2026年5月18日オープン 豚骨魚介ラーメン穣 (みのる)
※この記事は2026年4月8日に投稿されたものですが、オープン初日に訪問して最新情報に情報更新しました。掲載している「メニュー・値段・営業時間・定休日」は2026年5月18日時点のものです。
・営業時間 11時~14時・18時~21時
・定休日 火曜日・月曜夜
・予算 2000円
京都で飲食新店を探して紹介するブログ「京都のお墨付き!」で今回食べに行ったお店は京都市左京区(一乗寺)で新店オープン(開業)の「豚骨魚介ラーメン穣 (みのる)」です。
豚骨魚介ラーメン穣 (みのる)はどんな店?
2026年5月18日に開業(創業)のラーメン店「豚骨魚介ラーメン穣 (みのる)」です。
オープン初日は30分前に到着するとすでに行列が出来ていましたが、並んでいるのは一部を除き「らぁ麺とうひち」や「らぁ麺すぐる」に通っていたファンの方々のようでした。
そう、今回紹介する豚骨魚介ラーメン穣 (みのる)」は京都で一番有名なラーメン店「らぁ麺とうひち」のDNAを継承したラーメン店なのです。
所在地(場所) は京都市左京区(一乗寺)ですが、ラーメンストリート(ラーメン街道)がある北大路通より北側の東大路通沿いではありません。
エリア的には茶山とか高原町に近いほうで、叡電の茶山・京都芸術大学駅から歩いてすぐ近くです。
北大路通の叡電踏切を南に下がる高原通り沿いで、家系ラーメンの紫蔵が初めて京都で開業したテナントです。後に、ますたにで働いていた名物おばあちゃん(岡本かほるさん)がラーメン店「岡本屋」を開業したテナントでもあります。最近では和食のお店(居酒屋?)がしばらく営業していましたがペットサロンになりました。結構入れ替わりが多いテナントですね。そういえば、岡本屋のお孫さんが滋賀県で開業した「岡本屋(二代目)」さんからもお祝いのお花が届いていました。
写真左側が店主(石浦穣ニさん)で右側が袖岡さん(とうひち店主)です。
ちなみに今回のお店のオープンを知ったのは2026年1月。フォロワーさんというか「ラーメンながた」さんから「らぁ麺とうひち出身(らぁ麺すぐるの店長もしていた)の店主さんが2025年4月頃にラーメン店を開業するようですよ」という地元情報をリークしてくれていたので工事が始まる前から定期的にチェックしていました。
オープン初日、お店に到着すると数キロ先からでも識別できる独特の声色な「らぁ麺とうひち」の店主である袖岡さんのお声が聞こえたと思ったら店頭に出てこられました。久しぶりでしたが、すぐに私に気がついたようでご挨拶させていただきました。ということで、今回も袖岡イズムを継承したお店の紹介です。ちなみに、らぁ麺とうひちは北区で最初のオープンの時(工事中)から取材させていただいていたお店で私がラーメンの記事を多く書くようになった切っ掛けにもなったお店です。北区の西賀茂(正確には大宮)という僻地で、すぐに大行列店になった京都で一番有名なラーメン店ですね。後にビブグルマン(ミシュラン)にも掲載されました。
ちなみに「豚骨魚介ラーメン穣 (みのる)」もご近所のお話ではすでに「大行列店になる」と噂なんだとか!
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2026年5月18日訪問『ラーメン』実食レビュー
オープン初日のみ記帳制になっていて並んでいても割り込みなど気にしなくて良いのが好印象でした。京都は南に行くほど割り込みが酷い印象がありますが今日は北側なんであんま心配してなかったし、袖岡さんのお弟子さんのお店だから客層もそれなりだろうと思っていたので心配はしてませんでした。
店内は岡本屋さんがあった頃とはだいぶ造り(内装)が変わっていました。割烹のような落ち着いた雰囲気で、逆L字カウンターで席数は10席です。厨房を前にお客さんが並んで座るよくあるスタイルですが内装も落ち着いた雰囲気でBGMも大人な雰囲気です。
メニューはシンプルに「ラーメン・つけ麺」という構成。それにトッピングが豪華な「特製ラーメン・特製つけ麺」がありました。
らぁ麺じゃなくて「ラーメン」なのが個人的にはなんか好印象でした。
今回は特製ではない普通のラーメンです。トッピングは「青ねぎ(九条ネギ)・チャーシュー2枚・メンマ」がトッピングされていました。こういう実食レビューではメニュー選びは、まずデフォルトからが基本です。特製だと「海苔・味付き煮玉子・チャーシュー増量」が追加されます。
※【補足】メニューでは普通のラーメンでも海苔が付くと記載がありましたが、当日のラーメンには海苔は付いていませんでした。
お店の公式SNSでは京都産や近場の食材をなるべく使っていきますとあり、青ねぎは京都産「九条ねぎ」でした。竹田とか京都市南部で多く栽培されてますね。
メンマは京都では「竹」って呼ぶこともあります。醤油ダレに長時間漬け込んだメンマのようですが辛くなく醤油の風味がよく感じられます。甘みはないので大人の味わいで山椒(実)でも風味を付けてありました。
チャーシューは「豚ウデ(肩)肉/豚肩ロース/豚バラ肉(三枚肉)/豚モモ肉」を基本的に使っていて、特製ラーメンだと4種類です。ラーメンだとその中から2種類を使うそうです。部位は仕入れによって変わりますが今回は「バラ・モモ」でした。タレにつけ込んだチャーシューのようで食材の豚肉が美味しいんだと思いますが、脂身が美味しい豚を少し炙って提供していました。チャーシューを炙る店は多いですが、基本的に作り置きになってしまうチャーシューは時間が経つと硬くなってしまいます。それを炙ることで脂を溶かして美味しく食べられるようにしますね。チャーシューは切り立てなんで肉は硬くはなく食感も滑らかな豚肉でした。京都産ということなんで食べた感じでは三元豚の「京都ぽーく」のようです。ということは仕入れは南区(吉祥院)の有名な「青田畜産」さんでしょうね。京都ぽーくにこだわる精肉卸店さんです。京都ぽーくは脂身も甘く柔らかい豚肉でめちゃ美味しいんですよ。店主さんは、ラーメン店で修行された後は数年ほど下鴨(左京区)の超有名な焼肉店でも働かれていたそうなのでお肉にはこだわりを感じますね。
ちなみにチャーシューで使われている「豚ウデ(肩)肉/豚肩ロース/豚バラ肉(三枚肉)/豚モモ肉」についてです。
豚ウデ(肩)肉と豚肩ロースはどちらも「肩」がつきますが、豚ウデ(肩)肉は前足付け根で足を動かすため筋肉質(スジが多い)で硬めの食感になります。ゆえに肉感(コクではありません)が一番強い部分と言え、安価なので京都市南部食べられている獣臭が特徴的な「豚あっさり系ラーメン」で使われていることがありますが(第一旭や藤では使ってません)二郎系で食べることが多いかな。豚肩ロースは首から背中にかけて付く肉で赤身に脂身のサシが網目状に付いているのが特徴です。豚肉らしいコクと旨味(獣臭ではありません)が味わえる部分で加熱しても硬くなりにくいのでチャーシューでよく使われます。肩ロースは赤身と脂身でいえば赤身主体です。赤身と脂身のバランスが良いのは「肩」が付かない豚ロースのほうです。豚ウデ(肩)肉はスーパーで薄切りされてよく安価で売られています。いわゆる「豚こま切れ肉」のことです。豚肩ロースはスーパーでは高めの豚肉ですが赤身と脂身がちょうどよくトンカツやしゃぶしゃぶで使われています。
豚バラ肉(三枚肉)は豚の腹側の肉です。豚の背中側である豚ロース(背肉)よりも脂身が多く赤身と脂身が交互3層になっているので三枚肉と呼ばれています。見た目からして肉のキメが粗いですが脂身のコクと旨味と調和して濃厚なチャーシューに仕上がります。
豚モモ肉は内モモ肉とその下部位にある丸い形のモモ肉である芯玉(シンタマ)をまとめた部位です。シンタマは拳に例えてナックルと書く場合もあります。関西ではマルと呼ぶこともあります。モモ肉はアッサリと言われがちですが脂身が少ないだけでアッサリという表現はなんか違うと思います。あとモモは部位で味わいが違います。内モモは脂身が少ないですがキメの細かい柔らかなお肉で旨味も程良く感じられるのでチャーシューでよく使われています。第一旭とかだと外モモ肉なのでやや硬めで旨味は強くなります。
ということでチャーシューがめちゃくちゃ美味しかったです。
ちなみに、部位はお店に確認しました。見た目や食べた感じでも大体分かるんですが聞くのが一番です(笑)。
ただ、今日みたいに混雑していると聞きづらいので、食べ終わった後に袖岡さんに聞きました。今日はマニアの方も多くいますし、オープン初日で店主さんも厨房でお忙しいからです。
空いてたら店主さんに直接聞く機会がありますが、私はだいたいオープン前の密着取材で事前に聞くか、自分で調べる(食べる)かです。まぁ、他のブロガーがいて聞かれたら情報使われちゃいますしね。なんか、オープン初日や混雑時にお忙しい店主さんを煩わせるのは素人っぽくてイヤですね。
スープは「豚骨・魚介」がスープベース(出汁)というのは店名から分かりますが、ほんのりトロみがあるコクを感じる豚骨の味わい。それに魚介の旨味を合わせたスープ。そこに醤油の香ばしさを合わせてあります。
で、ここまではよくあるんです。
味付け(タレ)は醤油で辛さ控えめの京都ラーメンらしい味わいです。醤油の香ばしさをよく感じます。
これもここまではよくあるラーメン。
まぁ、だいたい「袖岡イズム」は「そう来たか」と思うスープですが、さすがお弟子さんだけあって今回もそう思いました。
まず濃厚な豚骨スープはドロドロしたものほど醤油辛いとかキレがあるとかだどクソ不味いです。なので醤油辛さ控えめで醤油のシャープなキレも抑えたまろやかな醤油がもつ独特の香ばしさと酸味で食べるようになっていました。トロみを抑えつつ、醤油も抑えつつ、そこに魚介も臭みを抑えつつ加えることで完成度の高いスープになっています。まずここで「そう来たか」と思いました。
つけ麺なんかもそうですが濃厚でドロっとした豚骨魚介ほど甘みをつけることが多いと思います。前述しましたが醤油辛いと不味いからです。だけど、甘さで誤魔化すということをしないで直球で攻めてきてるのに、バランスを調整していつの間にかグイグイ飲めるスープに仕上げてくる。そこに「袖岡イズム」の継承を感じます。
あと、豚骨と書きましたが、トロみがあるので細かく言えば「ゲンコツ・豚足」です。食べ終わった後にコラーゲンといえば聞こえはいいですが脂感が唇に残ります。
で、魚介は「煮干し・かつお節・鯖節」。
煮干しは関西でいえば「いりこ」ですが、こちらでよく使うのは瀬戸内海の燧灘(ひうちなだ)のものです。かつお節と鯖節も使っているんで結構な旨味が出てました。
豚の脂感が気になりましたが、総じて言えば「見た目からは想像できないほど上品で大人の味がするスープ」です。なのに最後で脂感を強く感じる・・・・そう来たか・・・・なスープです。
絶対に客層は大人を狙って来てますね。
お店も前述したように落ち着いた雰囲気でめちゃくちゃ良い感じです。イケオジが若い女の子連れて食べに行くのにおすすめですね。ま、私には縁遠い世界なんで若い女の子を連れたイケオジは滅んでもらってかまいませんけども。
麺はほんの少しだけ平打ちのストレート麺で、チュルっとしすぎない、喉ごしでは食べない感じのほどよい口あたりで好きな麺でした。コシがある感じではなくモチっとした感じでもなく、なんか京都の麺らしいパツさが少し感じられました。
ちなみに麺量はラーメンが180g(茹で前)と多め、つけ麺は250g(茹で前)なので適量な感じ。
とうひちと言えばチュルチュルチュルチュルな麺というイメージもあったので、やっぱここでも「そう来たか」と思いました。
つか、麺がすげーウメーなおいって感じでした(つけ麺も期待大)。
麺は袖岡イズムということで自家製麺です(お高い製麺機がありました)。
切り刃は16番で、細いうどんくらいの麺です。ラーメンの麺分類でいえば極太麺のほうです。中細でも中太でもないのは濃厚でトロみがあるスープだからですね。ちなみに長崎チャンポンとかで使う太さですが長崎チャンポンの麺みたいにモチっモッチっモチモチ~とはしてません。
私が好まないチュルチュルチュルチュルな麺ではなく、私があまり食べないモチっモッチっモチモチ~な麺でもなく。一言でいえば私が好きな京都の麺という印象がありました。
総評(まとめ)
西賀茂の有名ラーメン店「らぁ麺とうひち」出身。2号店だった修学院「らぁ麺すぐる」で店長の経歴もある方の独立開業店。ちなみに「らぁ麺すぐる」は閉店していて、その場所に「らぁ麺とうひち」が移転している。ラーメン店で修行した後に下鴨の地元では有名な焼肉店でも働かれていたとか。
場所は一乗寺だが茶山というか高原町というか元田中というかくらい一乗寺ラーメンストリートから離れていますが一乗寺です。
豚骨魚介ラーメンは京都では難しいジャンルだと思う。特に魚介系ラーメンは京都ではウケないジャンル。貝出汁ならまだしも煮干し系だと鳴かず飛ばずの可能性があると思ったが、うまくまとめてあってスープも麺もかなり美味いです。
とても落ち着いた雰囲気で接客も落ち着いた雰囲気。私がイケオジだったら若い女の子を連れていきますがイケオジではないのが残念です。
(カウンター席しかないが)女性ひとりでも気兼ねなく入店できる雰囲気。まぁソロで二郎食ってる女子もいますが(そういう雑な女子が好き)、多くの女性はひとりでラーメン食べるのには抵抗感あるんで、そんな方でも入れる雰囲気にしてきたんだと思う。
ラーメンも大人の味わいでターゲット層は若い子ではなくオトナだと思った。
私が選ぶ店はミシュランと相性が悪いが、ここはミシュランがすぐにくるんだろうな~と思った。
メニューと値段
※メニュー写真は2026年5月18日時点のものです。
お店のメニューを掲載します。
メニューや値段は変更されることがありますので参考にしてください。
券売機で食券を買うようになっていました。支払い現金のみです。
ただ、初日の券売機君はご機嫌斜めでした(ウンともスンとも言ってませんでした)。
営業時間 / 定休日 / 行き方
所在地(場所)は京都府京都市左京区(一乗寺)です。
最寄りの駅は茶山・京都芸術大学駅で、最寄りのバス停は高原町バス停(バス停情報)です。
営業時間は「11時~14時・18時~21時」で、定休日は「火曜日・月曜夜」です(記事掲載時点の情報で変更されている場合がありますので公式でご確認ください)。
駐車場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください。
店舗情報(クリックでオープン)
| 店名 | 豚骨魚介ラーメン穣 (みのる) |
|---|---|
| オープン日 | 2026年5月18日オープン |
| ジャンル | ラーメン |
| 所在地(住所) | 〒606-8171 京都府京都市左京区一乗寺西水干町32−32 コーポバイロン 107 |
| 営業時間 | 11時~14時・18時~21時 |
| 定休日 | 火曜日・月曜夜 |
| 駐車場・駐輪場 | なし |
| 最寄り駅 | 茶山・京都芸術大学駅 |
| 最寄りバス停 | 高原町バス停(バス停情報) |
※読者様の情報で行ってきました。情報提供ありがとうございました!
※お店の方というか袖岡さんにブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
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