2025年11月21日オープン 古民家まぜそば・らーめん ごま
※この記事は2025年11月26日に投稿されたもので「メニュー・値段・営業時間・定休日」は2025年11月21日時点のものです。
・営業時間 7時30分~10時30分(朝ラーメン)、11時30分~15時(まぜそば)
・定休日 不定休
・予算 1000円前後
京都で飲食新店を探して紹介するブログ「京都のお墨付き!」で今回記事にするお店は京都府京都市下京区(七条壬生)で2025年11月21日に新店オープン(開業)したラーメン店「古民家まぜそば・らーめん ごま」です。
どんな店?創業日はいつ?
外観写真
2025年11月21日に開業(創業)したラーメン店「古民家まぜそば・らーめん ごま」です。
朝(モーニング)は魚介スープながら旨味と油のコクを感じる「朝ラーメン」が食べられるお店。昼(ランチ)はゴマの風味が濃厚な「まぜそば」のお店になります。
所在地(場所) は七条壬生で梅小路京都西駅からも近く、バイクや自転車は(バイク60分無料)の梅小路公園に駐輪して行くこともできます。お店にも駐輪場があるようですがお店の方に聞かないと分かりづらいので梅小路公園の駐輪場から歩いて行きました。歩いても数分なので自転車やバイクで食べに行くのが便利な立地です。
外観の雰囲気は店名にもあるように「古民家」風です。元は京町家だったのだと思います。路面側は看板建築だと思いますが一般的な和風の感じに仕上げてありました。ちなみに看板建築では一般的に和風の家を洋風に見せることがほとんどです。
元は以前紹介した定食屋「食堂 Five’s(ファイブス)」がありました。運営会社は確認したところ別になったということです。
公式SNSで確認したところオープン初日は昼から営業ということでした。これは朝営業があるお店のオープン初日あるあるです。オープン初日は準備の関係で昼から営業という朝営業のお店が結構多いのは経験則から感じられたので念のため公式SNSで調べたのです。ということで今回は「まぜそば」から食べることにしました。朝ラーメンはオープン2日目の朝から提供なので次の日も訪問しています。
なお、オープン前にタダ飯レビューが情報サイトに掲載されていたのですが、それを見るとオープン初日は朝営業がないということが書かれていませんでした。影響があるサイトなので朝は食べられないで帰る方が多そうだなと思い朝も見に行ってみました。しばらく見ていたところ案の定でした。お店に行く場合は公式SNSで事前にチェックしたほうが無難です。
店内写真とお店の雰囲気
店内の雰囲気は以前の定食屋の時からほぼ変わらずの畳敷きの部屋がある和風の造りです。入口の手前と奥に外履きのまま食べられるカウンター席もあります。部屋に上がる場合は靴を脱いで下駄箱に入れてからになっていました。
畳敷きの部屋はテーブル席になっていました。高齢者は座敷席よりもテーブル席のほうが楽なので、最近では和室でもテーブルを置いている飲食店が増えています。座布団であぐらや正座も良いものですが、そうでない方もいるので今後は和室でもテーブル席を用意するとお客さんに喜ばれそうです。
厨房前にもカウンター席がありました。こちらも畳部屋と同じように靴を脱いで利用するカウンター席です。厨房前のカウンター席は私もよく利用します。だいたい空いている時間帯に行って、他にお客さんがいない時に(もしくは少ない時に)厨房前に陣取るとお店の方とお話しやすいからです。私はかなり根掘り葉掘り聞くタイプなので厨房前カウンター席があれば必ずそこに座るようにしています。
座席数はカウンター席が11席ほど、テーブル席が4卓14席分ほどあって、昼は近くで働く人や家族連れで賑わいます。
近くで働いている方といえばお店から徒歩5~6分のところに「京都市中央卸売市場」があります。そのエリアは市場で働く方のために朝営業をしているお店が多いところです。今回紹介する「古民家まぜそば・らーめん ごま」も市場から近いし朝ラーメンをしているのは、朝に市場の方の需要があるからかもしれません。ただ、朝は7時30分からの営業になっていました。市場の朝はだいたい5時~7時なのでギリギリ(ちょい過ぎ?)開業という感じですね。
入口付近には分かりづらいですが「食器返却口」がありました。
まぁ気がついたお客が持って行っているって感じなので、食器を片付けないとギャーギャー言うようなお店ではなさそうです。
お店の方も普通に親切で居心地の悪さなどは一切ありませんでした。
お店ではなにが食べられる? テイクアウトはできる?
前述しましたが、モーニングは「朝ラーメン」で、ランチは「まぜそば」のお店です。
朝の「朝ラーメン」は魚介スープに中細麺で食べる中華そばですが、見た目アッサリとしているものの朝に嬉しい油分も忘れずに補給できる一杯です。
昼の「まぜそば」はゴマだれで混ぜて食べる担々まぜそばです。麺屋棣鄂(ていがく)のウイング麺を使っていて、縮れたというか独特の折曲がった形状をした太麺で食べるようになっています。タレがよく絡む麺です。
味変はできる?卓上調味料はなにがある?
卓上調味料は3種類のお酢(お酢・にぼし酢・ハバネロ酢)とコショウなどです。
お酢は「まぜそば」に使うと良くて、お薦めは「にぼし酢」です。朝ラーメンにはコショウがお薦めです。魚介系スープは特にコショウがよく合うのです。
食べた「朝ラーメン・まぜそば」の感想
朝ラーメン 実食レビュー
私が訪問(取材)した日は2025年11月22日。オープン二日目ですが、オープン初日にも訪問しています。まずは朝ラーメンから紹介するので訪問日が前後します。
見た目は白色のラーメンどんぶりに「青ねぎ・糸唐辛子・かいわれ・チャーシュー2種」がトッピングされていて朝ラーメンとしては豪華な内容です。かいわれは茎が紫色なのでスプラウトもしくはベニーナあたりでしょう。なんでもかんでもベニーナとは限りませんね。見た目では分かりづらいです。かいわれはとても種類が多いので知ったかぶりするとボロが出ます。なので私は茎が白でも紫でも「かいわれ」と書くことが多いです。
魚粉は入っているのか見た目ではよく分かりませんでしたが食べた感じでは入ってます。
スープは「魚介」がスープベース(出汁)。味付け(タレ)は白醤油でしょうか辛さ控えめの京都ラーメンらしい味わい。表面には香味油が浮かんでいてコク深さを感じます。見た目はアッサリとしたスープですが香味油が良い仕事をしていて、朝の油不足を補ってくれます。
ちなみに香味油は4種類から選べます。種類は「さば油・鶏油・自家製ラー油・豚脂」で、お店のお薦めは「さば油」です。今回選んだのも「さば油」で鯖の風味が朝ラーメンによく合っていてお薦めです。ちなみに「自家製ラー油」はかなり辛いので辛いものが苦手な方は選ばないほうが良いと感じました。これは「まぜそば」実食レビューで追記します。
関係ありませんが「油」と「脂」をきちんと使い分けているのが良いですね。お店でもレビュワーでも使い分けない人多いんですよ。こういう何気ないところで「ちゃんと知っている人なんだな」って分かるものです。
スープは魚介と書きましたが「鯖・いりこ・カツオ節」を使っています。定番の組み合わせです。
麺は太さは中細の角ストレート麺で適度なコシがあって美味しい麺です。麺量は普通にあるので結構食べ応えがあります。
製麺所は京都発祥で1931年創業の老舗「麺屋棣鄂(ていがく)」です。最近は多くのラーメン店で使用されていますね。まぁ、私は中金とか太陽も好きなんでたまには別の麺も味わいたいところです。
チャーシューは2種類入っていました。上の写真はバラ肉でホロホロとした食感の薄切りのものです。提供前にバーナーで炙っていました。
チャーシューの部位は「豚バラ肉(三枚肉)と豚肩ロース」です。
もうひとつは肩ロースの焼豚です。豚肩ロースはブロック肉を焼豚にしていました。
チャーシューって見た感じだと分かりづらいですよね。ウデ肉にも見えたりしますからね。でも、お店の方に確認したので間違いないと思います。
この内容でお値段は540円という安さです。
一般的には原価180円以下にしないと実現できない価格です。スープに「鯖・いりこ・カツオ節」を使って、トッピングにもチャーシューを2種類使っているのでお値打ち価格と言えるでしょう。この価格を実現するにはOEM(外注で大量生産)でスープを作るといけそうですが、追随して同じ価格帯で朝ラーメンを提供するのはなかなか困難でしょう。
まぜそば 実食レビュー
私が訪問(取材)した日は2025年11月21日と24日。オープン初日は朝営業がなくて昼の「まぜそば」のみの提供でした。そのためオープン初日は「まぜそば」を食べています。ただ、オープン初日に食べたのは「スタフトまぜそば」です。
メニューを見ると「まぜそば・スタフトまぜそば・スペシャルまぜそば」の3種類があります。
大雑把に言えば「スタフトまぜそば」は「まぜそば」に角切りのチャーシューが入っていて肉が3種類になっています。
トッピングで言えば「まぜそば」のトッピングが「青ねぎ・糸唐辛子・かいわれ・黄身・もやし・水菜・ミンチ・チャーシュー2種(バラ・肩ロース)」です。「スタフトまぜそば」のトッピングは「青ねぎ・糸唐辛子・かいわれ・黄身・もやし・水菜・ミンチ・チャーシュー3種(バラ・肩ロース・角切り肉)」です。角切り肉はたぶん肩ロースです。
食べていない「スペシャルまぜそば」はチャーシューの量が増えているもののようです。ベースは「スタフトまぜそば」でチャーシュー多めという認識で良さそうです。
あと「魚粉」も入っているかな。分かりづらいですけどね。
トッピングで「ニンニクと天かす」は無料ですがオーダー(紙に書くシステム)しないと入りません。
ちなみにオープン初日には黄身はトッピングの上に落としてありましたが、2025年11月24日に「まぜそば」を食べた際は別皿になっていました。
あと自家製ラー油も別皿になっていますが、これはオーダーシートに注釈で書いた結果です。オープン初日に食べた「スタフトまぜそば」にはデフォルトで入れてあったのですが、そのラー油がものすごく辛くて味が分からなくなったためです。辛いの苦手な方はオーダーシートに「ラー油少なめ・ラー油なし・ラー油別皿」などを書いたほうが良いと思います。
麺はウイング麺(太麺)で、麺量は並で約250gなので食べ応えがあります。
製麺所は京都発祥で1931年創業の老舗「麺屋棣鄂(ていがく)」です。前述しましたがウイング麺は独特の縮れかたをしたタレがよく絡むように開発された麺屋棣鄂の麺です。
ちなみに麺量も確認したところ「小(200g)・並(約250g)・大(480g)」です。これは他の実食レビューではまだ書かれていませんが、お店に確認した麺量です。麺量で値段が変わりますが、計算すると大(480g)はかなりコスパが良いと思います。
ゴマだれはとても風味が良くて、ウイング麺に絡ませるとゴマの風味がよく味わえます。ちなみにスープベースというか出汁には「豚骨・チャーシューを煮た出汁」が使われています。
チャーシューの部位は前述したように「まぜそば」が2種類で「豚バラ肉(三枚肉)・豚肩ロース」です。朝ラーメンよりチャーシューは大ぶりに思えます。
「スタフトまぜそば・スペシャルまぜそば」には角切り肉が入っています。
お肉は共通でミンチが入っていて甘辛の美味しいミンチで担々麺によく合っていました。
〆ごはんは「まぜそば」には付きません。
「スタフトまぜそば・スペシャルまぜそば」には付いてきます。
甘いゴマだれに〆ごはんが良く合いますので「まぜそば」でも注文すると良いでしょう(+50円)。
総評(まとめ)
朝ラーメンは魚介で見た目アッサリですが濃厚な味わい。かなり美味しいのにお値段は540円とお安い。
昼のまぜそばも朝ラーメンほどではないが濃厚なゴマの風味が美味しいです。
まぜそばに入っている自家製ラー油がものすごく辛いので別皿もしくは無しでも良いと思う。京都で辛いものが流行ったためしなしです。
立地がやや微妙だが、朝ラーメンのインパクトがあるので注目されれば繁盛しそう。ただ、朝ラーメンにしては営業開始時間が少し遅い気もする(市場の近くという点で)。
接客などまったく問題なし。
食器は返却するけど忘れても何も言われない。
梅小路公園の駐輪場が近いのでバイクで行くのが便利。
メニューと値段
イートインメニューと値段
※メニュー写真は2025年11月21日時点のものです。
お店のメニューを掲載します。
メニューや値段は変更されることがありますので参考にしてください。
ちなみにデリバリー(ウーバーイーツ・ロケットナウ)は今後予定になっていて、訪問時はまだスタートしていませんでした。
注文方法・決済手段
注文は席でオーダーシートに記入するようになっていました。
支払い方法は「現金のみ」のようです。
営業時間 / 定休日 / 行き方
所在地(場所)は京都府京都市下京区(七条壬生)です。
最寄りの駅は梅小路京都西駅で、最寄りのバス停は七条壬生川バス停(バス停情報)です。
駐車場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください。
駐輪は停められるスペースがあるそうなのでお店で聞いてください。ただ、梅小路公園の駐輪場がバイク60分無料なので、それを使って行きました。自転車は2時間無料とかだったかな。
店舗情報(クリックでオープン)
| 店名 | 古民家まぜそば・らーめん ごま |
|---|---|
| オープン日 | 2025年11月21日オープン |
| ジャンル | ラーメン |
| 所在地(住所) | 〒600-8833 京都府京都市下京区西酢屋町3 |
| 営業時間 | 7時30分~10時30分(朝ラーメン)、11時30分~15時(まぜそば) |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場・駐輪場 | 駐車場なし・駐輪場あるらしいけど梅小路公園の駐輪場がバイク60分無料、自転車は2時間無料だったような |
| 最寄り駅 | 梅小路京都西駅 |
| 最寄りバス停 | 七条壬生川バス停(バス停情報) |
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
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