鞍馬山ラーメンを食べてきました。鞍馬山(鞍馬寺)の岸本柳蔵老舗さんという食事処兼おみやげ屋さんにある個性的なラーメンで「鞍馬山らーめん」という名前で提供されているのです。実はこれ、とある個性的な味のするラーメンなのです!
個性的な味とはいったいなんなのでしょうか?
鞍馬山ラーメンとは?
京都には「鞍馬山ラーメン」という、あまり知られていないジャンルのラーメンがあります。
「鞍馬ラーメン」とも呼ばれますが、たぶんラーメン好きの方でもこの「鞍馬山ラーメン」というのを聞いたことがある方は少ないはずです。
「鞍馬山ラーメン」というお店の名前ではありません。
実際に「鞍馬山ラーメン」と呼ばれるラーメンがあるのです。
では、この「鞍馬山ラーメン」とはどのようなラーメンなのでしょうか?
かなり個性の強いラーメンなのですが、今回も実際に鞍馬まで行って食べてきたので実食レビューしたいと思います。
鞍馬山ラーメンがあるお店で実食レビューと評価
この「鞍馬山ラーメン」があるのが、京都の鞍馬寺に近い「岸本柳蔵老舗」という食事処です。
お店は2つあって、駅に近い角のお店ともう少し先の鞍馬寺の山門手前にもあります。
オススメはこちらの鞍馬駅に近いお店です。
角にあるので、食べるところも明るいし開放的です。
鞍馬山らーめん 650円
ちらしずし 600円
天ぷらそばうどん 700円
にしんそばうどん 700円
月見そばうどん 600円
きつねそばうどん 600円
親子丼 800円
玉子丼 700円
赤飯 600円
あまざけ 400円
では、早速その「鞍馬山ラーメン」というのを食べてみましょう!
※メニューと値段は記事掲載時点のものです(サービス内容は変更になる場合もあります)。
鞍馬ラーメンとは個性の強い「山椒」の入ったラーメンだった
さて、この「鞍馬山らーめん」というのは、いったいどのようなラーメンなのでしょうか?
実は・・・・
山椒が入ったラーメンなのです!
よくよく見ると「山椒」そして丸い山椒の実が浮かんでいるのがわかります。
これが独特の香りと味、そしてちょっとしたピリリとした辛さをラーメンに加えているのです。
山椒大好きな方にはたまらないわけですが、山椒の実もスープに浮かんでいるので、かじるとピリピリと刺激があります。
山椒が苦手な方もいると思いますが、私は大好きなので山椒の実をかじって楽しみました。
スープは和風だしで少し甘みがあります。
みりんだと思いますが、これがもっとウドン出汁に近づくと鳥中華になりそうな感じです。
麺は普通の太さで、よくある中華そば屋さんで味わえるタイプのものです。
量は結構あって、たぶん普通で言う「中盛り」くらいはあると思います。
スープには山椒がふりかけられているので、スープの甘みと山椒の香りが合わさって、個性的な味になっているラーメンでした。
岸本柳蔵老舗 基本情報
岸本柳蔵老舗さんは、叡山電鉄鞍馬線「鞍馬駅」の駅前にあるお店で、出町柳から鞍馬駅まで叡山電鉄鞍馬線で片道420円で行くことができます。
営業時間は早めで9:30にはオープンしているので、鞍馬寺に入山する前に食べた方が良いです。
というのも、鞍馬寺は本殿から奥の院まで行って、反対側の鞍馬神社側で下山する観光コースが一般的だからです。
京都府京都市左京区鞍馬本町244
営業時間:9:30~17時
定休日:不定休
※営業時間と定休日は記事掲載時点のものです。臨時休業の場合もありますのでご注意ください。
車で食べに行く場合
自家用車で行く場合は、駅前に駐車場(500円を岸本柳蔵老舗に支払う)か、コインパーキングがあります。
コインパーキングは高いですが、付近には民間の駐車場もいくつかあってだいたい500円程度で駐車できます。
バイクで食べに行く場合
バイクで行く場合は、鞍馬寺を通り過ぎると民間の有料駐車場があるのですが、そこと交渉するかバイク駐輪場の看板があるところで停めることができます。
バイクでも400円~500円くらいかかります。
私は、叡山電鉄鞍馬線「市原駅」にある無料駐輪場に停めて、そこから片道260円払って電車で行くパターンを使うことが多いです。
単に鞍馬線に乗りたいという理由だけですが・・・・。
鞍馬山ラーメン まとめ
ということで、今回はとても個性的な味わいの「鞍馬山らーめん」を紹介しました。
京都の有名観光地のラーメンですが、観光地価格ではなく普通のお値段で食べることができます。
特徴は「山椒が入っている」ことですが、実をかじらなければさほど辛くはありませんでした。
(1)京都・鞍馬寺の前にある「岸本柳蔵老舗」さんのラーメン
(2)お値段は650円
(3)中華そばに山椒がふりかけてある
(4)山椒の実も入っている
(5)スープは甘めも山椒はピリリと辛い