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どんな店?創業日はいつ?
外観写真
2025年4月29日に開業(創業)したラーメン店です。
2025年5月13日の昼間に祇園四条で飲食新店を探していたところ、祇園の有名ラーメン店「ラーメンいつわ」さんのテナントに異変を感じて調べたところ、ラーメンいつわは2025年1月末で閉店し、跡地は夜だけ営業するラーメン店になっていることが判明しました。
所在地(場所) は祇園北側で、四条通から縄手通りを北に上がり、ひと筋目を東に入った角です。前述のように祇園では名実ともに有名であった名店「ラーメンいつわ」さんが2025年1月末で閉店して、二ヶ月ほどかけてリニューアルしたお店です。
リニューアル後の店名は「麺 金ちゃん」となっているのですが、暖簾(のれん)を見てすぐ気がつくことがありました。
実は京都の実家すぐ近くで2019年3月31日まで営業していた「金ちゃんラーメン 大徳寺総本店」と暖簾のロゴが一緒だったのです。
外観の雰囲気は「ラーメンいつわ」さんの頃から変わりありませんが、内装は完全リニューアルしています。
入店して聞いてみると、じつは「金ちゃんラーメン」の味を受け継いだお店とのこと。詳細は後述しますが、大徳寺前や北山で営業していた人気ラーメン店「金ちゃんラーメン」が完全復活したと言っても過言ではないお店だったのです。また、某新聞にネタパクされそうな話題ですね。
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店内写真とお店の雰囲気
店内の雰囲気は「ラーメンいつわ」さんの頃から完全リニューアルして新しい内装になっています。
L時カウンターに4名テーブル席が2つという構成で、カウンター席には暖簾が飾られるなどして屋台ラーメン店の雰囲気を感じさせました。
これは「金ちゃんラーメン 大徳寺総本店」が屋台ラーメンのような雰囲気のお店だったからです。その時のイメージを店内でも再現したものだとすぐにわかりました。
お店ではなにが食べられる? テイクアウトはできる?
テイクアウトはできませんが、メニューを見ると「金ちゃんラーメン」と「ラーメンいつわ」時代のラーメンがメニューに残っていて店内で食べられるようになっていました。
金ちゃんラーメンの味を再現したのが「金ちゃんラーメン」と「元祖からあげ」のふたつのメニューです。
他にもラーメンはありますが、金ちゃんラーメンと唐揚げ以外は「ラーメンいつわ」時代のメニューとなっていて、焼き飯は「ラーメンいつわ」の焼飯でした。
食べた「金ちゃんラーメン」の感想
金ちゃんラーメン 実食レビュー
私が訪問(取材)した日は2025年5月13日。
今回、私が選んだメニューは当然のように「金ちゃんラーメン」です。
私が京都に移住した時、家(実家)の近くにあったラーメン店が「金ちゃんラーメン 大徳寺総本店」で、京都に移住して初めて食べたのが金ちゃんラーメンでした。
その後も近所だったこともあり、屋台ラーメンのように夜だけ営業する「金ちゃんラーメン 大徳寺総本店」にはよく行ってラーメンと唐揚げを食べていました。特に唐揚げがお気に入りで、濃いめの味付けでこんがりと揚げた唐揚げはほんのりと甘みも感じてご飯と合う美味しい唐揚げでした。
ラーメンも唯一無二の味で、京都のラーメンとしては濃いめの味付けです。スープは濃厚こってりの見た目でありながら後味はさっぱりと脂が抑えられています。それでいて後からクリーミーなポタ系のまったりとした甘さを感じるスープがやみつきになる美味しさでした。
スープは「豚骨・鶏ガラ・野菜」がスープベース(出汁)。味付け(タレ)は醤油で辛さ控えめの京都ラーメンらしい味わい。表面には背脂が浮かんでいます。見た目はコッテリとしたスープですが空気を含ませるようによくかき混ぜることで脂っこさを飛ばして後味さっぱりとしたスープになっています。
後味さっぱりですが、飲み進めるとポタ系のようなコクと甘さも感じるスープです。
スープは完全に金ちゃんラーメンの味で、かつてあった京都の有名ラーメン店「金ちゃんラーメン」の味そのままの味わいで、とても懐かしい味わいでした。
チャーシューも金ちゃんラーメンの味そのものでした。見た目も独特だった渦巻きのようなチャーシューを継承しています。
実はこのチャーシュー、当時「金ちゃんラーメン」が営業していた時にチャーシューを作っていた方が作っているので完全な本物なのです。
麺は金ちゃんラーメンの細麺とは違って、少し太めの麺を使っていました(切刃番手は20番)。太さは太麺の角ストレート麺で全粒粉の特注麺です。
製麺所は大阪の「ツルミ製麺所」さんで、金ちゃんラーメンの時代に使っていた麺とは別の製麺所になっています。
実は店名に「麺 金ちゃん」とあるように、かつての金ちゃんラーメンの味を完全再現しつつ、麺は進化させたものになっているのです。金ちゃんラーメン時代の製麺所の麺も使えたのですが、より金ちゃんの味に合う麺を最終的に選んだ結果そのようになったとのことでした。
食べた感じではかつての金ちゃんラーメンの麺よりも確かにスープに合っていて、とても美味しい麺でした。
元祖からあげ 実食レビュー
金ちゃんラーメンといえば、こんがりと揚げられた唐揚げも名物でした。
私も大徳寺前のお店でラーメンを食べる時には必ず唐揚げも一緒に注文していました。当時は唐揚げとビールを最初に注文する常連もいて、最後にラーメンを食べて帰る方もいたくらいです。
その唐揚げも完全再現していて、当時食べていた下味がしっかりとほんのり甘さも感じるコンガリ唐揚げそのものの味わいでした。
金ちゃんラーメンの唐揚げは本当に美味しかったので、その味をまた味わえるとは思っていなかったので嬉しかったです。
ちなみに、今回注文したメニューは「金ちゃんラーメン+ミニやきめし」のセットに単品の「唐揚げ2個」を追加したものです。ミニやきめしとのセットはメニューにはありませんが値段は1350円です。唐揚げ2個は390円なので合計で1740円でした。
チャーハンは見た目とは違って醤油辛くない甘みすら感じる京都らしい焼き飯です。焼き飯は「ラーメンいつわ」で提供していたメニューで「金ちゃんラーメン」にはなかったメニューですが美味しい焼き飯なのでおすすめです。
総評
京都でかつて人気ラーメン店として全国展開も果たした「金ちゃんラーメン」の味を完全に受け継いだラーメンが食べられるお店でした。
詳しくは後述しますが、リニューアル前の「ラーメンいつわ」のオーナーさんは実は「金ちゃんラーメン」の創業者である橋本祐司氏の一番弟子だった方なのです。
チャーシューも唐揚げも当時の味そのまま。ラーメンは麺だけが違いますが、当時の味そのままでとても懐かしくスープ完飲みしてしまうほどでした。
メニューと値段
イートインメニューと値段
※メニュー写真は2025年5月13日時点のものです。
お店のメニューを掲載します。
メニューや値段は変更されることがありますので参考にしてください。
以下のメニューは2025年5月13日時点のものです。
金ちゃんラーメン(930円)
こってりラーメン(1080円)
あっさりラーメン(880円)
やきめし 赤(680円)
やきめし ガーリック(780円)
元祖からあげ 2本(390円)
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は訪問時点のものです。
注文方法・決済手段
注文は席で店員さんに注文するようになっていました。
支払い方法は「現金・QR決済(一部)」が利用できるみたいです。
決済情報(クリックでオープン)
支払い方法(QR決済) |
✅ 楽天ペイ ✅ auPAY |
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沿革・歴史
※内容は当ブログ独自情報なので流用注意です。
前述したように、今回紹介した「麺 金ちゃん」さんは「ラーメンいつわ」さんがリニューアルしたラーメン店で、かつて京都で生まれ全国展開した「金ちゃんラーメン」の味を受け継いだお店です。ちなみに金ちゃんラーメンは東京なども含めチェーン店が23店舗ほどありました。
では、なぜ「金ちゃんラーメン」の味を受け継いだのかというと「ラーメンいつわ」のオーナーさんは「金ちゃんラーメン」創業者の一番弟子だった方だからです。
金ちゃんラーメン創業者(橋本祐司氏)はすでに他界されていますが、まだお元気だった頃に一番弟子であった「ラーメンいつわ」のオーナーさんにこう伝えていました。
「もし金ちゃんラーメンが途絶えたら後を継いでほしい」
金ちゃんラーメン創業者が亡くなった後、娘婿が金ちゃんラーメンを受け継ぎましたがカレコレシカジカあって金ちゃんラーメンは2019年3月31日に突如閉店してしまいます。「ラーメンいつわ」のオーナーさんはその後に「金ちゃんラーメン」を継ぐかどうか数年悩んだそうです。なぜなら、その頃には「ラーメンいつわ」も祇園では有名なラーメン店で繁盛していたからです。しかし、先代の意思を受け継ぐ形で完全リニューアルしました。
前述したように「金ちゃんラーメン」はかつて23店舗ほどありました。直営は5店舗、のれん分けは18店舗あったそうです。1973年に屋台を引き始まったラーメン店でしたが、その味が京都で認められて東京などにも支店がありました。
なお、大徳寺総本店は大徳寺門前にあった屋台風の店舗で夜のみ営業していた直営店です。1973年創業の老舗でしたが2019年3月31日に突如閉店してしまいました。
私が京都に移住した時には城陽店という店舗もありましたが2023年1月15日に閉店しました。
北山店もかつてあって、北山駅前の「よしむら」近くにかつてあった直営店です。後に岩倉に移転しました。
岩倉店(2014年頃まで存在)は京都市左京区岩倉の「GRILL TAKARA」近くにあった店舗です。
山科店も今の「近江ちゃんぽん亭 山科西野店」のところにかつてありました。山科店は2008年頃まであった店舗で、後に(2009年3月24日)「らーめん麺壱」が開業したところです。
営業時間 / 定休日 / 行き方
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所在地(場所)は京都府京都市東山区(祇園北側)です。
最寄りの駅は祇園四条駅で、最寄りのバス停は四条京阪前バス停(バス停情報)です。
営業時間は記事掲載時に確認した時点では「18時30分~深夜3時(金曜と土曜は深夜4時まで)」で、定休日も同じく確認したところ「日曜日」ですが新店オープン時のものです(変更されている場合があります・食べログ及びそのレビューワーによる当ブログ情報のコピペ使用を禁ずる)。
駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください。
店舗情報(クリックでオープン)
店名 | 麺 金ちゃん |
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オープン日 | 2025年4月29日オープン |
ジャンル | ラーメン |
所在地(住所) | 〒605-0085 京都府京都市東山区大和大路通四条上ル末吉町101 小姐ビル 1階 |
営業時間 | 18時30分~深夜3時(金曜と土曜は深夜4時まで) |
定休日 | 日曜日 |
駐車場・駐輪場 | なし |
最寄り駅 | 祇園四条駅 |
最寄りバス停 | 四条京阪前バス停(バス停情報) |
※この記事は2025年5月13日に投稿されたもので「メニュー・値段・営業時間・定休日」は2025年5月13日時点のものです。
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
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