京都で朝ラーメン(朝ラー)を食べることができる「京都中央卸売市場」へ行ってきました。今回訪問したのはラーメン専門店「石田食堂」さんで、市場の関係者御用達のお店です。カツオ・昆布・豚・鶏ガラの出汁で白醤油のカエシを使った魚介の味わいのするラーメンを食べてきました。
最新情報:この店舗は2019年4月時点で閉業しています(2018年11月中旬から休業状態でした)。
京都中央卸売市場で朝ラー
今回の「京都ラーメンブログ」は、ラーメン店「石田食堂」さんへ、朝ラー(朝ラーメン)を食べてきました。
京都の台所「京都中央卸売市場」内にある仲買人御用達のラーメン専門店で、創業は1946年と古く「石田食堂」という名前からは普通の定食屋の雰囲気がしますが、ラーメン専門店です。
京都中央卸売市場の中には2軒のラーメン専門店があり、ひとつは「石田食堂」で、もうひとつは「香来」です。
どちらも「関連棟」という飲食店などが入ったビルで営業しています。
ラーメン石田食堂
「ラーメン石田食堂」さんがあるのは「関連棟11号」という建物で、市場の西中央付近にあります。
なんとなくノスタルジックな外観は、市場の雰囲気そのままです。
昭和の懐かしい雰囲気が漂っていますよね。
市場の食堂は朝6時頃から昼過ぎくらいまでの営業です。
今回は昼にお邪魔しましたが、市場関係者が若干名いたくらいで空いていました。
ラーメンは650円、サイズは「小・並・大・特大」があり、他には「チャーシュー麺・冷麺・焼飯・カレー」くらいのシンプルなメニュー構成です。
では、さっそくラーメンを食べてみましょう!
ラーメン石田食堂 朝ラーメン 実食レビュー
朝ラーメンですが、実際には昼に食べています。
青ネギが多めで、ナルトにチャーシューという中華そばで、スープは白濁の白湯スープになっていました。
ライトな感じかなと思ったら、鰹の香りが結構する魚介っぽいスープになっています。
味わってみて、たぶん「鶏ガラにカツオ出汁の素」かなという風味です。
お店の方に聞いてみたところ「鶏ガラ+豚骨+昆布+カツオ」を合わせているとのことでした。
出汁が結構濃いめに出ているのは関西らしいところで、京都ではカエシよりも出汁が濃いラーメンが多いですね。
カエシは「白醤油」を使っているので、白濁した出汁そのままの色合いになっています。
麺は細目のストレートで、京都ではよく使われる麺を使っていました。
ベースは豚に鶏も使っていますが、朝に食べるラーメンなので、魚の風味を前面に出しているんだなと思いました。
ラーメン石田食堂 基本情報
さて、「ラーメン石田食堂」さんですが、場所は京都中央卸売市場です。
基本的には魚屋さんや卸に仲買人の皆さんが来る場所ですが、一般の方も絶対に入っちゃダメというわけでもありません。
市場の脇にある「関連棟」では普通に買い物もできますし、普通に食事もできます。
駐車場は関係者向けだと思いますが、バイク・自転車は正面入口入って左側にあるトイレ周辺に停めることも可能です。
周辺にはラーメン以外にも「うどん・喫茶」なんかが結構お店があるので、ウロウロしてみると面白い発見がある場所です。
京都府京都市下京区朱雀分木町80
営業時間:6時~13時
定休日:水曜・日曜
ラーメン石田食堂 閉店
2018年11月中旬頃(9日前後)から「ラーメン石田食堂」さんが閉店されているそうです。
理由はご主人が体調を崩されたからということで、今後復活の見通しはなさそうでした。
残念な話ですが閉店となりました。
ラーメン石田食堂 閉店@京都中央卸売市場で朝ラー 紹介 – お墨付き! https://t.co/xGJ4lxt9Td#京都ラーメン #京都 #ラーメン #閉店 pic.twitter.com/teGhTW83yW— ノーディレイ (@nodelayworks) 2019年4月11日
京都ラーメンの最新情報「京都のラーメン店オープン情報(閉店含む)」です。