季限定) 実食レビュー
今回も2種類食べていますが、まずは気になる「酒粕担々麺 〆ごはんセット」を食べてみました。
トッピングは「ミンチ・ネギ・もやし」と非常にシンプルですが、これに酒粕がブレンドされたスープになっていました。
ミンチ
ネギ
もやし
白ごま
スープは「サーチャージャン(沙茶醤)」の香りだと思いますが南国風の華やかな香りがし、甘みのある中に辛さが潜んでいる旨味のあるスープとなっていました。
占めご飯はクッパ風で半熟卵(煮卵)が丸々1個入ってものとボリュームが結構ありました。
普通の〆ごはんは量が少ないのが普通ですが、ここではごはん1膳分はあろうかというサイドメニューばりの分量になっています。
担々麺のスープを混ぜて食べると、スープの甘味と半熟卵の黄身が混ざって甘味とコクのある卵かけごはんのようになりました。
意外とこれが美味しかったです。
汁なし担々麺 実食レビュー
次に「汁なし担々麺 〆ごはんセット」を食べてみました。
かなりスパイシーで、なんとなく熱帯地方のカレーっぽい味わいがあります。やや、クセが強い混ぜそばで辛味は少し辛めのものになっています。
麺は平打ちのピロピロ麺(手もみ)で自家製麺かと思われ、モチモチ感のあるものを使っていました。
「食べるお酢」という名前は初めて聞きますが、平たく言えば酢の物です。
これを味変用に使っても良し、使わなくても良しです。
ちなみに味が急変化するので使いませんでした。
食べるラー油は干し貝風味のラー油になっており、旨味がかなり凝縮されたものになっています。
こちらの〆ご飯は石焼ビビンバ風になっていました。
卓上のIHヒーターで熱々の石焼にして食べます。
担々麺の残った具材を混ぜて食べるのですが、ごはんが多いので「汁なし担々麺」の具材は少し多めに入れないと味が薄くなります。
好みもあるでしょうが、オススメなのは「酒粕担々麺 〆ごはんセット」かなと思います。
煌力(ごうりき)基本情報
どのメニューも個性たっぷりのお店で、〆のご飯が石焼ビビンバになっているなど、アイデアを凝らしたお店で高評価と言えます。
今回食べた中では「酒粕担々麺 〆ごはんセット」の〆ごはんは美味しく食べられました。
酒粕担々麺も甘めのスープなのに後から辛みが来るものになっており、素材選びもこだわっているのがわかります。
場所は少しわかりづらいですが、目の前にコインパーキングもあるので西洞院通(狭いです)沿いを走っていけばなんとかなります。
京都府京都市中京区姉西洞院町545
営業時間:11時30分~15時、17時30分~21時
定休日:月曜日夜